幼稚園・保育園・小学校の新しい固定遊具、こども用クライミングウォール「キッズ・ウォール」

キッズウォール

キッズウォールをご理解いただくための、Q&A

安全性について問題はないのですか?

 こども用クライミングウォール「キッズウォール」は、こどもたちの安全面を最優先して開発されました。

 特に、高く登るのではなく、低い位置で横移動(トラバース)する楽しさを、さまざまなルート設定をすることで創り出しています。つまり足の高さが、例え床面(または地面)から10cm程度であっても、楽しさを味わえるように工夫されています。

 通常は、足の高さが120cmを越えないようなルート設定をしています。また、手や足をかけやすいホールドを使用することによって、安全性を高めています。

 キッズウォールで遊ぶ場合は、必ず上着の裾をズボンに入れて行うようにしてください。裾がホールドに掛ることを防ぐためです。

体力面・その他について、どのような効果が期待できますか?

 年齢に応じた筋力はもちろん、幼児期・児童期に大切であるとされる、調整力(主に、巧ち性、協応性、柔軟性、平衡性)が養われる要素が多く含まれています。楽しく遊びながらこれらの要素が培われます。

 また、次第に難しいルートにチャレンジする時、「次あるいはその次のホールドを、どちらの手で持った方が良いか」などの判断を、とっさにしなければならない場面もあり、単に体力だけではなく、判断力をも培う要素の多い運動遊びです。

管理者や先生方に、フリークライミングの知識や技術は必要ですか?

 横移動(トラバース)ルートでの設置の場合は、フリークライミングの知識や技術をまったく必要としません。

 ただし、高く登れるように設置した場合は、必ずロープによる確保(ビレー)が必要となりますので、どなたかにビレーの方法を覚えていただくことになります。

子どもの年齢差・体力差に対応できるものでしょうか。

 ホールドの色や形の組み合わせで、多くの難度の異なるルート設定が可能です。例えば、赤・青・黄の3色のホールドを使用し、手で持つ色を指定した場合には・・・

@すべての色を持って良い A赤を持ってはいけない B青を持ってはいけないC黄を持ってはいけない D赤だけを持ってよい E青だけを持ってよいF黄だけを持ってよい

上記の7ルートができることになります。

 実際は4〜5色のホールドを使いますので、更に多くのルートが可能です。
もちろん、初期ルートの設定は安全面も考慮し、専門のルートセッター(フリークライマー)が行います。

 このように難度の異なる複数ルートの設定によって、幼児(年少〜年長)から、小学生(低学年〜高学年)まで、年齢や個々の体力差にも対応できるよう工夫されています。

 また、専用鈴(大型カウベル)を取り付けて目標とすることもできますので、楽しさが広がります。

設置工事は、何日くらいかかるのですか?

 タイプや規模によっても異なりますが、通常は2〜3日で取り付け工事は終了します。

 土曜日、日曜日、祝日の工事も可能です。

設置費用は、どのくらいですか?

 クライミングウォールの種類や規模、取り付け方によって、費用は異なります。

 小規模で簡単な取り付けが可能であれば、70〜80万円程度からお請けできます。(教材販売会社などを経由する場合は2〜3割増となります)

 可能な限り、低価格でご提案・御見積りさせていただきますので、ご遠慮なくご相談ください。

 国内であれば遠方でもお引き受けいたします。


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