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機種 PS 発売元 ユークス 発売日 2000.8.3. |
全米で発売され大ヒットを記録した「Smackdown」の日本版。今までの経験上 洋ゲー(特にWWFを題材としたプロレスゲー)。はっきり言っちゃってロクなものがなかったため当初は購入する予定などは無かったのだが…。
エキプロその魅力
発売前から週刊プロレス誌上、ゲーム雑誌等で大々的(?)にPR活動をしたこともあり、関東ではほとんどのショップで品切れというこの夏一番のよみ違いソフトとなってしまった。
WWFは一昔前のイメージ(世界のプロレスのころ)とは全く違うものになり、アメリカではもう十分にメジャースポーツとしての地位を築いている。WWFらしい華やかな演出、スピーディーな試合展開は十分に本作で堪能できるだろう。
ファン感涙、Create a Superstar
このモードはいわゆるエディットモードなのだが、「シーズンモード」との連動しているところが今までのプロレスゲームにはないところ。
作成したスーパースター(あえてこう書きます)はまず「プレシーズン」を一年闘わなくてはならない。その過ごしかたで共闘する選手、敵対する選手、自分の特徴が決まってくるのはまさにWWF!!.
多彩な試合形式
Hardcore,anywhere,cagematch,の試合のほか自分がレフリー
となって試合を裁けるSpecial referee matchが一押し。
カウントを早くしたり、遅くしたり、自分がレフリーとなるのがこんなに楽しかったとは…。新しい発見です。
でも あえてダメなところ
しかしながら誰でも楽しめるゲームかというと少し話しが違ってくる。まず、打撃でよくハメ状態になるのはいかがなものか。
そしてシーズンモードも3年、5年と続けているとそのマンネリ化は否めない。またこれは64版のWM2000にも言えるのだが、日本で発売するころにはWWFの展開が遅すぎるのである。せめてW・ペガサス(Chris
Benoit)を始めとするThe Radicalsぐらいは入れて欲しかった。
最後に
このレビューを書いている2日後にファン待望の「エキプロ2」が発売となる。大幅な選手数増加や技の追加、シーズンモードの充実などが話題となっている。僕はエキプロのシーズンモードを闘魂列伝などに取り入れてくれないかなぁと密かに願っているのだが、どうでしょうユークスさん、次回の闘魂列伝5ではエキプロ並みのシーズンモードを取り入れてみては。
(2001.1.23 カシンだ石沢だ)