A Tour Desk of


Optional Tour

Captain Hook Diner Cruise

みーなさんの投稿('99 Sep)

 プラヤ・リンダ港を19時に出航し、3時間半ほどのクルーズを楽しんできました。船はイスラ・ムヘーレスのそばやホテルゾーンあたりをゆっくりとクルーズして行きます。
 乗船する手前に売店があり、キャプテンフックオリジナルのTシャツ、海賊風のバンダナ、黒い眼帯などを購入することができます。ぜひバンダナと眼帯を購入し海賊に変装して船に乗り込みましょう!
 乗船すると船長や海賊との記念撮影です。(写真は後で販売してくれます。)席は案内されると思いますが甲板がオススメです!
 乗客が乗船すると船長、海賊たちのダンスが始まります。その後乗客も誘われ、海賊のお兄さんの振りに合わせてみんなでダンスタイム♪
 さていよいよ出航です!みんなで鬨の声をあげて陸に別れをつげます。フック船長の司会で乗客同士「オーラ!」と握手しあいます。「アニバーサリーの人!」、「どこから来ました?」など観客を交えたトークが始まります。フック船長のトークはとても楽しい(^o^*) ちなみに私たちも「どこから来たか?」聞かれ「日本から」と言うと他の乗客からも拍手喝采で、船長からは「カワサキ〜、ヤマハ〜、ホンダ〜、パナソニ〜ック」という 下の句が飛び出し大笑いでした。(またもや日本人は私たちだけだったので)

 

 それから海賊ショーあり、乗客参加のゲームあり。(男女5名ずつ選ばれます)男性はビール早飲み競争!女性は船内の乗客の靴集め!!!真剣に靴を集める姿はとても楽しくて、もちろん私たちも靴を渡して協力しました。
 靴を数えるのに甲板にみんなの靴が山づみ! 数え終わったら船長の「自分の靴取りにこーい!」の合図でみんな一斉に自分の靴探しをします(バラバラだからなかなか見つからない)
 食事はメイン以外はバイキング形式で自分の好きな物を好きなだけ選べます。食事をしてしばらくすると、もう1隻の海賊船がゆっくり近づいてきます・・・。
 そして待ちにまった2隻の海賊ショーの始まり!!!海賊たちがお互いの船に乗り込んで戦いはじめます。それぞれの乗客も大歓声で応援し、なかなかの迫力。最後に船長同士の戦いの後、それぞれの船に引き上げて「オレたちは勝ったぞー!!!」と終わります。
 海賊ショーの後はダンスタイム!またもや船長や海賊の振りに合わせてみんなでダンスします。マカレナ、YMCA、映画グリースの中の曲、他いろんな曲に合わせて踊りまくります。とっても楽しい♪
 そして11時頃プラヤ・リンダに船が到着し、楽しいクルーズは終了しました。私は船酔いをしたにも関わらずこのクルーズは最高に楽しかったです。ぜひみなさんにもオススメします!

※プラヤ・リンダには30分前には到着した方が良いと思います。 クルーズの予約はツアー会社、ホテルのコンシェルジュでも予約してくれると思います。


KENVO&TATEVOさんの投稿('99 Oct)

 船が出港すると、簡単なアトラクションの後、甲板の内よりに座っ ていた人たちは立たされます。そして、半強制的に躍らされます。私も、踊らされました。しかし、踊るのは好きです。(巷にディス コなるものが蔓延しいる時代から踊っていました。)結構ノリノリで飛んだり跳ねたりしました。
 軽く汗をかき、心地よくなってきた頃、音楽が鳴り止んだので席に戻りました。そして、持参のビデオカメラ(上司よりの借り物)を再び回しまし た。しかし、ウンともスンとも言いません。少しあせりましたが、原因はすぐにわかりました。 なんと、飛んだり跳ねたりしているうちにバッテリーが抜け落ちて行方不明になってしまったのです。
 辺りは薄暗く、しかも、全員で大暴れした後に見つかる訳もなく、暫し、途方に暮れていました。浮かんでくるのは、上司の顔ばかり。(何故、カンクンまで来て上司の顔を思い出さなければならないのだ。) しかし、いつまでもそのままでいるわけにもいかず、心機一転、予備のバッテリーに切り替え、楽しむことにしました。 それから、20分くらい経った頃、私はバッテリーのことなどすっかり忘れてアトラクションに夢中になっていました。
 すると横に座っていた妻・TATEVOが「あった」と突然走り出し、バッテリ ーを鷲掴みにして戻ってくるではありませんか。いやあ、感謝・感謝。さしもの私も、借り物を紛失したということであせってましたので本当に助かりました。(しかし、この後再び悪夢が・・・)
 程よく時間も経過し、いよいよディナータイム。初日に食べたマンゴタンゴのロブスターがおいしかったので、ロブスターコースをお願いしていましたが、これが行けてない。期待はずれに苛まされましたが、幸いなことにお腹がすいてなかっ たので余り腹も立ちませんでしたが、皆さんロブスターはあたりはずれが大きいので注意いしましょう。
 食事を終え、デッキへ出た私はビデオだけでは寂しいし、アトラクションも小休止していたので妻の写真を撮ろうとカメラを取り出しました。すると、カメラのタイマーが作動してピコピコ赤く点滅しているのです。な、なんと、カメラの脇に一体でついているはずのリモコンが抜け落いるではありませんか。慌てて、鞄をまさぐるも発見できず、これを買うのはさすがに困難であると考え、すかさずスタッフに捜索願いを出しました。しかし、このリモコンは1.5 ×4cmくらいの大きさで先ほどのバッテリーよりもさらに小さいのです。奇跡は2度起きないとさすがにあきらめました。

 

 しかし、奇跡は起きました。1時間くらい経ったときHook船長が、直々に「あったぞ、これお前のだろう」と持ってきてくれまし た。さすがに泣きそうになりましたが、僕は男だ!泣いちゃ行けないんだと踏みとどまりました。話を聞くと、全員で探してくれ、デッキの隅のテーブルの下にあっ たのを見つけてくれたとの事でした。これが日本だったらそこまでしてくれただろうか。改めて思う。カンクンは土地も人も最高です。(ああ、思い出したら、カンクンに行きたい行きたい病が・・・)
 時間の経過と共に港に近づき、別れの時間がやってきました。港につくと、スタッフが船を降りたところで見送ってくれます。Hookがにっこり笑って「良かったな」と言ってくれました。料理はいまいちでしたが、結果的に何事もなく楽しい時間を過ごせたことに感謝します。改めて妻・Hook船長とスタッフの皆さんに感謝致します。そして、再び、コスモス「日本語ツアー」号に乗ってホテルへ帰り ました。 めでたし、めでたし。
追記:
 キャプテンフックは踊ります。とにかく踊ります。 したがって、何を言っているのか分からなくとも楽しめます。 ただし、ノリを楽しむ方にはお勧めですが、料理はいまいちですのでディナーを楽しみたい方には余りお勧め出来ません。
 最後のほうで、海賊船との戦いの前に「数合わせ?ゲーム」があり ます。Hook船長の司会で始まるのですが、デッキで踊っている人が対象でドスといわれると二人、トゥレスといわれると三人、シンコといわれると5人のチームを作らなければなりません。チームを作れない人は席に戻らなければいけません。
 私は、ドスの時に外国人女性に無理やり連れていかれました。その 時はそのゲームが始まっていたのに気がつきませんでした。(情けない・・・)何度かドスで練習していたようで、入れ替わり外国人女性につかまっていい気になって踊っていました。しかし、シンコの意味が分からず、はじかれてしまいました。
 その時の踊りにもルールがあって、最初は二人で向き合い、確か 「テキーラ」の掛け声でお互いの鼻を指で指します。「カルーア」 でお互いの腰に手をあて、「マルガリータ」背中併せにならなければいけません。すると、突然、ドスだのシンコだのという掛け声が飛んできます。
 皆さん、キャプテンフックに乗るときは是非1〜10くらいまでは、スペイン語で覚えておきましょう。その後、海賊船がせめてきますが蹴散らした後は、また、踊ります。 とにかく踊ります。YMCAとかやたら懐かしい曲に合わせて、港につくまで踊りまくりです。 なぞの中国人が2階のデッキの片隅でやたら激しく踊っていたのが 印象的でした。ですから、言葉など理解できなくても楽しめます。