ディズニー100周年記念作品でありながら「ナディア」のパクリじゃねぇの? と陰口をたたかれた不幸な作品。
実際見た感じは先行イメージが良くなかったせいもあるかもしれませんが、なかなか良かったです。
圧倒的な美しさ(特に背景)で語られる王道的ストーリーは安心して見ていられます。話の大筋が夏前に公開された「エル・ドラド」と被るのは少し気になりますが。
ポスターに描かれた格好よい潜水艦が開始わずか2、30分くらいで海の藻屑と化すのには唖然とさせられました。このへんから「ナディア」とは違うな、と感じ始めました。
描写はそれほど多くないのですが、個性的なキャラクターたちもこの作品の大きな魅力になっています。実写化されることがあっても俳優選びに苦労しそうにないほど、印象的なキャラクターデザインです。
ラストシーン近くでジャイアントが立ち上がるシーンはなかなかに壮観。一見の価値ありかと。
個人的に気になったのはヒロインが8800歳ということでしょうか。ってそれはしょうがないですけどね。
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