2021年追記
このコーナーを設置したのは1999年でした。 |
おかげさまをもちまして『テンテンメモリアルHP』も大好評、開設以来たくさんの感想、励ましのメールを頂きました(ありがとうございます)。その中でも「テンテンやキョンシーの映画をもう一度見たくなったのだが、どこでビデオを入手できるか?」といった類のお問い合わせが多数ありました。僕もそれほど詳しいわけではないのですが(というかこっちが聞きたいぐらい)、あまりにも問い合わせが多いので、ビデオをはじめとしたテンテン関連のグッズの探し方のコツなどをここでまとめてみたいと思います。参考にしていたいただければ幸いです。
出演映画のビデオに加え、オリジナルビデオ『Same Eyes テンテンプライベートホリデー』などですね。
これらのビデオは新品で入手する事はまず不可能でしょう。なので、レンタルビデオを探す方法と、中古で販売されているビデオを探す方法の2通りになります。レンタルに関しては、ツタヤなどの大規模なチェーン店の、その中でもさらに大型の店(新宿や渋谷のツタヤにはかなり揃ってます)か、10年以上前から個人で経営している小汚い店のどちらかを探すのがコツです。前者は純粋に品数の豊富さで、後者はブーム当時からそのまま埃かぶって置いてある可能性が高いです。
中古ビデオに関してですが、以前は東京の神保町や秋葉原などの中古販売店を回れば結構見つかったのですが、最近はあの辺もかなり掘り起こされ、なかなか見つからなくなって来ています。しかし「今日なかったからと言って明日もない」とは限らないのが中古市場というものです。あなたが店から出た直後に誰かが売りに来るかも知れません。本当にビデオを入手したいなら、同じ店に何度も何度も根気強く足を運ぶ必用がありますし、街中で中古ビデオ販売店や、中古CD屋などを見つけたらすかさずチェックするのもいいでしょう。また「どこに行けば確実に手に入るか?」という質問もよくありますが、上の例と同様に、「今日あったからと言って明日もある」とは限らないのが中古市場です。ちょっと考えれば分かると思いますが、中古ショップの在庫というのは「売り手」が現れるまで増えませんから、一度ストックがなくなれば次にいつ同じモノが入るかなんて誰も分かりません。上のようなアホげた質問を掲示板やメールでするのはやめましょう。「確実にある店」という意味ではレンタルビデオ店のほうが確実なわけですから、どうしてもパッケージごと入手したいとか、ダビングではイヤだという人以外は、中古ビデオを探すよりもレンタルをあたるほうが明らかに容易です。
それでもどうしても見つからないという方は、神保町にあるアジア映画専門のレンタル店「アジア映画」に行ってみてください。ここには素晴らしい事に、「リュウ・ツーイー」のコーナーが設けられているのです。それから、『Some
Eyes テンテンプライベートホリデー』もあります!!僕の知る限りで、このビデオを扱っている店は、レンタルでも中古でもここだけです。住所は 千代田区神保町2-4 矢野ビル2階 です。
ソロとしては3枚、黒BUTAオールスターズとして1枚、計4枚リリースしているCDシングルですが、いずれも廃盤です。神保町や秋葉原などの中古CD屋を探すのが吉でしょう。それから、最近すっかりオタクスポットと化している、中野のブロードウェイやその周辺のCD屋も要注意でしょうか。『ベートーベンだね
Rock'n'Roll』は、テレビアニメ『21エモン』のエンディングテーマだったので、アニメ系やマンガのショップなどを探すと、意外と出て来るかも知れませんね。まんだらけとか…。
どれも出荷枚数はそんなに多くないでしょうから、中古市場で探すにしてもかなりキツいかと思いますが、それしか方法はないでしょう。もし売っているのを見かけたら、その場で迷わずゲットしましょう。
写真集『Same Eyes』も当然の事ながら絶版です。写真集と言えば、これこそ間違いなく神保町と言いたいところですが、なんと8000円ぐらいで売っているのを見かけました(定価は2200円)。なんでそんなにプレミアがついているのかは分かりませんが、要するに神保町で写真集を扱っている店にはボッタも多いという事です。「どうしてもテンテンの写真集がほしい、金に糸目はつけない」という方は問題ありませんが、それ以外の方でしたら、インターネットで探すのもお勧めです。特に地方の古本屋、アイドルグッズショップなどのサイトでは、比較的安価で売っている事が多いようです。ちなみに僕もインターネットから通販で買いました。まあ、通販だと届くまで品質が分からないという欠点がありますが、そのテの店でしたらそれほどヒドいものは扱ってないと思いますし、気に入らなければ返品も出来るので、問題ないでしょう。各サーチエンジンを駆使して探してみてください。
雑誌についてですが、キョンシー全盛期の87年〜88年、また日本で活動した90年〜94年にかけて、映画雑誌、アイドル雑誌、一般誌とかなりの数に渡って特集やグラビアなどが掲載されました。すべてを網羅するのは困難なほどの数ですが、発売日や号数が判明しているものは神保町や中野ブロードウェイなどにある古本屋をあたって探してみましょう。ただし写真集同様、法外な値段を付けている店もあるので注意が必用です。
「テンテン&キョンシー回想」のページにちょっと写真を載せていますが、ブーム当時はかなり多くの書籍が出版されました。ブームに便乗しただけのお粗末なものから、子役達の撮りおろしグラビアなどの載った貴重なものまで様々あります。以前はこういった当時の書籍等の発見は困難をきわめましたが、昨今のキョンシーブーム復活の兆候と共に、かなりの数が古本市場やインターネットなどで取り引きされるようになりました。特にインターネット上のオークションやフリーマーケットなどを駆使すれば入手出来る確率はかなり上がるようです。また書籍に限らずビデオやCDなどについてもインターネットを使えば入手しやすくなって来ているので、やはりこれは狙い目でしょう。しかし、ネット詐欺にはくれぐれも注意してください。また信じられないような高値がついているものも考えものです。大して欲しいというわけでもないモノに、大枚をはたく必要はありません。
インターネットと言えば各キョンシー関連のHPの掲示板で「ビデオのダビング希望」や「グッズを譲ってください」という呼びかけがかなり目に付きますが、あれらは効果としてはどうなのでしょうか?例えば、仮にあなたがキョンシーグッズを数多く所有していたとして、見ず知らずの人があのように呼びかけているカキコを読んで、「ぜひこの人にグッズを譲りたい!」という気になるでしょうか?少なくとも僕はなりません。もっとも、あのような呼びかけで入手したという例も聞かない事はないのですが、それにしても書き込む際には、最低限の礼節はわきまえてほしいものです。中には「モニタの向こう側にいる人間」に呼びかけているとは到底思えない書き込みも多くあります。インターネットは質問を入れれば自動的に答えが返って来る機械ではありません。あなたの書き込みを読むのは人間なのです。人間として、相手の気持ちを考えた書き込みをしましょう。「年齢が若いから」とか「ネット初心者だから」というのは理由になりません。「これを読んだ相手がどのように感じるか」「人にモノを頼む時の態度とはどんなものか」それぐらい小学生でも分かる事です。個人的にはいきなり呼びかけのカキコをするよりも、むしろ掲示板に積極的に参加して色々な人とコミュニケーションをとって友達の輪を広げて行き、そういった仲間同士のネットワークを使って情報やグッズ収集を試みるほうがよっぽど現実的な気がします。