今日の世界の基本構造を形成した一九三〇年代――トロツキー最後の一〇年(一九二九〜四〇年)の諸論文、手紙、パンフレット等の全てを晩年よりさかのぼって年代別に集大成。トロツキーの全貌を明らかにする初の著作集!
トロツキー著作集・1
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第二次帝国主義世界戦争第一年目におけるトロツキー最後の闘争!〔主な内容〕第二次世界戦争・帝国主義・スターリニズム ソ連邦防衛と官僚制ボナパルチズム アメリカの諸問題、他 |
トロツキー著作集・2
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よみがえる革命の予言!〔主な内容〕独立ソヴィエト、ウクライナのために トロツキー暗殺未遂事件 最後の論文と手紙(田中メモ、中国とロシア革命、ユダヤ人問題他) 付・トロツキー執筆年譜(一九三九〜四〇年) |
トロツキー著作集・3
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ミュンヘン危機についてのトロツキーの分析と、第四インターナショナル創立のための闘い!〔主な内容〕世界政治ときたるべき戦争 第四インターナショナル レオン・セドフとルドルフ・クレメント |
トロツキー著作集・4
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ピヴェール、セルジュ、ゲランらへの仮借なき批判を通し組織建設を進めるトロツキー。産業国有化問題や国家論への理論的考察!〔主な内容〕ラテンアメリカ ソ連邦とスターリニズム フランス アメリカ |
トロツキー著作集・5
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モスクワ大粛清裁判の告発! ノルウェーからメキシコへ 一七人の裁判 デューイ委員会の活動 道の真ん中の占い師 第四インターナショナルの諸問題 彼らの道徳と我々の道徳。付・トロツキー執筆年譜(一九三八年) |
トロツキー著作集・6
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中国革命に関する論争〔主な内容〕中国と日本 イグナス・ライス 二一人の裁判 世界政治と来るべき戦争 超道徳主義とクロンシュタット レーニンからスターリンへ 雑録=新しい非転向者たち |
トロツキー著作集・7
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フランス人民戦線批判〔主な内容〕ノルウェーにおける記者会見 コミンターン第七回大会 第四インターナショナル イギリスにおける中間主義 フランス情勢 |
トロツキー著作集・8
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第一次モスクワ裁判とソ連邦における反対派弾圧〔主な内容〕スターリニズムの堕落(誰がロシアを防衛し、誰がヒトラーを助けるのか) ソ連邦における弾圧(スターリンの革命的囚人たち) 一六人の裁判 他 |
トロツキー著作集・9
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フランスにおける転換(加入戦術)〔主な内容〕フランスの行動綱領/ボナパルチズムとファシズム/もしアメリカが共産主義になったら/スターリン主義官僚とキーロフ暗殺 他 |
トロツキー著作集・10
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スターリニスト官僚はソ連邦をどこへ導くか〔主な内容〕労働者国家・テルミドール・ボナパルチズム/ソヴィエト民主主義/新しい青年インターナショナルに向けて/CGT(労働総同盟)の計画から権力の奪取へ/『ユマニテ』でのスターリニストの裏切り 他。 |
トロツキー著作集・11
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ドイツの破局によって、共産主義インターナショナルがもはやレーニン主義の道に復帰することはありえないことを確信して、トロツキーは新しいインターナショナルの建設を呼びかけ、そのカードルを結集する努力を開始した。 |
トロツキー著作集・12
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せまりくる戦争の包括的分析のための骨子を示し、ドイツ国会放火事件裁判について書き、ヒトラーが装っていた平和主義者の仮面を引きはがす。A・V・ルナチャルスキーの生涯/ソ連邦の階級的性格/ラコフスキーのスターリンへの降伏宣言/第四インターナショナル 他 |
トロツキー著作集・13
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ヒトラーの勝利に至るドイツ労働者階級とドイツ共産党の敗北を分析しながら、左翼反対派の結集をはかるトロツキーの闘い。〔内容〕ドイツ・プロレタリアートの悲劇/ヒトラーの勝利/ヒトラーと赤軍/不均等発展とアメリカ帝国主義の役割 他 |
トロツキー著作集・14
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ドイツのファシズム勝利直後、展望を喪失し混乱に陥った労働者階級を立て直すため再組織に全力を上げるトロツキー。〔内容〕ドイツ共産党の崩壊と反対派の任務/ドイツの破局――指導部の責任/国家社会主義とは何か/破局へ向かう日本 他 |
トロツキー著作集・15
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ソ連官僚体制の危機とトロツキーによる経済的冒険主義批判/三〇年代のヨーロッパ対アメリカとアメリカ労働党の問題/フランスの対ナチス宥和政策と独ソ戦争の不可避性/東アジアの展望―日本帝国主義、中国、ソ連邦/イタリア、ボルディガ主義との闘争/民族問題―南アフリカ、ギリシャ、ユダヤ人問題/ポーランド問題およびローザ・ルクセンブルグ/人民の運動内部の民主主義と暴力 |