清進塾 2006忘年会
【グリーンプラネット】


 『一教は有無を言わさずに決めていく技だ。入り身は譲って相手の主張を聞いてやること。四方投げは四方八方に処理していく。大体この三つが基本なんだ。この基本技なくしてかっこだけ色々やってもだめなんだ。人生もだいたいこれでうまくやってく事ができる。

 なんで体の転換を毎回やってるのか。そこを考えなければならない。ただ漫然とやってたんではだめなんだ。稽古のやり方を変えなければならない。つまりそれは自分の考え方を変えていくことなんだ。どこで気が付くかなんだ。コップは空にしなければ何も注ぐことは出来ないのだから。』

 今年は『練馬区合気道演武大会』のために戸田先輩が清進塾の演武要項を作成された。当日を撮影した記録DVDもある。これらをベースにして来年の演武会に繋げていけたらすばらしい。

 さらに今年記憶すべきことがある。石原先輩が道場で居合の稽古を始めてしまったことだ。考えてみればなんのために道場に木刀が供えられているのか。道場生は剣を振って稽古せよと云うことではないか!だが道場とはいえ人前で剣を振るのははばかってしまう。しかしそこは石原先輩という人柄・人徳なのだ。違和感なく定着してしまったのだ。

(2006年12月9日)
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