「待ってたよぉ」
さして広いとは思っていなかった内湯を通り抜けて目の前に広がる混浴露天風呂は予想以上に広かった。無骨なコンクリート打ちっぱなしの洗い場は小さいが川沿いの風呂は四十数人の男達がゆったりと入浴出来る余裕があり、そして見晴らしも良い。山間の渓流に面した風呂は少し斜面を下ればもう川原であり、心地良い風が吹くそれは快適そうである。――男達にとっては。
皆の視線がタオルさえ取り上げられてしまった鈴佳の身体に容赦なく絡み付く。男の一人に肩を抱かれ、両手で胸と腰を出来るだけ隠そうとしてしまうが鈴佳の手では豊かな乳房を隠しきる事は出来ず、たわわな乳房の頂を辛うじて隠しているが、ぷっくりとしたサーモンピンクの乳輪は指や腕から零れている。下腹部の慎ましい柔毛は隠せているが内湯で流す事を許されなかったその腰から内腿の半ばまでは貪婪な牝肉の疼きを牡に訴える様に愛液が溢れて伝っている。見ている。全員が自分の裸を見ている。気が遠くなりそうな異常な状況である。今でも逃げ出したい。その場に蹲りたい。それなのに、視線がまるで指で撫で回されているかの様に身体を熱く火照らせる。はぁっと漏らす吐息は絶望の色はなく、悲観と躊躇いと…処女にあるまじき淫らな疼きに彩られていた。
「鈴佳は本当に淫乱だな」
「あ…ん……っ」
背後からぴしゃりと尻肉を叩かれ、甘ったるい鳴き声を零した少女の片脚が膝裏から持ち上げられた。嫌っいやっと思わず隠そうとする手が他の男に止められ、露天風呂の縁で鈴佳の秘めるべき下腹部と乳房が陽光下に晒される。
細いウエストに比べ脂の載り始めている腰と脚は健康的な女子高生の若さを主張し、だが乳房は美乳と言っていい綺麗な形で張り出している。Fカップ以上は確実な淫らがましい量感がありその重みはゆっさりとなだらかな曲線を描いて鷲掴みにした時にどれだけ手に馴染むかを牡に期待させる。いい乳である。これを思うまま弄べると思うだけで限界まで肉槍が限界までいきり勃つ、そろそろ年齢で勢いを失い始めているモノがどくどくと脈打ち血が滾ってくる。それなのに卑猥な果実のその頂は、初々しいサーモンピンクである。きっとまだ男にしゃぶらせた事はなかったであろう。ぷっくりと膨れた乳輪は少し大きいが、乳首はやや小振りである。音を立てて卑猥にあからさまに吸い付けばどれだけ可愛らしく鳴くだろう。吸い付いて引っ張りたくなる乳輪など滅多にない。
「自己紹介して」
片脚を抱え上げられ局部を露わにされ顔を真っ赤に染めている少女の頬を涙が伝う。それなのに膣口からはとろりとろりと愛液が溢れていく。乳輪より色の濃い、だが綺麗な鴇色の粘膜がぬらぬらと湯面の陽光に反射する。車内でよく濡れる身体だと全員が知っていたが、健康的な、だが男を知らない少女が柔肌に秘めた牝肉の貪婪さに生唾が溢れる。確かに恥じらっている。それなのに身体は見て欲しいと強請っている。これから全員の慰み者にされると判っているのに濡れている。
「海燕高校二年…木島鈴佳です……。まだ社会を知らない…子供なので…おじ様達に……沢山素敵な事を教えていただけると、……、嬉しいです……」
市内でも有名な超進学校に在籍している女子高生の悲痛な自己紹介にごくりと息が飲まれる。馬鹿なガキならば数万円出せば簡単に股を開くだろう、だが偏差値の違いは身持ちの堅さの違いでもある。普通ならば一対一でも望めない優秀な女が性器を剥き出しにされながら自己紹介している…脅しの材料としてはもう十分である。もう帰宅途中に呼び出されて町工場で肉便器にされても文句は言えない。叔父思いなのは見れば判る…それは弱みだった。
背後から回った指が小振りな小陰唇をびらりと左右に開き、ゆっくりと中指が膣口に沈み込む。
「ぁ……!」
鈴佳の白い身体が淫らなに仰け反り、ぶるんと乳房が跳ね上がる。工場男の荒れた指が初々しい粘膜の孔にじゅぽりと填まり、ゆるゆると抽挿が繰り返される。あっあっあっと少女が鳴く声がせせらぎと葉擦れの中しっとりと流れ、そしてだらしがないとしか言い様のない可憐な乙女の貪婪な愛液がとろとろと荒らされている膣口から溢れ返る。
「海燕の授業にセックスがあるのかねえ」
「いや…っ……いやぁ……ん…っ、あ…っ……あんっ、あん、あ……んっ…んっ、恥ずかしい……です……おねがい…ゆるし…て……あん!そこ…だ…め……え……っ」
「ご覧の通りあそこも優等生の鈴佳ちゃんは社会勉強を希望してるので、皆でよく教えてあげましょう」
「はーい」
冗談めかした笑いの中、膣内で芽生えているクリトリスとは異なるもどかしい疼きに鈴佳は腰を微かに前後に揺らしていたが、まだ本人にはその自覚はなかった。
縁のコンクリートの上に転がされ、男達に代わる代わる牝肉を舐めしゃぶられ膣内を指と舌でほぐされながら、鈴佳は何度も唇を貪られ、乳房を弄ばれ続けていた。一対一などあり得ない。常に三人以上が絡み付き、少女の鳴き声が感極まる度に男達の競争心を煽る。柔らかく乳房を捏ねる男、捩じ切る様に絞る男、肉槍を挟ませ扱く男、皆やりたい事が違った、それの全てで悦んでしまう鈴佳に男達は狂乱した。
「では、社長どうぞ」
露天風呂の中央の小島の岩に手を突いた鈴佳の牝肉を、背後の初老の男の牡槍がずぶずぶと貫いていく。解されきっている筈の処女肉を初めての牡に犯される激痛にあ!あ!あ!と堪えきれない悲鳴をあげる鈴佳を全員が見ていた。当然、記念撮影はされている。衆人環視の処女喪失の気が狂いそうな羞恥と激痛に鳴く少女のうつ伏せの体勢の乳房が激しく揺れていた。ずんと膣奥を突かれた後、女が馴染むのを待たずに男は荒々しく腰を使い出す。破瓜の鮮血が内腿を伝い、激しく腰を打ち付ける音が鳴り響く。
怖い。痛い。それなのに、暗い何かが身体を絡め取る。肌の内側を幾千の舌で舐め回される様に刷り込まれていく、牡への被虐の悦び。背後から回された手に乳房を掴まれ滅茶苦茶に揉みしだかれながら灼熱の牡槍で犯されて、鈴佳は鳴く。これが牡だ。逞しくて到底逆らう事など出来ない牝を犯す、敵わない存在、それは畏怖であり、陶酔だった。与えられた激痛に、鈴佳は鳴く。ぱんっぱんっぱんっぱんっとリズミカルに腰が打ち付けられる度に膣奥ががつんと叩かれる。あんっ!と甲高く鳴いてからはもう歯止めも何もなかった。四十数人の男達の目の前で処女を奪われながら鈴佳はよがり狂う。これがセックスの快楽かはまだ判らないまま、犯されている現実の認識だけでも少女は達してしまう。
叔父と甥を可愛がる乙女が見ず知らずの男に貫かれて悦んでいた。当然避妊具等ない。妊娠は恐ろしい…それなのに少女の精神は生で犯される至福の被虐に恍惚としてしまう…それは密かな破滅願望なのかもしれない。両親を事故で亡くし祖父もいない少女は叔父と甥を愛している…だが獣欲を覚えたこれからも純粋に慕えるだろうか?瞬間脳裏を過ったものにぞくりと鈴佳は息を詰まらせる。入浴を世話している甥の小さな性器と、流石に入浴は共にした事はない叔父の浴衣姿…どちらかと言えば厳しくデスクワーク派の父親とは異なる筋肉質な身体付き。
それから逃れる様に鈴佳は自分を犯す牡の肉棒に意識を向けてしまう。膣内で大きな傘がごりごりと動いている。膣奥に先走りの汁を擦り付けるそれは確かに妻を孕ませた実績があるだろう…男の後は工場長と総務部長、男の長男と次男が順に鈴佳を犯す事になっている。子供であっても四?五十代であり妻子がいてもおかしくない男達が構わずに鈴佳の牝肉に子種をぶちまけようとしていた。おかしい。倫理的におかしい。それなのに。
鈴佳の嬌声が溢れる。正常位ですらない体位で一方的に犯されながら白い身体が腰を捧げる様に本能的突き出される。あからさまな痴態に尻肉が叩かれ、鈴佳は初めて打擲で達した。不慣れな蜜壺がぐびりと初老の男を喰い締め、ラストスパートへと自ら招く。男が達するのはどの様な意味があるのだろう…膣奥での射精はとても満足させるのだろうか、牝の膣に子宮にたっぷりと熱い精液を貯めさせて、うようよと幾億の精子で事後も犯し続けながら。
激しくよがりながら、鈴佳の唇が動く。嬌声に紛れて哀願が溢れる。妊娠はいや妊娠はいや。いい。気持ちいい。いくいくいくいく。お願いです、中出しはしないで。気持ちいい。もっともっともっと。鈴佳の中に出しちゃいや。いく。いきます。おまんこ、きもちいい。おじさまも、きて。すき。おく、ついてついてぐりぐりして。これ、いい。おじさま。おじさま。おじさま。すずか、いくぅっ。きて。すずかのなかに、きて。
十五時の出発間際に戻ってきたバスは運転手の叔父が訝しみながら無事に発車した。これからは宿に向かうだけであり日程的な心配は少なかった。ぼんやりとしている鈴佳がコテージの鍵を確認する。夕食と朝食はレストランも兼ねている母屋で全員揃って取るが、それ以外は基本自由行動である。五?六人が止まる小さなコテージと十人以上の泊まれる広いコテージ…露天風呂付きの広いリビングは鈴佳の嬌声が今夜の宿である。叔父には疲れたと言い早く休む事になっていた。
「鈴佳ちゃん?」
叔父の問いかけにはっと我に返り、少女は首を振る。無頓着な叔父は気付いていないらしい…鈴佳がブラジャーもパンティも着けていない事も、帰路の間も止めどなく溢れ続ける精液も、僅かに動くだけで喘ぎそうになる強烈な余韻からまだ抜け出せていない事も。
ふるっと首を振り、鈴佳は運転席の隣から通路を先に進む。入浴疲れを考えてテレビで流されるのは派手なアクションのハリウッド映画だった。音量は、大きい。だが誰もテレビを見てはいない。ぽんぽんと、展開済みの補助椅子を叩かれそこに腰を下ろすか迷う少女の身体が座席の上に仰向けに転がされ、左右から服が剥ぎ取られていく。露天風呂の休憩は三時間半。程々には満足されているがまだまだ男達は飢えている…特に上の役職を先に満足させた『接客』では若い盛りの連中では到底納得のいくものではないだろう。
愛撫も殆どないまま、鈴佳は補助席の上で前後から男に貫かれた。巻きスカートにすらなっていないミニのタイトスカートは捲るだけでウエストまで下半身を露わにさせ、一応身に着けているストッキングはいつでも牡が犯せる様に股の部分が裂かれており、少女の牝肉は剥き出しだった。柔毛から窄まりまで牝として目を愉しませる場所は全てで露わであり、とぷっと結合部から精液が溢れる。最低でも四十回分…人によっては三度も四度も鈴佳の膣奥で放った精液はどろどろと溜まりきっている。喘ぎ声を封じる為に他の男が仰向けの少女の頭を逆に抱え込んで口腔を犯す。孕ませるのを避けたいのかある程度の数が執着したのは鈴佳の口と窄まりだった。たった三時間半で、処女喪失だけでなくアナルセックスもフェラチオも仕込まれた従順な少女を男達は気に入ったらしい…飽きる様子は一切しない。前後から犯される鈴佳の身体に他の男達の手が這い回り、射精が済めば次の男がすぐさま貫いた。引き抜かれている時間の方が短い。補助椅子で、座席で、代わる代わる犯されるながら懸命に鈴佳は喘ぎ声だけはあげまいとそれだけに理性は集中する。身体は、男達に犯されながら。ブラウスが脱がされ添乗員の制服のリボンとウエストすに纏まったミニのタイトスカートだけの姿で、窓に乳房を押し付けながら背後からがつがつと犯されながら喘ぐまいとする唇で窓を舐める。舐る。舌をねとねとと這わせる脳裏に祖父と窓磨きをしている懐かしい光景が過る。それなりに数をこなしたお陰か一対一で犯されながら舌を絡め合う事も覚えた。招かれるまま男の元へ行き、運ばれ、たっぷりと犯される。舐め回されていない場所はない。舐めていない場所も、ない。リクライニングで目一杯倒したシートの上で鈴佳の膣と窄まりと口が同時に犯される。ぎしぎしと低く鳴る座席に鈴佳の汗と結合部から溢れる大量の愛液と精液の混ざった粘液が池を作る。たぷんたぷんと池の上で揺れ動く尻肉の上で、鈴佳の二つの孔を犯す肉槍がばらばらな動きで抽挿を繰り返す。露天風呂では正直に鳴き喘げたが、叔父のバスでは出来る筈がない。真面目に運転する敬愛する叔父のバスで、たっぷりと犯されて少女は何度も絶頂を繰り返す。籠もる淫臭を全開にした窓が蒸れた空気を押し流していく。んむっんむっと向き合う男と舌を貪り合いながら、膣と窄まりを同時に犯されながら、鈴佳の頬を涙が伝う。
願いは、一つだけ。
叔父に気付かれたくなかった。
夕食も殆ど喉を通らないまま男達のコテージに向かった少女は酷く機嫌のいい男達に歓待され、そして格安宿らしくテレビでなく古いプロジェクタで壁一面に投影される自分の恥辱の画像を見せ付けられながら再び犯された。壁一面に肉槍にずぶずぶと犯される膣口が、鳴き喘ぐ鈴佳の姿が映される…覚えのあるものとないものが混在しているが、全てが本物だと何故か確信してしまう。
犯される自分を見せ付けられながら、男達が少女に教え込んでいくのは性器の名称だけでなく、腰の使い方、舌の使い方、しゃぶり方…数時間前まで処女だった鈴佳に男達に飼われた肉奴隷の様な淫蕩な真似事が刷り込まれていく。
繰り返しの膣内射精で男の射精でスイッチが入った様にいき狂う悦びを植えつけられ、突き出された肉棒に自ら進んで舌を這わせる本能に近い条件反射が染み付く。四十数人からの凌辱と調教を無垢な鈴佳は恐ろしい勢いで吸収していく。男の腰の上で腰を振る鈴佳の白い肌には無数の歯型や吸い跡が付けられ、絶頂を迎えるその様は陶酔しきった牝そのものだった。男を知らない十七歳の女子高生と四十数人の男達ではもう勝負は付いており、失神している間も調教は続き、苦しいばかりのアナルセックスだけですら鈴佳は胸を高鳴らせて待つ様になっていく。
それなのに精神の隅で悲鳴は続く。もう解放して欲しい。二度と相見えたくない、引っ越しをしてもいい…それなのに、今回だけでなく小まめに社員を犒う行事にバスを使うと言われると、鈴佳は感謝するしかない。添乗員はいらない、鈴佳が同行すればいいと言われ、旅行の代わりに何処かで…と哀願した結果、工場に鈴佳が来る様に命じられた。旅行の度にその前後でなく、鈴佳が男達を満足させたいと思う分だけ。――毎日でも年に一度でもそれは鈴佳の心がけ次第だと。
「ぁ……んっ、おじ様…おじ様…ぁ……気持ちいい……おじ様のおちんぽ気持ちいい…っ、あん…っ、あぁ…っおじ様、すずか…もうだめ……なかにください…っ、おじ様のあっつい精液…っすずかのおまんこにたっぷりだしてぇ……っ」
床の上で見知らぬ男の腰に脚を絡め互いに激しく擦り合わせる牡と牝の結合部からは濃い精液が溢れ返っているが、鈴佳の愛液の量も多かった。淫乱と何度も蔑まれ褒め称えられながら、少女は限界まで、限界を超えてほんの僅かな休息の後も、犯される続ける。何十回も男に腰を抱え込まれ、膣奥を突かれ続け、身体は牡しか考えられなくなっていく。
何十回目かの膣内射精の後、失神から目覚めた鈴佳はおかしな余興に違和感を覚えた。
男が寝ている。だが大きな目隠しとヘッドフォンを着けられている男には外界が判らない状態だろう。工場勤めの男らしい引き締まった身体は均整が取れていて好感が持てる…命じられるまま、鈴佳は全裸で横たわる男の肉棒にしゃぶりついた。丁寧に舌を這わせると何度も射精した後とは思えない程猛々しくとても立派な肉槍が反り返り、だらだらと溢れる先走りの汁を少女は胸を高鳴らせながら嚥下する。美味しい。ねっとりとした粘液が口内に塗られただけですら鈴佳はうっとりとし、命じられるまま男の顔を跨いだ。
「――ぁ……っ!」
男の舌が少女のクリトリスを丁寧に舐める。怖ず怖ずとした舌の動きに堪らないもどかしさを憶え、鈴佳は同じ様に愛しげに熱心に男の肉棒を咥え込む。とても太くて長い。びきびきと浮かび上がる血管も勢い良く反り返る傘も卑猥としか言い様のない肉槍だった。ビデオカメラがスマートフォンが男達が熱心に撮影していく中、徐々に互いの性器を貪る行為は激しさを増し、じゅぷじゅぷと膣を長い節張った指で抉られ続けた鈴佳の夥しい愛液が男の顔全体にねっとりと絡み付き目隠しを濡らし太い透明な糸を大量に伸ばす。欲情しきっている鈴佳の身体を男達が抱え上げ、ゆっくりと下ろしていく先には未だ射精していない男の猛りきった肉槍があった。天を仰ぐのではなく臍へ向かって反り返る若々しい立派な牡槍に少女はうっとりと目を細める。ずぶりと大きな傘に膣口のくねりを押し開かれるだけで鈴佳は絶頂を迎え、ぐびぐびと波打ち最初から激しく絞り立てる牝肉を逞しい肉槍が押し広げていく。身も世もなく少女は首を振りたくる。四十数人から犯され続けているのに一突きでここまで重く深い悦びに満たされるのは初めてだった。あっさりと膣奥を傘の先端が突く。膣が、全身が悦んでいる。これが欲しい。もっと欲しい。口の端からだらしのない唾液が垂れ、かくかくと全身が戦慄く。とてもいい。心底、理性も何もかもが、悦んでいる。
それなのに快楽の強烈さ故に動けない鈴佳の牝肉だけが愛しげに牡を搾り上げ波打ちぐびりぐびりとだらしなく男を貪り続けている。
「――ちんぽ、とっても美味しいだろう」
言葉を返す事も出来ないまま鈴佳はこくんこくんと何度も頷く。みっちりと膣を押し広げている肉槍の猛々しさにうっとりとして涙とよだれが止まらない。はぁはぁと緩く間延びした呼吸は肉食獣の呻りに似ていた。
「ん…は……あ!」
不意に男に乳房を掴まれ鈴佳は嬌声を上げる。大きな手が乳房を鷲掴みにしていると気付く間もなく、男が身を起こして胡座を掻いて少女を貫いたまま抱え込んだ。相当しっかりと固定している目隠しはびくともせず、照明を落とした居間には壁で大写しにされている一対の牡と牝の貪り合いが映されているだけになる。いや、男達がぎらぎらとした愉しげな目で見ている。密着して女の体勢が判る男が乳房を掴まみ乳首を噛む。勿体なさそうに執拗に舐るかと思えば乳首に跡が付きそうな程に強く噛んで、吸う。ねっとりと乳房が激しく捏ね回され、甲高く鳴く鈴佳の腰を、男が強烈に突き上げる。数センチ浮き上がった腰が落ちる度に膣奥がずんと大きく深く抉られる…とても頼もしい牡肉に、膣奥だけでなく身体中に激しい火花が散る。犯される恍惚感によりも、足元から何もかもが崩れていきそうな怯えに鈴佳は男に必死でしがみつく。世界でただ一人頼っているのに男は肉槍の一突きで簡単に少女を浮き上がらせ、そしてまた傘で受け止める。止めどころなど無さそうな激しい抽挿に全身から汗が滲み、やがて男と女は吸い寄せられた様に唇を重ねた。
そっと重ねられていたのは一瞬で、その後は獣の様に顔を擦り寄せ合う動きで互いの舌を貪り合い、互いの唇を歯を口内粘膜を舐り合い、唾液を啜り合う。んふっんふっと甘く鳴く鈴佳に男の身体がぴくりと揺れ、だがそれが幻の様に一段と激しく肉槍を突き上げる。
「ゃ……あ!きもちよすぎてとんじゃう…っ、こわれひゃ…っあ!あ!ああああああああああああああ!」
男の腕の中でがくがくと身を震わせる鈴佳の絶頂をじっくりと味わう様に動きを止めていた男は、唾液と涙を垂れ流しにして浅い呼吸をどうにか繰り返す少女を転がし、覆い被さった。
「 」
男の欲情に塗れた短い言葉に、鈴佳は一瞬凍り付く。今聞いてはいけない声と、言葉だった。いやそんな訳がない。あり得ない。
ずん、と男が鈴佳を突いた。絶頂から抜けきれない牝肉を癒しも宥めもしてくれず圧倒的に支配する肉槍が隅々まで引きずり回す様に掻き乱す。じゅぼじゅぼじゅぼとまるで腕を突き挿れられて攪拌される様な強烈な抽挿に殆ど悲鳴の感極まった叫びが唇を割る少女の脚をかるがると操り、望むがままの体位と角度で浅瀬を膣奥を底無しの性欲で貪る男に、鈴佳の理性が一片も残らず溶けていく。犯されたい貪られたい満たしたい。四十数人目の男の精液を一切の抵抗なく自ら心の底から望む形で蕩けきりながら、鈴佳は膣奥にたっぷりと浴びる。もう暫くしていないのであろう、とても濃い大量の精液がどぷりどぷりどぷりと弾けるのを、鈴佳の子宮口が淫らに蠢いて応える。
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106『ご満足いただけますよう・Cパート後編』
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