第1章
思い起こしてみれば中学3年生の頃、ちょうど受験を間近にひかえた頃よく胃が痛くなったり腸が張ったりしました。しかし受験が終わってカラオケなどに行って、ストレス発散すればあっという間に治ってしまいました。
第2章
本格的におかしくなったのは高校3年生になったばかりの時です。当時私は部活バカで体を動かすことだけが楽しみでした。そのため勉強はほとんどしていませんでした。ところが附属高でありながら進学校という環境の中で、そんな私の存在は浮き始めていました。周りの友達は我先といわんばかりに、塾に入り始めたのです。内部進学専門の塾や、一般受験用の塾等様々です。そこで私も一応いろいろな塾を見てまわりました。ところがどれもしっくりこなかったことや、なによりも親のGOサインが出なかったことで悩みました。
塾に行くか行かないか、でもせめて部活を引退するまでは部活に専念していたいという気持ち。そんな葛藤の中、下痢と出血が始まったのです。きっかけはワカメの食べ過ぎだったような気がします。
はじめ血を見た時はもちろん驚きました。しかしあまりの驚きに恐くなってしまい親にも言えずにいました。特に腹痛もひどいわけではなかったので放っておきましたが、1ヶ月近くたち、学校の和式便所で大量の出血を見た時、親友にだけ相談してみました。塾で悩んでいることや、体の調子が悪いこと。当然のことながら早く病院に行けと言われました。
そんなこんなで何日か話しているうちに、悩みが解決しました。私は一人で勉強しようと
するとそれまでの出血が嘘のように止まったのです。ですから結局病院には行かずじまいでした。症状は1〜2ヶ月くらいでした。
第3章
結局大学受験は大成功というわけにはいかなかったものの、それなりに大学生活を楽しんでいた大学1年の秋。それはやってきました。その頃短大に通っていた私は、就職活動か4年制大学への編入か決めなくてはならなくなっていました。短大に入る時は絶対編入するという気持ちだったのですが、編入の枠は大変小さく、落ちれば編入浪人という過酷な道が待っています。だったら就職してしまった方がいいのでは・・?と思っていました。
こうして悩み始めた私はまたもや出血し始めました。
散々悩んだ挙げ句、私はまたこの前と同じ親友に相談を持ちかけました。電話で話すこと
4時間、いや5時間でしょうか。結果的には編入を目指そうと決めたのです。するとまた
症状はぴたっと治まりました。この時は3ヶ月くらい症状が続きました。