幽幻道士3 

 1988年

 リュウ・ツーイー
 アン・アン
 キン・トー 他

 一応前作からストーリーは続いているが出演者や作品のテイストなどはTVシリーズ『来来!キョンシーズ』に近くなっている。新キャラ、新技が次々と登場してくる作りはあまりにも安直だが、それでも八卦将軍の術だけはやはりワクワクさせてくれる。見どころはなんと言っても、親指を加えながら寝むっているテンテン。狙い過ぎ!でも可愛いすぎ!
 それにしても、敵のアジトに乗り込み、ボスを倒してバンザ〜イで終わるというエンディングは『来来!』『幽幻道士3』『新・桃太郎』と3作連続でまったく同じ。手抜きじゃないのか!?

* * *以下追記* * *

【ストーリー】
 スイカ頭の死後、金おじいさんたちはキョンシー隊を引き連れて旅に出た。一行は道中で闇の法術使い・ムササビ道士に狙われる。身の危険を察知した金おじいさんは、自身に万一のことがあった場合には広州のマーボおばあさんを訪ねるようテンテンに言って聞かせるが、その悪い予感は的中してしまう。金おじいさんはムササビ道士の法術に屈し、捕われの身となってしまった。テンテンたちが救いを求めたマーボおばあさんは、金おじいさんのかつての婚約者だった。法術を何よりも忌み嫌うマーボおばあさんだったが、金おじいさんを救いたいと願うテンテンの熱意についに折れ、究極奥義・八卦将軍の術を使うことを決意する。

【ソフト情報】
DVDは『幽幻道士(キョンシーズ)』として5枚組のボックスが、ブルーレイディスクは『幽幻道士&来来!キョンシーズ コンプリート・ブルーレイ・ボックス』として、いずれもアット エンタテインメントより発売されている。