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シリーズ完結編だが、この作品だけは前作までとは別のストーリーになっている。テンテンが登場するのは前半の数十分までで、それ以後は『新桃太郎』などのリン・シャオロウが大人になったテンテンを演じている。テンテン(リン・シャオロウではなく)の登場シーンはストーリーにはほとんど関係なく、ゲスト出演のようにすら見える。資料によると「スケジュールの都合で…」と書いてあるのだが…。うーむ。
出演シーンは少ないものの、新調した白の衣装が、彼女のさわやかな笑顔に映えてなかなか良い。本物の虎を使ったシーンも必見。
* * *以下追記* * *
【ストーリー】
テンテンの父親・成龍は、かつて魔王との対決中に体を乗っ取られ、行方不明となった。テンテンを身ごもっていた母親も魔王の手にかかり絶命する。しかし金おじいさんの法術によってテンテンは棺の中でこの世に生を受け、たぐい稀なる法力の持ち主として成長した。ある日、かつて儀荘から盗み出されたフルメタルキョンシーが暴れているという噂を耳にする。金おじいさんとテンテンは、フルメタルキョンシーと父親を探す旅に出た。フルメタルキョンシーの居どころを突き止め、テンテンたちが向かった先には、なんと成龍の姿もあった。しかし生まれて初めて出会った父は魔王の化身となり、テンテンたちに襲いかかるのだった。
【ソフト情報】
DVDは『幽幻道士(キョンシーズ)』として5枚組のボックスが、ブルーレイディスクは『幽幻道士&来来!キョンシーズ コンプリート・ブルーレイ・ボックス』として、いずれもアット エンタテインメントより発売されている。