[Q]
スワップ領域を使いたいのですが
[A]
まず、root になって cfdisk あるいは fdisk で linux swap 領域を
作ってください。
cfdisk だと新しく作ったパーティッションは ext2 (type 83) に
なっていると思いますので、type を選んで linux swap (type 82) に
変更しておいてください。
で、新しく作ったパーティッションが hda2 の場合
$ mkswap /dev/hda2
として linux swap をセットアップします。
終了後に
$ swapon /dev/hda2
を実行すれば swap 領域を使えるようになります。
確認は free コマンドでできます。
% free
total used free shared buffers cached
Mem: 30824 24876 5948 7336 6952 7476
-/+ buffers: 10448 20376
Swap: 55140 1628 53512
ここで、Swap は LinuxMLD ではデフォルトでしようしている swap file と
新しく作った swap 領域の和が表示されています。
$ swapoff /dev/hda2
で swap 領域を使用できないようにした時の値との差が、
新しく作った swap 領域になります。
このままだと、再起動するたびに swapon を実行しないといけませんので、
/etc/fstab を書き換えて常に使用できるように変更します。
/dev/hda2 none swap sw
の一行を加えるだけで良いので、変更後の /etc/fstab は
/dev/hda1 / umsdos defaults 1 1
/dev/fd0 /mnt/floppy ext2 noauto 0 0
/dev/cdrom /mnt/cdrom iso9660 noauto 0 0
none /proc proc defaults 0 0
/dev/hda2 none swap sw
という感じになるでしょう。
[Appendix]
swap 領域をつくったら swap file は消してしまっても良いでしょう。
消しかたは正確には覚えていないのですが、root で
$ swapoff swapfile
$ rm /var/swapfile
で良かったと思います。
# もしかすると swapoff /var/swapfile だったかもしれません。
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