従軍慰安婦問題はややこしい（誰のせい？）

従軍慰安婦問題、皆様ご存知ですよね。「無かった」「有った」「責任を取る必要は無い」「国を挙げて謝罪すべきだ」等々、色々意見が出てますが…どう思いますか？

私の考えとしては「有った、が、これから又国家単位で補償をする必要は無い」と思ってます。

よく、「強制連行は無かった」と言う人が居ますが、その様な人には「おしん（古い）」で感動する権利を剥奪します。

おしんも強制連行とは厳密にいえなかったですが、自分の自由意志でそこに向かうと言うわけではありませんでしたよね、ましてや、おしんは丁稚奉公ですが従軍慰安婦は売春です。かなり屈辱的だと思うんですが…

もし、貴方の家が生活に困って娘を売り飛ばさないといけなくなったら（しかもそれが意図的にそうなるようにされたら）どう思います？

ただ、これから補償を新たにしなければならないかと言うと、そうではないです。

一応、国としては民間と協力して動いてましたし（アジア女性基金）、戦後補償問題としてはサンフランシスコ講和条約が、植民地問題としては日韓基本条約が邪魔をします。

世界情勢、アメリカの思惑により不満足な形で結んだ条約ですが、日本だって不平等条約をなんとかするのに明治維新後並々ならぬ努力が必要とされました。そういった動きをアジア諸国がしているのならともかく、それをしないで補償をしろってのは順番が違います。

ただ、実際にそれを行なったのは確かなので、今の一部の人のような無反省は確実に間違っていると思いますけど。

そもそも、国として補償しているのにこんなに事態がややこしくなっているのは、臭い物には蓋的な言動をしている一部の方に対しての怒りの部分も大きいと思うのですが…愛国者を語るなら国に対して迷惑かけるなよ…