『真夏日とセーラー服(仮)』陽炎1

表TOP 裏TOP 裏NOV BBS / 朝曇り6<陽炎1>陽炎2

 自分を見下ろす男達の目の冷たさに、開脚台の上に固定されニップルリング以外は全て剥ぎ取られた香澄は強い照明の下で震え上がり萎縮していた。
 全身に浴びせられた熱い湯に髪まで濡れた状態で両手足を拘束されている香澄の頭は、開脚台の横に立つ男に抱え込まれ喉奥まで押し込まれたものを強制的に抽挿され続けていた。もう何人に口腔を犯され続けているのだろうか、落ち着いて呼吸する時間も与えられずに代わる代わる舐らされる牡の性臭の濃さに香澄は啜り泣く。
 車に乗り込まされた直後から少女は男達に残酷な言葉で罵られ、衣服を奪われ、怯えきったその口腔を犯し続けられていた。口内に射精された精液は吐く事が許されず、浴びせられた精液を拭う事も許されず…だが何故か耐え難かったのは男達が香澄の頭以外には一切触れない事だった。命じられるままに車内で全裸になり、男達の股間に顔を埋め口と手で奉仕し、白い肌に精液を滴らせたまま車を降ろされ駐車場を歩かされ、そして開脚台に自ら乗らされるまで、強制口戯で頭を揺さぶる以外は誰も触れる事はなく、それはまるで香澄には触れる価値もないかの様に感じられて少女の心に突き刺さる。――いや、それだけではないと少女自身感じてはいたがそれは気付いてはいけない事だった。
 開脚台の革と香澄の細腰の間は愛液でねっとりと救いようもなく濡れていた。校内で洗い流しつつの恥ずべき自慰から誰もその場所には触れていないにも関わらず、男達の残酷な視線の先で霰もなく開いた白い内腿のその奥で十七歳の処女の秘めるべき場所は大量の葛湯を注がれた様に滑りひくひくと蠢き続けている。
 誰も触れないまま、香澄の身体は疼ききっていた。
 何かを考えようとすれば哀願に全てが繋がってしまう予感から逃れようと、香澄は口腔を激しく犯す男性器を舐り、拘束された身体の許す限りそれに奉仕する。がちがちに勃起した幹に可憐な舌を這わせ、引き抜かれかけた傘に吸い付き鈴口を舌先でつつき、牡の潤滑液を嚥下する。口を塞いでくれる存在に感謝したくすらありながら、香澄は口腔を一突きされる度に開脚台の上で腰が淫らに上下する羞恥に鳴き咽ぶ。
「これから初めてのお客様にオマンコして貰うのに、ガキにアナルほじくって貰って緩めちゃ駄目だろう?」
「もうしわけ……ありませ…ん……っ」
 ねっとりと糸を引く精液を小さな唇から垂らしながら男の糾弾に謝罪ししゃくりあげる香澄の口腔に、交代した男が男性器を突き挿れた。びくんと開脚台の上で跳ねる身体にニップルリングの鈴がちりんちりんと大きく鳴り響くのはピンクゴールドの輪に引っ掛けられた新たな鈴と錘の為だった。細い鎖の先の円錐系の錘と鈴は女性向けの携帯用ストラップにありそうな洒落たデザインだが、乳首とクリトリスを締め付けるニップルリングにかかるその加重は小さな三箇所の突起を歪ませ、香澄の身体が藻掻く度に鋭い痛みと痺れを交互に与えていた。
 ぷちゃっと卑猥な音を立てて溢れ出した熱い液体が開脚台の下へと滴り落ち、現実から逃避する様に口戯に耽る少女の隅から隅までを撮影するカメラは顧客用の画像を配信していく。時折突き付けられる小型液晶ディスプレイの片隅のSoldOutの文字とその隣の額に少女は怯える…TVの報道番組や悪い話で聞く援助交際の一回の金額と桁が違うそれは何を意味しているのか、性知識に疎遠だった少女には想像も付かない。
 ぐちょっと上顎を鰓が擦る度に、男子生徒のものが窄まりのすぐ裏側を強かに抉る感覚や指が膣壁を擦り立てる感覚が蘇る。乳首とクリトリスを締め付けるニップルリングが痛む度に、噛まれ抓られる鋭い痛みとその後乳房を掴まれ揉みしだかれては焦らし撫で回され舐られる甘い疼きが蘇る。香澄を男達が取り囲んでいた。口腔だけが犯されていた。
 画像を男達に送信していたのだから校内で陵辱した二人は彼等の仲間の筈なのに、何故あの二人の行為を自分が咎められるのか混乱し泣きたい気分の香澄はただひたすら男達の怒りが収まるのを祈るしかない。もしかして触れないのは興味がなくなった為なのだろうか、それならばもしかしてもうじき自分は解放されるのかもしれない、香澄の意識の表面にも浮かび上がらない小さな希望が混乱に拍車をかける。何を考えても通じないならば、もう何も考えなくていい…そう諦めかけている少女の脳裏に両親の姿が浮かび上がり、瞳から涙が溢れた。
「――あ……!」
 ゆっくりと口腔を犯していたものが跳ね上がり大量の精液と唾液の混ざった潤滑液の糸がぬろりと糸を引き、そして再び捩じ込まれる時も、香澄は口を閉ざして抵抗する事もなく迎え入れていく。唇を強かに擦った傘に開脚台の上でしなやかな肢体がびくんびくんと悩ましく震え、ニップルリングのいくつもの鈴が鳴り響く。横たわった上に錘を付けたニップルリングを付けた乳首は身体の脇へと僅かに乳房の形を歪め、細い鎖の先の錘と鈴が白い乳房の上で身体のくねりに左右に揺れては弾み、ピンクゴールドの金具の球に挟まれている乳首は痛々しいまでに硬くしこりながらも可憐な鴇色の色付いていた。
 開脚台で固定されている脚の中央でぬめぬめと淫らに滑る粘膜は指や器具で左右に開かずとも愛液の泥濘の中で乳首と同じ初々しい色を覗かせ、ほんの一〜二時間前まで処女を奪われ犯され続けたばかりの窄まりから白い尻肉とその下の開脚台までが濃厚な愛液に濡れ、香澄の腰が虚しく跳ねる度にぬちゃぬちゃと卑猥な音をたてる。
 部屋に置かれた複数のディスプレイには複数の角度から撮影されている少女の痴態が映り、その内の一つは部屋に入ってからの少女の口戯が鼻から下の角度で映されている画面の隅には射精数が表示され、その上に文字列が右から左へと流れていくのはネット上に放出されているものの為だろう。
【うは奴隷調教部屋キタコレ】
【小早川さんとか?】
【フェラ好きやねーこの子エロいわー】
【顔射♪】
 まだ確定ではないとはいえ自分の名前が推測で出てきているとは知らない少女の脚の間に入り込んできた気配に、喉奥まで突き入れられているものの幹に息苦しくなりつつも涙に濡れた瞳を向けた香澄は男が持つ大きな注射器に身を強張らせる。
 いや注射器ではないのかその先端には針はなく、だが五百ccは楽に入りそうな太い本体のその中の液体は毒々しいまでに鮮やかなピンク色だった。
「さぁて腸内を綺麗にしようかー」
「ん……ぅ!んんぅっ……!!」
 昨日電車内と駅のトイレで浣腸は施されてはいてもそれは掌に乗る小振りなサイズのものであり、大量の液体を流し込まれてはいない少女は、頭をしっかりと抱え込まれ逆らえない状態のまま悲鳴を漏らす。これからの無惨な仕打ちに怯え左右に懸命に身を捩ろうとしてもまだ口内を奥深くまで満たす肉の凶器に歯を立てられない少女の悲痛な表情を愉しむ様に、口腔を犯す男が香澄の唇に付け根を押し付けて小刻みに腰を前後に揺らした。息苦しさと口内をみっちりと犯す幹の太さに朦朧としながら、香澄は大勢の男の前で排泄させられる生理的抵抗感に鳴き咽ぶ。
 電車の狭いトイレでの初めての浣腸は二人の男に見られ録画されており、泣き叫びそうになる香澄の口内には濡れた下着が捩じ込まれていた…あの半狂乱な状態で今の様に口腔陵辱されていたならば香澄は男のものを噛み千切ってしまっていたかもしれない。今も余裕があるとは到底言えないが、だが少女はどこか違っていた。それは諦めなのか牡への隷属なのかは少女は判らない。
「――ん……っ、ん……ぅぅぅ……っ、ぅ……ぅ」
 冷たいと想像していた注射器の温かさに驚いた香澄はそのまま捩じ込まれる口先と腸内に注がれる大量な液体に身体をぶるぶると震わせる。悲痛に涙を溢れさせる紅潮した顔から押し込まれていくシリンダーまでをカメラが何度も往復し、ひくんひくんと蠢く膣口から愛液が溢れシリンダーの口元に絡み付いていく。
 浣腸されながら鳴き咽ぶ少女の口腔深くを男の傘がごつごつと叩き、くぐもった嗚咽と鈴の音が密室に篭もる。助けを求める様に開脚台に固定されている手首と足首の先で指は力の限り縮込まり、だが口内では可憐な舌が逞しい肉棒に媚びる様に愛しげにべちょべちょと卑猥に舐り回し幹に絡み付いて潤滑液を啜り嚥下する。もしも男が指を膣に挿入していれば浣腸されながら香澄が軽く達していると判ったであろう。
「ぅ……んっ、ぅぅ……ん……ぅ」
 明らかに甘い響きの篭もった絡み付く様な嗚咽を漏らす少女の頭を抱える男の腰の動きは激しくなり、切っ先まで引き抜いては突き入れる動きに、男のものから少女の小さな唇を幾筋もの粘液の糸が垂れては切れる前に長大な肉棒が可憐な口を奥深く犯していく。
「っは……ぁああっ、はぁ……あぅ……んっ、んくっ、ぁん!んっ……ぁぁぁぁぁ……っ」
 肉棒を引き抜かれる度に香澄の小さな舌が差し出され宙を掻く。発情しきってもなお羞恥に彩られた甘い声が鈴の音よりはっきりと室内に響き、びくびくと震える腰に香澄が気付けぬ間に男の手が注射器が抜けない様にと左右から抑え込む。何度も深い抽挿を続けた男が少女の頭を抱える手に更に力を込め、ごつごつと口内を叩きつける動きを繰り返した後、大量の精液を香澄の喉奥に噴出させた。
「んぅぅ……ぅぅぅぅぅぅぅ……っ!!」
 頭を抱え込まれている香澄の背が開脚台の上で限界まで反り返り、半ば以上まで注入している注射器に熱い飛沫がぴちゃぴちゃとかかる。痙攣する内腿と膝がぎこちなく震え、湯の乾きかけている白い肌にた夥しい汗が浮かび上がり、エアコンの利いた密室に篭もる精液臭に十七歳の甘い匂いが濃く溶け込んでいく。
 ぐちゅっぐちゅっと精液と唾液の濡れた音をあからさまにたてさせつつゆっくり頭を揺り動かす男に頭の重みを委ね、香澄は瞳を閉じて口内で僅かに勢いを衰えさせてもなお長大な肉棒に舌を這わせる。身体に与えられない愛撫を埋める様な激しい口腔陵辱に恍惚としてしまう少女はまるで主に懐く犬の様に鈴口に吸い付き、引き抜かれた幹を自ら舐め回して唇を這わせてしまう。
 衆人環視の長い口腔奉仕の間も少女の腸には浣腸液が注がれ続けやがて全てが注ぎ終わったのを確認してから男は舐られ続ける肉棒を可憐な少女から離す。大量の射精を無意識で嚥下しつつ口の端から零したまま惚けてひくんひくんと身体を震わせる少女から注射器が引き抜かれ、いつの間にか開脚台から軽く浮いていた白い腰が愛液の泥濘に粘液質な水音を立てて落ちる。
「ぁ……」
 自分の身に起きている事にようやく気付いたものの浣腸から逃れる様に溺れた口腔陵辱の絶頂の甘い余韻から抜け出せない香澄は、不意に襲った腹部の異変に我に返る。少女自身の内部だけに異変が訪れるのならばまだしも、声よりも大きく響く腹腔内からの音に快楽とは異なる羞恥に少女の顔が染まった。
「ぁ……あの。あの……ほどいてください……」
 一度鳴った後は救いもなく何度も鳴る腹部の異音ににやにやと笑う男達に香澄は哀願する。開脚台に拘束されたままではこの密室の近くにあるであろう洗面所に向かえないと判らない筈もないが、男達は香澄の拘束を解こうとする様子はない。戸惑いつつ徐々に切迫感が強まるのを感じ、香澄は消えたい程の羞恥に身を縮込まらせつつ周囲の男達を見る。
「どうしたのかな?」
「あの……あ…の……お手洗い……を……貸してくださいませんで……っ……しょう……か……」
 快楽の汗とは異なる嫌な脂汗が滲むのを感じる香澄は、半ば無駄だと判りながらそれでも男達に哀願をする。昨日の浣腸は電車内の狭いトイレなどであり見る人間は少なかった…他者の排泄行為を見る行為を愉しむ嗜好など想像も出来ない少女は嫌悪感から戒めを解いてくれる人物がいないかを期待するが、恥じながら伏し目がちに巡らせた瞳に映るのはにやにやと笑う男達の顔ばかりだった。列車内のトイレとは異なり大勢の男達に見られながらの強制排泄行為に少女の顔が強張り、大粒の涙が溢れ落ちる。
 腹部でぐるるると大きく鳴り、開脚台の上で懸命に身を縮込まらせる香澄の全身が汗に滑る。少しでも脚を閉ざそうと膝を動かそうにも固定されている身体の自由は殆どなく、妖しく震える身体に増えた鈴の音がちりちりちりと響き渡るばかりだった。
 不慣れながらも早朝に自ら繰り返し行った浣腸でもう腸内には殆ど何も残っていないとは思いつつ、だが人体の排泄物サイクルなどの知識のない少女はいつどの様に浣腸が作用してしまうかに怯え、そして浣腸液であっても大量の液体を人前で漏らしてしまう生理的抵抗感に泣きじゃくる。嫌と無意識に漏れる悲痛な声をマイクが拾い、涙と汗と精液に濡れる顔からひくひくと震える爪先までを余す所なくカメラが撮影していく。
「いや……っ、もうやめてください…っ」
 じっとりと滲む脂汗を滑らせながら懸命に身を縮込まらせようとする霞の薄い腹部が痙攣し、閉ざせない白い脚の奥で窄まりが妖しい収縮と弛緩を繰り返す。ぐるると耳を覆いたくなる腹部の音が大きく鳴り、ディスプレイには内部から圧迫されているのかぷくりと膨れかけた窄まりが微かに前後に動く。
 嫌いやいやいいやと香澄の悲痛な声が密室に響く中、鮮やかなピンク色の液体が窄まりから細い糸状に迸った。
「ぃや……ああああっ!!」
 一度零れた液体を止める事も出来ず、香澄の窄まりから迸る液体は細い糸から一気に大量の噴出へと変わり、液体の排泄音と床に大量の浣腸液が弾ける音が鳴り響く。
 通常ならば力を込めれば堪えられる筈の排泄が浣腸を使われるとどうにも出来ないとは経験上判っていても、だからと開き直れる筈もなく香澄は泣きじゃくり縮込まる。到底想像も出来なかった辱めの連続に緊張の糸がぷつりと切れて意識が遠のきかけるのを感じる少女は、再び窄まりに挿入される異物と液体を注入される違和感に開脚台の上で仰け反る。
「大切な初めてのお客様に失礼があると困るよねぇ。後で精液ばっかりの胃も綺麗にしてあげるよ」
 大量のグリセリン液を注入し終わった後、堪えようと白い内腿を震わせる香澄の脚の間でもう一本同じ注射器を手にする男の言葉に、香澄の瞳が絶望に揺らいだ。

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201508132043

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