2008年9月17日(金)〜10月7日
17日20:45の出発。搭乗前の検査で、クッカー工作に使う速乾性ボンドがひっかかった。はじめは長い刃物のような物が入っていないかとト尋ねられた。心当たりが無く、リュックの中身を全部出して検査。500gのボンドに行き着いた。私は何で?と思ったけれど、係員は成分がどうのとか言い出した。結局帰ってくるまで預かりますと言われてしまった。 日本とタンザニアは時差が6時間、長い事乗っているなあと思っても、6時間引いた時間になる。ダルエスサラームには18日15:30に到着。ホテルへ直行。ササンサンホテル。高級ホテルだ。 19日午前中はJICAと日本大使館を訪問し、今回の事業について説明した。午後は15:50に乗る予定の列車が6時間も遅れるということで、オイスターベイで時間つぶし。 20日19時ムベヤ駅に着いた。翌日21日は現地のNPOSisi Kuwa Sisiを訪問したが会えず。1月に来たときも会えていない。これから連携してツアーガイド講習を担ってもらう予定なのに。昼食をとって、クッカー工作に必要な段ボールを調達。外国人だと思ってお金をとった。テレビが入っていたような大きな箱を3つで4000Tsh 約500円。ようやくマタンバへ向かって出発。 22日朝食後、TANAPA(国立公園局)の事務所に各村からリーダーが集まって日程調整を行った。そのあと、この地方の行政官を迎えてムペト・オクトーバーフェスタのサッカー選手団と意見交換。 23・24日 いよいよワークショップの始まり。イクングラ村へ。ソーラークッキングの実演の後村人にテルケス型クッカーを作ってもらった。翌日それを使ってじゃが芋を調理。栄養の話を鳥居先生にしてもらった。他に竹の利用法の話。タンザニアの農村青年を支援する会ではツアーガイド講習を行った。もう一つクッカーを作りたいというので、材料を提供。 25・26日 ムパンガーラ村でワークショップ。 29・30日 マタンバ村のFEMAの女性たちにワークショップ。クッキングとクッカーの作り方説明。翌日はクッカー組立て体験、竹細工のお話。テルケス型でご飯を炊きたいというので少し不安があったが、やってみることに。約2時間後とても美味しく炊き上がった。驚き。 10月1日 いよいよムペト・オクトーバーフェスタの日。9時開始と言っていたけれど、人々は三々五々集まって、11時ごろからイベントが始まった。各村のクッカーが勢揃いした。村人のダンスと歌。小学生達のダンスと歌。また、小学生の絵画コンテスト。2時ごろ大会委員の方たちと昼食。 2日昼食に普段はないお魚を昼食に出してもらった。とても美味しかった。おしょうゆがあったので和風な味で食べる事ができた。午後からムペトの反省会。雨が降り出した。 3日朝食をとって、Tukuyu地方にある段々畑を見に行く。約2時間かかった。広大な茶畑が広がって、驚いた。日本の茶畑と違い、茶葉を摘むのに摘みやすい植え方になっていなかった。木の高さも低く、通る道がついていないので木を掻き分けて進まなくてはいけない。働くのに動きやすくとかあまり考えないようだ。この地方の土は肥沃でバナナの木も4m以上に成長している。じゃが芋の出荷の盛りのようで、運搬車を待つ袋がたくさん道端に置かれていた。昼食をとってから、ムベヤに向かう。Kitulo国立公園の所長が会議をしている事務所へ向かう。車を乗り換えて所長専用の新車でマタンバへ帰る。今まで乗っていた車は修理に出された。 4日今日はお別れの日。ダンスとキゲレゲレで送ってくれた。今日はミクミ国立公園に泊まる。4時半に着いて一休みして夕方サファリへ。ライオンやキリン・象・インパラなどを見ることが出来た。 5日朝部屋の前にはサルが来ていた。1月のときはキリンや象もやってきたなあ。 6日スーパーで村人が欲しがっていたポップコーンの種を買い、Kitulo国立公園の所長に託した。その後JICA、日本大使館を訪問し、ワークショップの報告をした。 7日20:30羽田に着きました。
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