〜全日本プロレス3栄光の勇者達〜
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全日本プロレスが残した最後のプレゼント |
あの黄金カードも、もうゲームでしか見れない? |
今年はプロレスゲームファンにとっては夢のような一年であった。新年早々のバープロ3に始まり、IWAの浅野社長のCDと同じぐらい当たらなかったオープロ、僕らプロレスゲームファンのみならずあのファ○通(プロレスゲーファンとしてあえてこう表記させていただく)でさえその出来にうなったエキプロ、そして今回紹介させていただくジャイグラ3である。プロレスファンの皆さんご存知の通り、今年はプロレス界にも激震が走った。そう全日本分裂である。
時期が時期だけにジャイグラ3はホントに発売されるのかという声がファンの間でも話題となったのは記憶に新しいところである。
しかしながら7月 新宿さくらやにおいて試遊会は無事に決行され、とりあえずその心配は無くなった。(しかしメーカーの人が全日本のゲームはこれが最後ですよと言った時は、全日はまだあるんだぜ、勝手に潰すな!!という空気はなかなか緊張感がありました)
とにもかくにも三沢、小橋、田上、秋山らが全日のマットで戦うというのはしばらくは無いようなので(5、6年後にはあるかなと予想していますが、どうでしょうか?。)全日、ノアファンなら買いです絶対に!!
ジャイグラ3 その内容 |
ファイプロ、バープロという金字塔に対抗するにはもはやコマンド入力型のシステムは必要不可欠でしょう。しかしながらコマンド入力=バーチャファイター、ストIIという図式が成り立つのもまた必然。対戦で試合を作って楽しむという人には少し敷居が高いジャイグラシリーズ。サターンで出た1作目から比べると随分改善されてきているのだが…。やはり「この技はえーっとガチャガチャ」とやるのは格闘ゲーに慣れ親しんでない僕にはちょっときついです。
これはヒット、名勝負再現モード |
好評の名勝負再現モード |
これからどうなる全日公認ゲーム |
今回は全日、ノアの双方の歩み寄りでなんとか発売にこぎつけたが、スパイクからPS2で発売予定の「全日本プロレス」はどうなるんでしょうか?。本当に川田、渕と天龍でやっていくのか?。そんなのは嫌だ。自分の中での全日本は四天王+1である。タイトルがタイトルだけに難しいと思いますが、ゲームの内容以上に慎重に人選してもらいたいと思います。
最後に |
FC時代の「タッグマッチプロレス」(だったと思う)を皮切りに、いくつものプロレスゲームが発売され、消えていった。
今現在ではっきりしているのは相手の技を受けるプロレスはタイミング式、リングスやPRIDEのような総合格闘技系はコマンド式というようにシステムを2分化する時代にきているのではないだろうか?
僕はプロレスは相撲にひけをとらないぐらい日本が世界に誇れる数少ない文化だと思っている。日本人が作るプロレスゲームは世界にも通用するということを制作サイドもプライドを持っていいものを開発してほしいよね?。
(2000.12.11 カシンだ石沢だ)