石原慎太郎氏何考えてんだ?
今日、衆議院憲法調査会に呼ばれた石原慎太郎氏は、 「我々の望んだ憲法で無いと国会全体で認め、歴史的に否定して欲しい」 と、憲法改正に向けて国会で否定して欲しいと言ったらしいが、なんでそんなことで変えなけりゃならないんだ? 基本的に法律を変える理由は、その法律に欠陥が無ければならない。誰かが今の憲法で困っている人がいなければならないのだが、困っている人、いる?特に今の憲法に問題は無いと思うんだけれど、強いてあげるとすれば「あの文法の狂ったところのある日本語を覚えなければならない法学部の学生」位だと思うんだけれど。 基本的人権の尊重を変える?人権を尊重していない国は某大国から鉄槌を食らうこの時代に?そんな無茶な。 国民主権を変える?それによって利益を受ける人間より不利益を受ける人間の方が多くなる改正は大抵通らないものだけれど。 平和主義を変える?この冷戦が終わった時代に、特に即座に問題となる領土問題を抱えてない日本で?領土問題で攻められる心配の無い日本で平和主義に特に不都合は無いと思うんですけど。 戦争放棄を変えたいんでしょうけれど、それは他所に攻めることも有りますよって対外的に宣伝するようなものですから、外交的にどれだけ不利を被るか分かって言っているんですか? たとえ歴史的経緯がどうであれ特に変える必要の無いものは変えるべきでは無いとは思いませんか?文章の見直し位でしたら、法学部の学生のためにもした方がいいかも知れませんが。 |