7月30日(木曜日)の昼食時のこと
弁当を食べながらNHKのニュース番組を見ていると、「平泉・中尊寺の藤原3代のミイラを納めた棺の中から出てきたハスの種から発芽した、ハスの花が咲いた」というニュース
「よっしゃぁ、一丁、岩手までドライブするかぁ」とつぶやくと、向かい側で食べてた同僚が乗り気
3・4日の月・火曜日は会社が休みだし、日曜日に出発すれば道路も宿も空いてるかな、ということで2日(日曜日)の朝、しゅっぱ〜つ！
あさとIIさんからの、バーベキューへのお誘いの電話を断りながら、そのわりに、福島県白河インターで寄り道
あさとさんIIともうひとり白河出身の学生さんお奨めの「とら食堂」へ
看板がよくわからなくてやっと探して着くと店頭に20人くらいの行列
「じゃんがらラーメンなら、まぁ、10〜20分待ちだな」と呑気な読みで、行列の後ろについて、ひょいと店内を見てみると、2/3の人がラーメンを食べずにビールを飲んでる・・・
飲んべえの客ばっかりだなぁ、と思いながらしばらく店内と覗いていると、なかなかラーメンが運ばれてこない・・・
これはひょっとすると、ラーメン茹でたり、盛りつけたり、客をさばいたりするのが、無茶苦茶遅いのか？
で、今度は厨房をよ〜く見てると、店主らしいのがひとりで麺を茹でてるようだ。
それはいい、でも店主の他にアルバイトが4人いるのに、麺を茹でる以外の、盛りつけたり、その他諸々の段取り・手際が無茶苦茶遅い。
そのうち、市長選挙の候補者がやってきて、「白河一おいしいとら食堂へお越しのみなさん・・・」
なんてやりだしたから、やっぱりそんな評判の高いラーメンを食べなかったら、食い、もとい、悔いが残ると思って、我慢して並んで待つこと1時間20分！
やっとテーブルに座ってもまた待たされるのは、店外から見てて承知してるから、「ビールとラーメン大盛り！」
ビールが3本分くらい空になる時間が経ってから(飲むのは1本で我慢したけどね)、やっとラーメンのお出まし
しょうゆ味のあっさりしたタイプのスープに、平べったい少しカールした麺
客観的に美味しいのはよくわかったけど、ボクの舌には合わないなぁ＞ごめんね、あさとIIさん
やっぱり、じゃんがらのようなあっさりしたとんこつでないと合わない体になってきたのかなぁ・・・
2時間かけて(ほとんどの時間は立って並んでただけ)食べ終えたボク達は、また白河インターへ
その後は寄り道もせず、一路平泉・前沢インター(で名前合ってたっけ)へ
10時間のロングドライブに、やっぱり岩手は遠い、とぼやきながら、やっと国民宿舎へ。
翌朝、まず国民宿舎の前にある衣川城の天守閣を再現した(つもりらしい)建物にお金を払って入ると、中の展示品も展示の仕方もお粗末なら、もぎりのお姉ちゃんの教育もお粗末。壁の地図に書いてあって、見える範囲にあるらしい、金売り吉次の屋敷跡はどこか、と聞いてもわかりませんと答えるし、定休日の隣の資料館へ、是非見ていくように奨めるし・・・
国民宿舎共々詐欺じゃな。詳しくは書かないけど。2度と泊まるのやめよっと
で、金売り吉次の屋敷跡というのを目指して、あぜ道をうろうろしてると、あったね。
でも、田んぼの真ん中に、礎石と由来を書いた看板だけ。去年、あべちゃんと行った吉次の墓を思い出したよ
次に、お目当ての中尊寺。金色堂を見て、それらしいハスを探したけど何処にも見あたらない・・・フツーのハスはたくさんあるんだどね。
やむを得ず、坊さんに尋ねてみると、「そのハスは、中尊寺にはなくて、神奈川県の女子大で栽培されてるんだよ」
その神奈川から来たんだってばー
せめて、ホームページ上にハスの花の写真を公開してくれません？＞○○女学院さん
気を取り直して、隣の前沢町へ美味しい牛肉を食べに
ガソリンスタンドで、「美味しい前沢牛食べられる店ない？」と聞くと、すぐ近くに行列ができるというお奨めの店
急いでいくと、ちょうど開店10分前！
グッドタイミングと喜んで、1階の肉屋の店頭で「ステーキ肉5枚で3万円だって、ひぇー」と友達とふざけているうちに、11時、開店の時間。確かに行列が出来ていました。ボク達2人を含めて4人の行列！もっとも、店を出る頃にはほぼ満席だったけど
1人前3千円のしゃぶしゃぶと1皿千円の牛刺しを食べたけど、牛刺しがとっても美味しかったね
もう一度機会があれば8千円のステーキってのを食べてみたいな、ワイン持ち込みで。だって、棚に並んでいるボトルがサントリーオールドといいちこと真露だもん
食後は義経の高館と毛越寺を見て、帰りのドライブ
途中、佐野SAで食べた佐野ラーメン、麺は伸びてて全然美味しくなかったけど、スープは薄い分だけ白河ラーメンよりボクの舌に合ってたな。もちろん東京人の友達は白河ラーメンの方が美味しいって言ってたけど
それにしても、食事の度に並んでたなぁ・・・
