鳥の詩

阿久 悠 作詞
坂田晃一 作曲
佐藤亘弘 編曲

あなたがいた頃は、笑いさざめき
誰もが幸せに、見えていたけど
人は人と別れて、後で何を思う
鳥は鳥と別れて、雲になる雪になる
私の心が空ならば、必ず真白な鳥が舞う
鳥よ鳥よ鳥たちよ、鳥よ鳥よ鳥の詩

あなたを想うのは、日暮れ時から
あたりが夕闇に、沈むときまで
人は人と別れて、夜に一人迷う
鳥は鳥と別れて、月になる風になる
私の心が水ならば、必ず北から鳥が来る
鳥よ鳥よ鳥たちよ、鳥よ鳥よ鳥の詩

あなたはいつの日か、巣立つ私を
静かなほほえみで、見つめてくれる
人は人と別れて、愛の重さ憶え
鳥は鳥と別れて、春になる秋になる
私の心が湖ならば、必ずやさしい鳥が棲む
鳥よ鳥よ鳥たちよ、鳥よ鳥よ鳥の詩


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