[Q]
afterstep はどのようにしたら使用できるのでしょうか?

[A]
まず、2枚目の CD-ROM よりインストールを行ってください。
rpm commnad を使用する場合には、root になり、CD-ROM をマウントした後、
$ rpm -ivh AfterStep-1.0jp-1.i386.rpm
と打ってください。

インストールが終わったら、/etc/X11 に移動して
$ mkdir afterstep
で afterstep という名前のディレクトリーを作成してください。

次に、/usr/X11R6/lib/X11/afterstep に移動して
$ cp system.steprc.en /etc/X11/afterstep
$ cp system.steprc.jp /etc/X11/afterstep
でこれら2つのファイルを先程作製したディレクトリーにコピーしてください。

日本語を使用したいときには、
% cp /etc/X11/afterstep/system.steprc.jp ~/.steprc
として自分のホームディレクトリにコピーして使うと良いでしょう。
利用者全てがデフォルトで日本語を使えるようにしたい場合には、
$ rm /usr/X11R6/lib/X11/afterstep/system.steprc
で、system.steprc を削除した後、
$ ln -s /etc/X11/afterstep/system.steprc.jp system.steprc
で、シンボリックリンクをはってください。

bash を使っている場合には、 日本語を表示できるように ~/.bashrc に
export LANG=ja_JP.EUC
(あるいは export LANG=ja_JP.ujis) の1行を加えて 環境変数 LANG を設定し、

#!/bin/bash
exec afterstep

という内容のファイルを、ホームディレクトリーに .Xclients という名前で 作成してください。

[Appendix]
最後の内容を .Xclients に書かずに、
xdm を使用しているときには ~/.xsession、
xinit で X を立ち上げているときには ~/.xinitrc の最後に
afterstep
の1行を加えてもうまく行くと思います。
ただし、.xsession の方は、
% chmod +x .xsession
と実行許可をだしておいてください。

LinuxMLD2 ではインストール直後には ja_JP.ujis というディレクトリーがないため、 LANG 変数を Linux で一般的な ja_JP.ujis に設定してもうまくいかないようです。



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