機種 スーパーファミコン |
SFC(スーパーファミコン)時代の最高傑作との呼び声も高いこの一本。前作「スーパーファイヤープロレスリング3」からグラフィック、選手数ともに格段の進歩を遂げた。それ以上に豊富な技数、各モードの充実さから「この作品でSFCでのファイプロは最後では」との思いを抱いた方もおられるであろう。実際は本作品発売からちょうど1年後に発売された「スーパーファイヤープロレスリングX」でSFCでのファイプロシリーズは終わりを告げるのだが…。 |
本作品ではシリーズ初のストーリーモード「チャンピオンロード」が加わった。ファイプロは連打、連打で額に汗する従来のプロレスゲームとは異なり、タイミングという要素を取り入れた。しかし2作品目、3作品目と発売されてゆくとファンの間にもしだいにマンネリ化が浸透していった。それをヒューマン側が察知したのか、どうかは知らないが「チャンピオンロード」の出現は間違いなく斬新で、マンネリ化を一掃させるには十分であった。 |
チャンピオンロードの監修は週刊プロレス「BOYSはBOYS」の連載でプロレスファンにはおなじみの斎藤文彦氏。彼の文章が好きな人なら間違いなくこのモードにハマルはずだ。 |
ファイプロはPS2で発売されることが発表されているが、システムや操作性などは従来どうりで問題無いだろう。 |
「ファイヤープロレスリングスペシャル」は数あるファイプロシリーズの中でも1,2を争う出来といえるでしょう。ただハードがSFCということを考えると中古屋で探すのは現時点では少し難しいかもしれません。 |
(2000.6.29. カシンだ石沢だ)