[Q]
VAIO PCG-C1 で X を使いたいのですが (MLD3)

[A]
VAIO PCG-C1 に LinuxMLD3 をインストールして X を1024x480 で動かす方法は以下の通りだそうです。

PCG-C1 ではインストール直後は VGA で X が起動します。

  1. NM2200 に対応している X サーバーをダウンロードして rpm コマンドでインストールします。 X サーバーは以下の場所にあります。
    ftp://ftp.mlb.co.jp/pub/linux/mld3-update/i386/XFCom-neomagic-glibc-2.0.0-1.i386.rpm

  2. X のリンクを以下のようにして作成し直します。
    $ cd /etc/X11
    $ ln -sf /usr/X11R6/bin/XFCom_NeoMagic X
    

  3. /etc/X11/XF86Config に以下の修正をします。

    まず水平周波数を広げます。 追加する 1024x480 のエントリーは 47.8kHz なので 50 でもよいかも知れません。
    HorizSync   30-64
    
    次に 1024x480 のエントリーを作成します。
    ### 1024x480 ###
    # 94.6Hz, 47.8kHz hsync  VESA
    Modeline "1024x480"    65    1024 1056 1216 1360   480  480  492  505
    
    SVGA デバイスセクションを変更します。 VRAM やビデオチップは自動認識されるはずです。
    # Standard SVGA Device:
    Section "Device"
        Identifier  "Generic SVGA"
        Option "override_validate_mode"
    EndSection
    
    スクリーンセクションを 1024x480 で 24 ビットカラーに変更します。
    Section "Screen"
        Driver      "svga"
        Device      "Generic SVGA"
        Monitor     "My Monitor"
        #DefaultColorDepth 16
        Subsection "Display"
            Depth       24 
            Modes       "1024x480"
            ViewPort    0 0
        EndSubsection
    EndSection
    

  4. 動作確認をします。
    まず、
    $ telinit 3
    
    で xdm を止めて、コンソールのモードにします。
    $ startx
    
    で X が 1024x480 で起動できるか確認します。

    正しく動作するようでしたら、
    $ telinit 5
    
    で xdm を再度動かすことができると思います。



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