第25回

  全日本学生ウエイトリフティング個人戦





                 平成11年 4月30日〜5月3日 会場: 千葉県ポートアリーナ


 今年は例年と違い関東で学生個人戦が行われた。理由は今年は『第二回世界学生ウエイトリフティング選手権』がこの会場で同日、行われたためである。私もこの世界選手権のお手伝いをさせていただいたのだが今回のレポートは主務の高橋によるものです。 世界選手権の方の記録はトップページのJWFのリンクでご覧下さい。

階級氏  名(学部・学年)スナッチ1スナッチ2スナッチ3ジャーク1ジャーク2ジャーク3トータル順位
56Kg中嶋 和幸  (人4) 90.0 95.0×97.5×115.0×115.0×115.0  0------
62Kg川原 修司  (人3) 102.5 107.5×110.0 127.5 132.5×135.0240.0 3
85Kg吉岡 史生  (人3) 125.0×132.5 132.5 145.0×150.0×150.0277.5 4

今年度は部員も少なく参加人数も少なかった。来年はもう少し人数を送り込めるように頑張って欲しい。

寸評
56kg級  中嶋和幸 人科 4年
スナッチはおおむね調子は良かったのですが、ジャークは減量が響いたためか、
平素の力が出なかったようです。スナッチの3本目はセカンドがかからず、引きき
れなかったといった感じです。ジャーク(1)ははクリーンか立ちましたが,前ざし
になってしまい失敗。(2)は、クリーンで受けの際、前に落としてしまい失敗。(3)
はやはり、さしが決まらず,落としてしまい失敗。といった感じでした。


62kg級  川原 修司 人科 3年
 あと一本取れば2位でしたが、全体的に力強くなったといった印象です。
スナッチの(1)(2)はいつもどおり押さえることが出来ましたが,(3)は
押さえきれず、失敗。ジャークは、あまり,アップの時間がなかったものの何とか
(1)(2)は成功しましたが,(3)は、クリーンで一番下まで座ってしまい、
立てませんでした。
「引く力は確実にあるが,重量に慣れていないと感じ。」と石岡一高の福田先生が
おっしゃっておりました。これからの試合につながる良い試合だったと思います。


85kg級  吉岡 史生 人科 3年
スナッチ:(1)は軽く成功。(2)は引ききれず失敗。(3)は、引きが重い
ものの押さえることに成功し、本人の自己新記録。
C&J:(1)は、クリーンがやや重いものの成功。(2)クリーンが立てず失敗。
(3)ジャークを失敗。
トータル記録は自己最高タイ記録。全体的にパワーは確実についているといえるが、
持ち前のすばやい動きがなかった。しかし、今までの練習状態から見てこの状態は
当然であり、これからの練習法の良い指針となった思われる。


                           (平成11年6月 高橋 好古)



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