<海辺の家>
いつものようにCMで得ただけの知識で見てきました。いつもはこのパターンで失敗するんですが、問題ありませんでした。と言ってもこの映画の場合、CM内にほとんど情報がないんですけどね。
読んで字の如く。大まかに言ってしまえば、まさにそんな映画。付け加えれば無駄のない、でしょうか。スタッフロールを見ればわかりますが、驚くほど登場人物が少ないです。ドラマ作りの基本をしっかりと踏襲した結果かと。
物語としては息子のサムが簡単に更生するようなきらいがありますが、そこから時間をかけて描くことで説得力を持たせています。
アリッサの不思議な懐の広さも物語を支えています。ほぼ全ての登場人物に対して特殊な役割を果たしているのが印象深いです。
ラストのあっさりしたところも実にこの映画らしいかと。ありきたりな言い方ですけど、心に残る映画って感じです。恐らくはDVDを買うかと思います。
<MIB2>
2作目にしては面白い。一言で表現するとそんな感じ。
話の流れが最初から最後まで続いていて切れることがありません。これをどう感じるかで評価が分かれるように思います。個人的にはKが記憶を取り戻すあたりに爽快感が感じられないのがどうもスッキリしませんでした。CMでそんな感じを受けていただけに。
Fのキャラは安直ながらもこの映画の設定らしくてうまいと思うんですけど、あくまでもマスコットに過ぎないのが残念かなぁ。もうちょっとお笑い以外でも活躍してくれたなら。
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