2009年5月30日(日) メダカ特別講演を聴きに
葛西臨海水族園開園20周年と言う事で記念イベントを企画した中で、「消えゆく東京のメダカ、日本のメダカ」メダカ特別講演があった。知り合いの小澤祥司さんも「メダカを守る事の意味〜生物多様性と人の関りの視点から〜」というタイトルでお話をされた。
ご自分の幼いころの環境から生物に興味を持ち、海の中の美しさに魅了され、大学で学ぶ事となったそうだ。けれど、田舎の環境が変わってきたことに不安を感じ、人的行為で在来種の東京メダカが絶滅の危機に追いやられてしまった。 今は、水槽の中だけでどうにか守られている状況。
最近、生き物に配慮した水田といいうことで、水路を暗渠にしてメダカや小さな生物が育つようくふうするところもあるが、それには莫大なお金がかかる。そして、お米の値段に降りかかってくる。でも、私たちがそのお米を買う事で、応援する事ができる。
色々な生物が共存する環境を整えなくてはいけないということだ。回りまわって私たちにいい環境となるのだから。
初めて行った臨海水族園。魚達の悠々と泳ぐ姿はいつまで見ていても飽きない。
小澤さんの講演 屋上は水が張られ涼しげ 葛西臨海公園駅前
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