8月4日(木) 寒川町立南小学校の学童保育「星の子クラブ」の子どもたち34名に、ちがさき自然エネルギーネットワークのソーラーグッズでお日さまと遊ぼうコーナー。ソーラークッカーのコーナーを体験してもらった。
最初、霧雨が降っていたため、展示準備を屋根のあるところにした。
10時から、ソーラークッカー「ききょう」の工作を多目的ホールで行った。小学1年生から4年生までが学童保育で受け入れられるそうだ。少しずつみんなの進み方を合わせて、進行した。完成したら、とうもろこしを入れてクッキングする予定だったが、雲が広がっていたり、午後から雨の予報もあり、今日はクッキングしないことにした。後日、先生方でクッキングしてくれることになった。
外では2グループに別れ、体験した。シュガーラスクはまだ乾燥までは行かなかったけれど、少しでも、口に入ればとみんなに食べてもらった。ソーラークッカーの説明のあと、タンザニアの子どもたちの話をした。小学校の高学年になると、体格も体力も付いてくるので、薪集めや家の手伝いで、学校へ行かせてもらえない子が多くなる。1/3の子は小学校を卒業できないということ。ソーラークッカーでご飯を作れば、薪を使う量が少なくなる。子どもたちの負担も減るという話をしたら、みんな真剣に聞いていた。
12時前に太陽が顔を見せはじめたので、急いでココアケーキを作ることにした。みんな、「いつできるの?」と、待ち遠しそうに聞いてくる。「30分後」と応えると、安心して、昼食をとりにホールへと戻って行った。
約束どおりの、30分もかからずにケーキが焼けた。昼食もまだ終わらないうちに熱々のケーキを食べてもらうことが出来た。
体験の時、調子の悪かった、リモコン式ソーラーカーが、動き出したので、みんなに見てもらうことになった。お天気に恵まれなかったけれど、みんな初めての体験を楽しんでいた。
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