平成8年12月 8日 会場: 磯子区スポーツセンター
稲門ウエイトリフティングクラブとしては初の団体戦にエントリーしたこの大会、目標は慶應義塾大学の11連覇を阻止しようという主旨で平原OBを中心にこの間現役を退いた4年生の保井を加えた5人の選手で戦いました。
参加メンバーは64キログラム級に保井。76キログラム級に平原OBと中井OB。91キログラム級に加納OBが出場。また108キログラム級には西本OBも出場しました。
64キログラム級にエントリーした保井はスナッチは80キロと控えめのスタート。その後87.5キロ、92.5キロと3回成功。ジャークは105キロからのスタート。112.5キロ成功の後、120キロに挑んだがバランスを前に崩しクリーン失敗。トータル205キロに終わった。しかし総合1位。
76キログラム級は早稲田大学ウエイトリフティング助監督の平原OB(41才)と中井OB(36才)が登場。中井OBはスナッチ87.5、92.5と成功。3回目の95キロは前に落として失敗。ジャークは105キロからスタート。いきなり差し挙げで失敗して周囲をひやりとさせたが2回目成功。3回目の110キロはクリーン立てず。総合3位に終わった。
一方平原OBはスナッチ100キロからスタート。ハイスナッチのつもりで試技を行ったがいきなりロースナッチになってしまった。この後110に2回挑むが失敗。ジャークは1回目の直前に駐車場の車の移動を体育館から命じられあわてたが何とか120キロ成功。次は130キロにあげたがことごとく失敗。しかし総合2位に健闘した。試合終了後は颯爽と次の所用に消えていった。
91キログラム級は加納OB(35才)が登場。スナッチは110からスタートした。危なげなく成功。120キロに増量したが失敗。110キロに終わった。得意のジャークは155キロからスタート。難なくクリーンの後、軽く差し挙げた。2回目はなんと10キロ増量して165キロ。クリーンの時少し後ろにバランスを崩したが何とかこらえて立ち差し挙げも成功。最後は自己ベストの170キロに挙げたがデッドリフトに終わった。勿論総合1位。
108キログラム級は西本OB(38才)。この1戦のために県登録をした意気込みが感じられたスナッチ1回目。90キロをハイスナッチして見せた。続く95キロ、100キロとも危なげなく成功。
ジャークも120キロ、130キロ、135キロと成功させて見せた。総合2位と健闘した。
団体戦は我が稲門ウエイトリフティングクラブと不二サッシクラブの2チームが同点で並んだが上位入賞者の多い稲門ウエイトリフティングクラブが優勝した。優勝候補本命の慶応義塾大学は3位に終わった。4位は防衛大学チーム。
試合が終わって全員集合!!!!!
(平成8年12月10日 保 井)
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