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ミッフィーさんのリポート('00 Feb)

 私は、1月9日から14日までの日程でカンクンに行ってきました。ホテルは、リッツカールトン。ちょっと贅沢ですが、今回の旅では、おもいっきりバカンスしようっていうのを前提にしてたので・・・。私は、彼と2人で行ったのですが、カンクンってところは、大体ハネムーンで行くっ て人が多いらしく、私たちは 何回もハネムーンにまちがわれました。
 リッツについてですが、話に聞いていたように、割とゴージャスなカンジでした。でも、思ったよりは、スゴイというカンジでもなかったです。お部屋は、デラックスオーシャンビューでした。部屋の位置がたまたまよくって バルコニーから、とっても美しい海がよく見えました。海には、何度も感動させられっぱなしでした・・。
 さっきもいったように、ハネムーンに間違われたおかげでお部屋には、フルーツがガッツ盛りになってました。 おまけに、カードまで添えられて、しっかり彼の名前で夫妻ってなってました・・・。
 朝食についてですが、私たちは、朝食付きではなかったので、ホテルの中で食べました。料金は、200ペソくらいだったような気がします。決して安くはないです。朝食でのオススメは、オムレツ。コレは、絶対食べてみてください。好きな具を選んで、おばさんが焼いてくれます。コレがホントにおいしいっっ。彼は、今でもあのオムレツのコトをずーっと感動し続けてます。一回だけ、お部屋のバルコニーで食べました。前日に、パンやジュースを買っておいて、バスローブのままバルコニーで食べました。風がちょっと強かったけど、とっても気分がよかったです。
 私たちは、基本的には、のんびりーが目的だったので、ホテルのプールや、ビーチに結構いました。リッツのプールって温水プールなんですねー。たまたま今の時期がそうなのかもしれま せんが・・・。おかげで、夜など、ちょっと涼しくなってもプールに入れ ちゃいました。夜のプールでは、10時くらいになると、ジャグジーのところに、どこからともなく外人さんたちが わらわら集まってきて、大宴会をやってました・・・。

 オプショナルツアーは、2つだけやってきました。申し込みは、ホテルの中でしました。 幸い、彼が仕事で南米に行ってたことがあって、彼がスペイン語ができたので、割とス ムーズに申し込みができました。
 まず1つ目のジャングルツアーですが、朝、8時半に申し込みをして、9時半には、ツ アー開始という強行スケジュールでした・・・。場所は、ヒルトンの方だったと思います。ボートですが、隣同士で2人乗りの、普通のモーターボートでした。運転方法は、とっても簡単で、途中私も運転しちゃえるくらいでした。 とっても楽しく運転して、広いところに出て、自分たちの うかつさを呪うはめになるとは・・・。
 広い海のようなところ・・・、そう、そこでは、シュノーケリングをするのです。 あまりよく調べないで、ツアーに参加してしまった為、全員が海に入るなんて知らなか った・・・。 だって、希望者だけだと思ったんだもん・・・。どうりで足ヒレまで渡されるわけだ・・・。 さあ、困ったどうしよう・・。まわりを見て、よし、知ってる人いない、日本人らしき人もいない。えいっとTシャツ脱いで、上からソッコーでライフジャケット着てシュノーケリングし ちゃいました。女ってケッコー大胆になれるもんなんだーって思いつつも、すっかり楽しんできました 。くれぐれも、水着忘れずに。
 2つ目は、キャプテンフックのディナークルーズです。 コレは、はっきりいって好みがはっきり別れると思います。日本人好みのノリとはちょっと違うと思うので、欧米人のノリっていうか、ラテン系のノリについていける人には楽しいと思います。
   乗船する際に、フック船長たちと記念撮影をするのですが、その写真は、その場で現像 され、引き伸ばされ、額に入って、15ドルで売ってます。

 あとは、ご飯についてですが、さすがは欧米人のリゾート、とにかく量がスゴイんです。私は、女子としては、よく食べる方ですが、さすがの私でも、キツイです。やっぱり、肉だー、ステーキ食べるぞーって思ってたので さっそくククルカンプラザにあるルースズクリスというステーキやさんに入りました。一番小さなフィレステーキに して、付け合わせに、私はフライドポテト、彼は、ベイクドポテトをオーダーしました 。 しばらくして、出てきたのを見てビックリ。 だって、ちっとも小さくない肉の塊と、顔くらいの大きさのポテトと、お皿の上にこんもりと山のように盛られたポテトがでてきたのです・・・。見ただけでゲッソリな私た ちをよそに、多分アメリカ人と思われる、とっても体格のいい人たちは、私たちの3倍くらいの大きさの肉を食べ、ポテトもキレイに食べ、ジュースや酒をがぶがぶ飲んで、おまけにデザートまで食べるというすばらしい食べっぷりでした。
 最終日の前日、どうしても和食が食べたくなって、セントロのヤマモトで食べました。はっきりいって、海外での和食には、期待してなかったのですが、コレがビックリ、結 構イケましたよー。値段もそんなに高くないので、機会があったらぜひ行ってみてくだ さい。
 同じ日の夜は、はじめは、マリアボニータでメキシコ料理とマリアッチを堪能するはず でした・・・。しかし、夕方くらいから、雨がすっごい降ってきて、とても外出できる状態ではなくなってしまい、急きょホテル内のレストランで食事することにしました。ファンティーノというイタリア料理のレストランで、とっても高級なカンジのところでした。もちろん、ドレスコードありでした。料金も、私たちは、コースの合間に1杯ずつワインが出てくるというコースにしてしま ったため、一人900ペソくらいかかってしまいました。レストランを予約する際、何か記念日かと聞かれることがあったら、ウソでもそうだといってみると何かサービスがあると思うのでいってみるといいですよ。

 ショッピングセンターについてですが、リッツの近くがククルカンプラザだったのでそこばかり利用してました。夜遅くまで開いてるし、おみやげなんかもあるので大変便利でした。値段の交渉ですが 、おみやげモノなんかは、割と安くしてくれますが、ブランドモノは、ダメ出しされてしまいました・・・。全体的に、どこのショッピングセンターもすいている印象がありました。シーズンオフなのかもしれませんが・・。
 あと、プラザカラコール内のレインフォーレストカフェというお店で食事したんですけど、中がジャングルになっていてとても楽しかったですよ。

 最後に、今回は、ほとんどオプショナルツアーに参加しなかったので、それはちょっと後悔しています。でも、のんびりとリゾートを満喫するという意味では、とてもよかったです。次回は、シカレーやイルカちゃんなどもっとアクティブに過ごしてみたいですね。また、英語が通じるといってもスペイン語を多少でも勉強していかれることをすすめます。あと、ご飯にお金をかけすぎたコトはちょっと反省ですね。すっごい楽しかったので絶対また行きたいです。
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ヨシオ&ちっちぃさんのリポート('00 Mar)

(●^o^●)1日目・1月8日(土)
 出発です。関西国際空港18時45分発ダラスフォートワース行アメリカン航空158便。そして、我が関空からは3組。少し寂しかったけどレッツ・ゴー!チェックイン後、機内でいきなりビックリ!何とや たらに座席が広く、豪華だなあ!?と不審に思い、わざわざ後部の中程まで見に行くと、やはり普通の(エ コノミー)席。しかし、何度見ても僕達の指定された席は、前から10列目のビジネスクラスでした。どういう理由でそうなったかは、今もって不明。まあいいっか。
 ビジネスクラスはいい。座るといきなりシャンパンORジュース。シャンパンはさすがに本物のモエ・エ・シャンドン。いきなりラッキー★な旅のはじまりでした。すわり心地も良く、豪華な食事にたっぷりの休眠でダラスフォートワース空港に到着。乗り継ぎ待ちのロ ビーで眠気と退屈な2時間をやっと過ごし、いざカンクンへの飛行機です。
 今度は当たり前の普通席に座るが、隣には体重130キロもあろうかという、どでかいアメリカ人。座ったと同時に自前の巨大なハンバーガー2個とポテト、機内サービスのスプライト2本を平らげ、狭い席で「ふうふう」言っていた。カンクンまでの2時間半は大変窮屈な思いでようやく到着。
 現地時間1月8日20時ちょうど。やったー。僕らはカンクンにいる!!入国審査での荷物検査は例のボタンを祈るような気持ちで「エイッ」と押した。幸福の青ランプ。嫁さんも同様青ランプだったので、2人歓喜に満ち溢れた表情で、迎えの旅行会社担当者と対面。そして僕らは、一路リッツカールトンに向かったのでした。
 さすがに気品あふれる雰囲気。いきなり現実の世界 から夢の世界へ引き込まれた感覚です。(今までの他国のリッツ経験から1番だ)チェックインを無事済ま せ、いざ部屋に。部屋はエグゼクティブスイートの『4053』。リ ビングルーム・ベッドルームからは共に海が見え(この時刻は波の音だけ)、ベッドルームにはさらにホテル建物・プールが見渡せるバルコニーまであるという 絶好の位置じゃないですか。またまた感動の連続でした。
 ★荷物を整理した僕たちは、早速夜のカンクン散策に出発。お腹も空いてたし、時差で少し目が冴えていたのです。目的地はすぐ近く(と思っていた)のククルカンプラザのイタリア料理屋『セナコロ』。リッツカールトンから通りに出ても、それらしい建物は何にも見えなかったのでバスを待つ。初めてのバスに少し緊張。待っているとすぐに来たのでエイッと手を挙げ乗 り込んだ。「ククルカンプラザ」と告げ、2人分1USドルを手渡し席へ。思っていたより安全運転でクク ルカンプラザに到着。ガイドブックの地図で見るより 遠いなあという印象。
 『セナコロ』では、日本語メニューもあり、何も戸惑うことなくパスタとチーズサラ ダ、ビールとジュースを注文。麺もいきいき、カルボナーラソースもばっちりで最高でした。食事中あやしいおじさん(レストランの店員ではない)が近づいてきて、麦藁帽で芸を見せられ、危うくその帽子を買わされそうになったが「ノー グラシアス」と断り、事無きを得た。食事が済むと、もうショッピングセンターも閉まる頃だったので再びバスでホテルに戻り、この日は無事終了。

(●^o^●) 2日目・1月9日(日)
 時差のせいか早く目が覚め、寝室のカーテンを開けると、素晴らしいカリブ海から朝日が昇って来る絶景が見られました。まさに絶景。朝食はホテル内のカフェでブッフェ。座るとすぐに入れてくれるオレンジジュースがサイコーに美味しいのです。おかわりを2杯もしてそれだけでも大満足。ほとんどの料理を皿にいっぱいに盛り、ゆったりと朝食タイムを過ごす。
 ★今日の予定はショッピングセンターで買い物(水と か)と、コスモスツアーでオプショナルツアーの申し込み。早速バスに乗り、「コンベンションセンター」 と告げ周りの景色を眺めつつ「あれ?通り過ぎたのかな?」、いつの間にかセントロ地区まで連れて行かれてしまった。すっかり降りるタイミングを見逃したよ うです。
 でも「ま、いいっか」という感じで、土産物 屋あたりをぶらぶらしつつ、「ノー高い、ノー高い」という呼び込みを振り切って、あるスーパーマーケッ トに偶然到着(チェドラウイスーパー)。エビアンと ビール(DOS EQUIS)、美味しそうなマヨネーズと蜂蜜にお菓子いろいろを購入。後々このマヨネーズは我が家の大人気者と化したのでした。途中、トイレに行 きたくなり探したが見当たらず、意を決して店内を掃除していた人に「ポル ファボール」と呼びかける。しかし、肝心の用件が言葉に出ず、ガイドに載っていたフレーズ『トイレはどこですか?』を指差し何とか 緊急事態を乗り切った。
 レジでお金を払っていると、おせっかいにも小学生 くらいの少女達が商品を買い物袋に詰めてくれ、お蔭 でつり銭のコインは全て彼女達の元へ。でもみんな可愛い笑顔で一所懸命だったので、これも「ま、いいっか」という感じ。
 再びバスに乗り、今度は間違いなくコンベンションセンターで降りる。付近をうろうろ探していると、『日本語ツアー』の立て看板が目に入りコスモスツアーを発見。チチェン・イツァのツアーを申し込む。買い物した荷物をホテルに置きに戻ると、綺麗に掃除された部屋に、軽食が準備されているではありませ んか!チップス(ポテチではない)とサルサにコロナビールで、日本語スタッフの藤井ローズさんからのメ ッセージ付きでした。早速ビールを開け、チップスに サルサを乗せてポリポリとあっという間に食べてしま った。サルサも適度にスパイシーで軽いビールにぴっ たりマッチしました。
 ★すっかりいい昼食をとった我 々は、土産物を調達すべく再度外出に。ククルカンプラザまで20分くらいボラボラ歩く。途中ホテルの建設現場を通るが、何かのんびりした雰囲気。完全に人海戦術といった建設方法で、沢山の人が働いているの だが、必死で(あるいは追われるように)仕事をする人は見える限り一人もおらず「なんかいいなあ」「仕 事ってこんなもんでええはずやなあ」と我々もカンク ンモード。広いククルカンプラザでTシャツをなどを買い(全部見て歩くと結構疲れる)、ハーゲンダッツアイスクリームを食べた。途中で時計屋に立ち寄り、憧れの『ブライトリング』の腕時計何種類かを触らせてもらった。値段も日本と変わらずそもそもサッと買える物でもないので、完全に冷やかしの客だったのですが、売りつけようという態度でもなく、大変親切で丁寧な接客でした。
 ★ホテルに帰ると、今日の夕食の予約です。そうです 。今夜はリッツカールトン内の拡張ある、いや格調あ るレストラン『クラブ・グリル』でディナーです。その為にわざわざ日本から背広を着て(しかも新調)来たのです。部屋から予約電話を入れます。当然スペイ ン語での対応。「ジャパニーズ スピーキング スタッフ プリーズ」と言うも、「Sorry no」の返事。意を決して(そんなに大袈裟なものでもない) 「イングリッシュ オーケー?」「OK」あとは中学、高校、大学と10年間も習い続けた英語のありったけの能力と発音を駆使して「テイク ア レザヴェ ーション」とか「セヴン オクロック」「トゥー パーソンズ」などと言い(それで充分じゃ)、ククルカ ンプラザまで2往復ぐらいの疲れを覚えて電話を切る 。(本当はもっと色々しゃべったんですよ。服装の事とか)
 僕も妻も、ビシッとディナー用の服装に着替え階下の レストランへ。丁重に迎えられ奥の方の席へ。オーダーは前菜からメインまで英語のメニューを見ながら何 とか好みの食材を見つけて注文。続いてワインリスト を要求。日本のワインブームを考えるときっと安く飲 めるに違いないと思ったら「あんまり変わらんなあ」という印象。という中でも割と値頃かなあと思った 『CH.パルメ 94』(これがまた美味かった)を注文。食前にシャンパンをグラスで頂き、シーフー ドの前菜、最高に美味かった蟹ミソ入りのスープ。そしてメインディッシュ。妻はニューヨークステーキ、僕は鴨のグリル。これがまたでっかい皿にはみ出そう な料理。普通空きっ腹に出て来ても食べ切れるかなあ という量がドンッと出て来て焦ってしまいました。やはり少しづつ残してしまい(ごめんなさい)、ウ エイターにデザートメニューは?と聞かれたが満腹で 当然「ノー サンキュー」。 食事はどのメニューも 美味しくて、接客も親切明るくて最高、ワインもいい状態で大満足の夜を過ごせました。

(●^o^●) 3日目・1月10日(月)
 今日はホテルのビーチでゆったり過ごす一日です。朝食後旅行会社の担当者とロビーラウンジで会い、トゥルム遺跡&シカレーのツアーを申し込むも、トゥルム&シェルハしかないと交渉決裂。実は前日コスモスツアーで同様の申し出を断られたのです。でもパンフレット(旅行社においてあるパンフ)にはトゥルム&シカレーのツアーも現地申し込みで載ってたんですよ。勘違いかなあ??? 
 ホテルのビーチ最高!!最初プールで少し泳いでいざ海岸へ。早速『カバーニ ャ』(デッキチェア+日除け幌)を確保(1日25U Sドル)。木製のチェアにタオルを使って見事にベッ ドメイクしてくれ、飲み物を注文。僕はビール、妻はバナナスムージー。とにかくのんびりゆったりで、空 は真っ青、海も真っ青、砂は真っ白。昼食はやはり ビーチでオーダー。ソーセージとチーズのピザに飲み物。このピザが美味い。ビーチで食べたせい?いや多 分夕食にテーブルで食べても「美味いっ!」といって しまう味だったと思いました。その後もビーチでは海に入ったり、外を眺めたりで ゆったりしてました。最高の1日。夕方にカバーニ ャを撤収後、スイートのリビングで雑誌を読んだり、ゴロゴロしたり、しばらく部屋でくつろぐ。
 ★さて、今日の夕食はこのページでその存在を知り 、なにが何でも行こうと決意したセントロのお店『ブカネロ』。旅行会社の担当者やコスモスの築井さんに マニアックな所をご存知ですねと言われてしまった。(笑)セントロの途中、コスモスツアーに立ち寄ってトゥルム&シェルハの翌日のツアーを申し込む。窓口 担当の現地の男性(眼鏡をかけた、見るからに真面目 で優しそうな方)に昨日に続きお世話になる。日本語は充分に通じるが、曜日を漢字で書くのが苦手らしく 、そこだけ手伝ってあげた。(もう慣れたかな?いろいろわがまま言ってごめんなさいネ)
 ★次に、プラザ・カラコルで銀&オパール製品の土産を探す。ある店でブレスレットを2本を25%OFFにしてもら い(10分くらいねばって負けてもらった)、購入。  いよいよバスに乗りセントロへ。場所は前日間違っ てセントロまで行ってしまったときにチェック済み。 でも、ちょうど通勤帰宅時間帯らしくバスは超満員状 態なので窓の外が見えにくく、少し不安になりましたが何とか見つけ、店内に飛び込む。
 ★やはりこの店も接客が親切で明るい。店長?お勧 めの『シーフードバレット』と、これもこのページで 紹介されていたワイン『Blanc de blancs X-A(ブラ ンドブラン)』を注文。どちらもこの店自慢のメニュ ーなのかウエイターも我々がオーダーする度に、「OK」「GOOD」などと満面の笑みで答えていた。料理もワインも大変美味しく、そのコンビネーショ ンもなかなか良かったです。白身魚の揚げたのと、烏賊・海老などのソテー、ロブスターのボイル、野菜などが皿に盛られています。どれも美味しいのですが (特に白身魚と烏賊海老のソテー)、意外に美味しかったのが魚の揚げ物の下に敷かれていた『ご飯』。そう、お米なのです。多分炊いたご飯に何か味付けをして、揚げ物の衣とか油が混ざった味なんですが(レモ ンバター風味?)何かやたらに美味しく感じました。でも、別にお米に飢えていた訳ではなかったんですよ 。リッツでの朝食にはご飯もあって、食べてましたから。
ワインは少し辛口でスッキリ系。フルーティな 香りもあってワインを飲み慣れて無くても多分OKな 味わい。カリフォルニア産の白ワインで、前出のセン トロのスーパーで売ってました。(僕も1本買って持 って帰りました)
 ★ブカネロを出て、次に『プラネット・ハリウッド 』(ホテルゾーンのプラサ・フラミンゴ)で少し飲む 。TVモニターには映画シーンより最近の音楽ビデオ がたくさん流れていたので,少しがっかりしながらも、店員さんたちのダンス・ショーはのりのりでしたよ。帰る前には映画衣装などを見物してホテルに帰る。やっぱりリッツ・カールトンのスイートはいいなあ 。明日からいよいよオプショナルツアー。早く寝なきゃ。
  (●^o^●) 3日目・1月11日(火
 昨日より1時間くらい早く起き、朝日を堪能しつつ 、出かける準備。朝食は、カフェのオープンと同時に入り、未だ誰も手を付けていない料理を皿に盛る。やっぱり一番乗りは気持ちいい。お皿満タンの料理とま たもやおいしいオレンジジュース3杯をペロッ。
 ★今日は、コスモスツアーでトゥルム遺跡&シェルハのツアーです。大体時間通りに、今日1日お世話に なる女性ガイドの築井さんが颯爽と登場。10人くら いが乗れるワンボックスカーにデカデカと『日本語ツ アー』と書いてあり、一瞬恥ずかしいなあと思うも、こんなに分かりやすいので、間違って他のバスに乗っ てしまう事はないだろうと納得。
 ところどころに車が スピードを出しすぎないための、段があり、ソレに当たる度にウワッと小さな悲鳴。少し、ジェット・コー スター感覚で楽しかった。ツアーは我々ともう一組のカップル。座席も広々と使わせて頂き、快適なドライブの開始です。
 途中、土産物屋というかドライブインでトイレ休憩をとり、トゥルムまで国道?を走る。 運転手さんそれはもう飛ばす飛ばす。前を走る車をどんどん追い抜き、築井さんにもらったキャンディをな めている間にトゥルムに到着。
 トゥルム遺跡は思ったより広い所。バスを降りた所から遺跡の入り口までは、徒歩で10分くらい歩くか、築井さんの言う「汽車のようなバスのような乗り物 (有料)」のどちらか。我々は2時間(ウソ)に及ぶ討論の結果、炎天下を歩くことに決め、往復2US ドルを節約。入り口前の広場では、はしご・ショーみたいなものを見学。中国雑技団(メキシコ雑技団?) 顔負けのショーで、はしごにぶらさがって逆さに立ったり、ヒモひとつでつるされてクルクルと5人くらいの人が回ったりを、ボーッと見ていたら男の人が近づ いてきて「チップ・チップ」(笑)小銭が用意できていなかったので渡せれませんでしたが、強制もなくそそくさと去っていく周りの人々。我々もそそくさ〜ぁ(笑)と、ひそかに入園方向へ向かい中へ。でも、あの芸は素晴らしく見る価値充分!チップを渡す価値も 充分!でしたよ。
 入場チケットはまとめて築井さんに買ってもらい(ツアー料金に含まれている)ついで にビデオ持込料(税金でビデオカメラ1台につき30 ペソ。カメラは無料)も頼んだ。当然持ち込料はツアーに含まれていないので僕が出したんですよぉ。チチェンでも、ビデオの持ち込料を想定していましたが必 要なかったですよ。狭い入り口(石垣の少しだけ切れたところ)をくぐりぬけ、中に入る。”おおっ”ち ょっとした洞窟気分。帰りは混んでて少し順番待ちを しましたがね。
 そして、トゥンバ(墓)を見ていると、後々お目見えするキャラクターのようなイグアナちゃんにすっかり 我々はとりこ。写真をパチャ・パチャ!可愛いかっ たです。そして、メインはかねてからのお楽しみ、何度もパ ンフレットや写真で拝見してタメ息をついていた『天下る天使の神殿』へ。心地よい風と海岸沿いで海水浴 をしている人々、木陰でばてているワンちゃんらの眺めを見ていると、改めて、あぁきてよかった♪
 海岸 で海水浴を目的としている方は、大勢おられるそうで す。しばし、ふと目にした芝生の上での、外人さん男女2名の体操というか、ヨガというかを発見!女性の方はケロットのような物を装着しているのですが、妻曰くノーパンだ!と(僕は見ていないが)妻は、少し カルチャーショックを受けていました。のほほんとし た土地ならではのことなのかな?
 ★ツアー第2段→シェルハへ。
 トゥルムからバスで 20分。距離的には全く遠いということは感じませんでした。入園後、早速シュノーケリング前の腹ごしらえのため、インターナショナル料理店へ。トゥルムで昼食を取るかシェルハで昼食を取るかを築井さんが 選択権を与えてくれ、シェルハの方が飲食店の数が多いとのことなので我々はこちらでとることしました。僕はシーフードパスタ妻はハンバーガーと、お腹はすっかり、”バッチリ”そこから歩きと園内乗り物でシュノーケリング出発地点へと向かいました。妻は、寒がり屋&怖がり屋なので、後で浮きわにすればよかったと後悔していましたが、これもそれもこれから出会 う可愛い可愛いお魚ちゃんを見るためとガマンガマン。
 あれ?あまり魚はいないぞ!少し寒かった気候のせいか、あれ?寒くなってきたぞ!あれ?僕はこむら 返りにあったぞ!(あんなに準備体操したのに)こんなそんなで僕たちは、少し早めに断念。陸にあがりみ んなが楽しんでいるハンモック・エリアへと向かいま した。そこでもう一度、軽食にチキン・バーガーをパ クリ。体を動かしたあとの食事は本当に美味。集合時 間まですっかりハンモックのとりこに。帰路へ。帰り もワゴン車はビュンビュンとぶっ飛ばし、あっと言う 間にホテルゾーンに到着。チップはドライバーに20ペソほどを渡しました。(帰りの車内で築井さんか らチップの説明があって、ガイドにはいらないがドラ イバーチップだけ強制ではないけど、お願いします。 との事
 明日は、旅最終日。明後日にはもう飛行機の中ということで、もういちど最終的なお土産を購入するために、すっかりおなじみのククルカン・プラザまで行きました。そしてカンクンといえば(私たちの中で)カルーア・チョコ!をたっぷりと購入し(中がカルー アでとろとろで美味)OK。そして初日にすっかり愛 してしまった『セナコロ』のカルボナーラパスタに再び会いに行きました。妻はチーズをかけ過ぎて初日と 違う味になり、これまたやっぱり美味。帰国がイヤに なるよぉ〜。

(●^o^●) 4日目 1月12日(水)
 今日も楽しみの一つチチェンでスバラシイ最終日を飾るぞー!最後の朝食を名残惜しみながら充分に堪能し、(全種類のバイキング制覇したかも!)待ち合わせのロビーに。すると、筒井さん登場〜!このH Pではすっかり有名人で、初対面なのにまるでタレン トに会ったような感じ。
 当日のツアーは僕達2人だけだったようで、英語ツアーのバスに同乗して行くとの こと。途中でいろいろツアー参加者を拾っていくので、退屈ながらも少しドライブ。小さいバスに「ボンジュール」とか「グッドモーニング」とか各国の言葉で あふれかえり異国館のよう。そして、ようやくチチェ ンへの大型バスに移り、長い長いなんも無い道路をただ直進。横では妻はグッスリ眠り姫。だって英語のガイドはよく聞いた単語しか分からないもんね。仕方がない。でも、僕は分かる範囲でもマヤのカレンダーの由来などを聞いてみた。2時間10分後くらいでトイレ休憩へ。それから40分くらいで着く予定。
 休憩所で筒井さんはトルティージャの作り方を説明しつつ 、タコスを食べていた。そのときからの筒井さんの印 象は、常に何か食べ物を口にしていたような・・・。
 そして、いざチチェンへ。蟻たちの行列に迎えられ 、高々とそびえたつ『エル・カスティージョ』に釘づ け。「本当に登れんの?」「たっかいなー」と、筒井さんの説明よりも、本当に登れるのかな?で頭がいっ ぱいの妻。そしていざ挑戦!すたすたすたすた、楽ショーだよ。というのはウソで、10段目くらいのところで妻がギブ・アップ。そこでは、いざ頂上まで制覇 したかのごとくいろいろと写真に工夫をしてみることでハイOK。これもまたいい記念となりました。ここで、時間が短縮されたために、充分に他所に時間をかけれたし、ゆっくりできて、「まあ、いっか」 筒井さんにも、もちろん感謝。『セノーテ』『戦士の神殿』は、とても考えられない程切ない歴史が詰まっていますよね。『天文台』はマヤ人の知恵の素晴らしさに感動!筒井さんの知識の豊富さにはまさに脱帽です。
 遺跡内で蟻の行列を発見。小さな蟻たちが自分の体の何倍もある木の葉などを抱えて木を登っていく のです。テレビの動物番組ではおなじみの光景ですが 、実際に見ると自然のたくましさを実感します。この蟻に注目する観光客はほとんどいませんでしたが、僕自身は、最も印象に残った光景の一つです。
 すっかり満喫したチチェンに別れを告げ、ランチタイム決行。近くのレストランでトルティージャにおか ず。ばくばく。もう帰路かぁ〜(寂しいな)ところ が!!!トラブル発生!!!トラブル発生!!!なん と、帰り道の途中でバスのエンジンにトラブル発生。エンジン周りの重要なボルトが外れて無くなってしま ったらしく、無駄なエネルギーを使わないために冷房も切る始末。そんな中でも、バスに現地の土産物売りの少年達が、ハンカチ、アルマジロを売るために途中乗り込み和んだ雰囲気でしたが、近くの休憩場で応急措置という事に。時間は既に夕方の4時頃。お土産屋で物色したり、店の裏で工芸品作りを見学したり、又その村のおばあちゃんの家も拝見したりして、約1時間経過。しかし、バスは全く動く気配なし。この旅は 一体どうなるんだああああ。
 筒井さんによると、やっとバス会社に連絡が取れ、何と代わりのバスがこちらに向かい、中間地点で応援のバスに乗り換えるというのだ。なんてこったい。さらに30分程が経過し (結局1時間30分程待った)、何とかバスは走り出 した。でも、このバスはあと何キロもつかハッキリ言って分からないらしく、ますます不安は募る一方。旅にはこういうのもあっていいが、妻はせめて旅2日目くらいにお願いよ!と、旅の楽しさと不安との葛藤があったみたい。僕は今夜の夕食だけが気になりまし が(笑)、トラブルのお陰で普通のツアーでは見られ ないユカタンの人の生活が垣間見れ、本当に貴重な体 験。バス走行中、妻はまたもや眠り姫(笑)。筒井 さんは古代マヤ遺跡の解説書(英文で、厚さは15セ ンチくらいはありそう)を勉強。チチェンでの解説の 詳しさや正確さも納得です。
 退屈な車内では周りの 外人さんら(いや失礼。僕達が外人でした)が自国の歌?を何回も何回も歌い大声で笑っている。10人程だが本当におかしそうに大笑いするのです。歌の意味 知りたかったなあ。そんなやかましい中でも、妻は眠 り姫(笑)。走ること約1時間半。何とかバスは走り続け、迎えのバスと遭遇。これで安心と思ったら、何とこのバスでカンクンまで行くというのです。迎えのバスにはカンクンからまだ遠い『プラヤ・デル・カ ルメン』に帰る人を乗せ、分かれて帰るという話し。 またもや少し不安になるも、筒井さんの「カンクンま であと20分くらいですよ」でやっと安心した。
 いつしか雨が降る中、午後10時頃無事にホテルへ。妻はバスであんなに寝てたというのに、そしてチェック ・アウトは6時間後というのにベッドルームで又も『眠り姫』(笑)。2人で寝過ごしてはいけない。僕が起きておかなくては・・・落ち着いた瞬間異常な空腹に気づく。せっかくの部屋のダイニング・テーブルで食事をしたく、絶対1回 はするぞと決意をしていたルーム・サービスを注文。空腹のためか、すっかり妻も目がパチリ。2人でピザ&パスタをパクリ!荷物点検・部屋点検準備万端! あとは、集合時間を迎えるだけだ。

(●^o^●) 5日目 1月13日(木)
 時間通りフロントで待っていると、旅行会社担当の小笠原さんが登場。いきなりの挨拶が、「明けましておめでとうございます」僕らは絶句。チェックアウト は請求内容を一つ一つ小笠原さんが確認してくれ、安心・確実でした。こういう点でもパックツアーは旅慣 れない我々には助かるのです。そして空港へ。残りの現地硬貨を空港の店で消化しょうと、ハリキリたくさんのお買い物!「あれ?なんだかかなりの予算オーバーだぞ!」そうなんです。計算間違いを(なんで 最終日の今頃ペソとドルを間違えるんだ(笑い))して30品目の買い物からどんどん減らしていった結果 、手元に残ったのは8ペソのハガキ10枚だけ・・・ とんだ失態でした。(笑)それでも早朝で店も混んでなかったとはいえ、終始笑顔の店員さんに大感謝です。
 ちなみに飛行機へのチェックインも小笠原さんに手伝ってもらいました。やっぱり助かるなあ。カンクン出発。ちょうど日の昇る頃で、「ああ、昨日はホテルのバルコニーから見た太陽だ」と思うとホ ントに帰るのが残念に思えました。無事にアメリカン航空1638便はダラスに到着。2時間の待ち合わせの後、同航空157便で関西空港行き11時20分発。この飛行機が行きとは、天と地で、端の一番後ろ。(もちろんビジネスクラスではなく)揺れるはリ クライニングの角度は小さいは、目の前には前席の人の頭が。妻はさんざん酔ってしまい、帰国後に疲れ果 てておりました。旅の帰りは早いはずなのに、今回は 行きはよいよい♪帰りは何とか。でもなかなか出来な い経験をしたと思います。

(●^o^●) 6日目 1月14日(金)
 そして、日付は進んで14日16時ちょっと前。関西国際空港に着陸。スーツケースを宅配に預け、難波の南海サウスタワーホテルへ。この時刻から四国まで帰るのはとってもハードなんです。それで大阪で一泊予定を入れました。これで無事カンクン旅行は終了。ドキドキ・ハラハラの連続も、これぞ楽園という光景も、美味しい食事も、古代人のロマンも、そして何 と言っても現地メキシコ人の人なつっこい笑顔も、全て素晴らしい経験でした。また、このHPで質問ができたり勉強が出来たために、現地で何度助かったか分かりません。本当にあり がとうございました。すっかりカンクンの虜になった 私たち。次回はいつ行こうかなぁ〜?