7月27日(土)
「FUJI ROCK FESTIVAL '02 2日目〜蚊も飛んでていい感じですね〜」
今年の苗プリは嬉しいことに朝食付き(去年も付いていたのかもしれないが記憶にない…)。
私は当然和食中心。朝はやっぱりご飯・納豆・味噌汁でしょー。
朝食会場は結構広い場所で、周りを見渡すとたまーに一般客に紛れてミュージシャンとかも何気にいたりするわけで。
今日もいましたよ、倉持夫妻。旦那のほうはあの髪型とサングラスですぐわかった。奥さんは帽子被ってました。
あとうちらの隣のテーブルにはバンプのドラム(升くんだっけ?泣きぼくろある人。)くんがいたなあ。
今日は11:20からのMO'SOME TONEBENDER(ホワイト)に間に合うように出発するはずだったのに、
朝食会場でマターリしすぎてしまって、ホテルを出たのが何と11時(笑)。
頑張って早足で辿り着こうとしたけれど、私の足をもってしてもホテルからホワイトまで20分足らずで行ける訳もなく、
おまけにまだ午前中だというのにグリーン〜ホワイト間の道がかなり混雑していた(この時点で今日は何となく
混みそうな予感がした)のも重なって当然のことながらスタートには間に合わなかった…。
でも後半の4曲ぐらい聴けたからとりあえず良しとしよう。
それにしても武井さんのあの服装は有りなのか??裸に皮のベスト&短パン&麦わら帽って…。
モーサムで弾け損ねた後はスカでマターリしようと思い、今年初めてヘブンに足を踏み入れることにした。
が、ちーーともマターリできる雰囲気じゃない!!どこもかしこも人だらけ。
おまけに空はピーカン照りで数少ない日陰もシートで埋め尽くされてる。ここは本当に天国(ヘブン)なのか?
Ska Flames〜Rico Rodriguez and his band〜The Skatalitesの流れでマターリするつもりだったのに
どうにもこうにも落ち着かず、The Skatalitesの途中で已む無く退散。(何と入場規制されてた。ビックリ。)
Skatalitesもっと見たかったのになあ。今年のヘブンは全然天国じゃない〜〜〜(T^T)
ホワイト〜ヘブン間を逆流するようにグリーンへ戻り、私の中で一番の楽しみだった陽水さんまでしばし待つ。
日が傾きかけた頃ついに陽水さん登場。アコギで静かにあの名曲のイントロを奏でだす。
“都会では〜自殺する〜若者が増えている〜♪”うぉっ、1曲目から「傘がない」やるとは!
おそらく陽水さんを初めて生で見るであろう人たちからも、出だしの1フレーズを聴いただけで歓声が沸く。
12日前に県民会館で見てるけど、やはり緑に囲まれた中で見る陽水さんは格別だ〜。
「アジアの純真」「飾りじゃないのよ涙は」「リバーサイドホテル」など誰しもが聴いたことのある曲のオンパレード。
そして待ちに待ったあのピアノのイントロ、そう「少年時代」だ。私が今年のフジで一番聴きたかった曲はこれ。
“夏が過ぎ、風あざみ、誰の憧れにさまよう〜♪”苗場の雰囲気に見事にマッチしたメロディーが心にしみる。
この曲をこの場所で聴けただけでも大満足よ。冗談抜きで泣きそうだった。泣かなかったけどね。
とどめは“最後のニュース”。これを最後に持ってこられた日にゃあもうお手上げですよ。降参します。
ここで少し早いけど軽めの夕飯。昨日に引き続きどーもこってりしたものを身体が受け付けない感じだったので
沖縄そばでサクッと済ませ、レッドマーキーのWhite Stripesを少しだけ見た後
再びグリーンへ戻りPET SHOP BOYSのステージを見た。これがまたよかったのよねーー。
はっきり言って私はまともに洋楽を聴いたことってほとんどないんだけど、PSBはなぜか知ってる曲が多くて
今日も「Domino Dancing」や「West end Girls」、そしておなじみ「Go West」など懐かしいナンバーが流れてくると
それだけでもう嬉しくて嬉しくて。
7月26日(金)
「FUJI ROCK FESTIVAL '02 1日目〜睡眠をたっぷり取って参加しましょう〜」
ゆうべはナンバガさんのライブビデオを見ちゃったりして結局午前3時ぐらいまで眠れず。
それでも6時半には起きて苗場に行く準備を始める。
当初の予定では7時半に出て下道(国道17号)を通って10時ごろに苗場に到着という感じだったのだけど
出発時間が1時間近く遅れたので、遅れを取り戻すべく渋川から月夜野まで高速を使って行った。
これが上手い具合に進んで、見事予定通り10時に現地苗場に到着。あー近いっていいわぁ。
でもここから会場に入るまでが長かった。まず駐車場でこれから必要なものとそうでないものに分け、
苗プリまで歩き、ロッカーに荷物を預け、入場する前にオフィシャルショップでTシャツとパンフを買い、
ようやく入場ゲートまで辿り着いたのは11時過ぎ(笑)。おなかが空いてたのでまずはオアシスで腹ごしらえ。
今年は苗場食堂を充実させると聞いていたので早速物色すると、コシヒカリごはんやら岩魚の一夜干しなど
うちらの興味をそそるようなメニューがあったもんでそこで即決。
玉子かけごはん+山菜入りけんちん汁+岩魚の一夜干しという日本人らしい食事をしたよ。
実は去年からこういうのが食べたかったんです。だってフジの食事ってこってりしたのが多いんですもの。
(ゆうべのユーカラでの食事が重かったんであっさりしたものが食べたかったってのもあるんだけどね。)
のんびりご飯を食べてる間にあっという間に時間は過ぎて行き、いつの間にやらスカパラのステージが始まってた。
いそいそとグリーンステージに向かい、後方でビールを飲みながらマターリ見る。
残り2曲ぐらいになったところでレッドマーキーへ移動。ついにフジでKING BROTHERSが見られるのれす。
妹は前のほうへ突っ込んでいき、私は真ん中あたりのステージ全体を見られる場所を確保してそこで見てました。
キンブラ見るの5ヶ月ぶりだったけど、なんかすごいことになってます。
まずびっくりしたのがステージの配置。いつもはジュンくん(Dr.)が真ん中なのに今日はなぜか一番左。
でもってケイゾウくんが真ん中で、マーヤはいつもの右側。何の意図でこの配置になったのだろう?
新曲も含めて約40分。攻めに攻めまくったステージで、見事に観客を引き込んでました。
私が今まで見た中でもかなり上位にランクするくらい良いライブだったと思う。
(マーヤ、ダイブしたけど屈強なセキュリティに戻されてた・・・笑)
はっきり言ってフジの観客にこんなにすんなり受け入れられるとは思ってなかった。
2年前のRIJ見てるから余計にね。思えばあれがキンブラとの出会いだったっけ。
キンブラのステージが終わるとオアシスで休憩を取ってから、3時過ぎに一旦ホテルへ戻りチェックイン。
そのまま5時ごろまで部屋でくつろぎ、6時10分からのTELEVISIONに合わせて再び会場へ。
ライブが始まるまで多少時間があったので、朝来た時から気になってた冷や汁(実は冷やし茶漬け)をかっ込んだ。
その時ふと辺りを見まわしてみると、、、いるじゃありませんかナンバガのメンバー(ひさ子ちゃんと憲ちゃん)が。
やっぱり来たかと思ったよ。目当てはこの後のTELEVISIONだろうな。暇だったんでしばらく行動を観察してしもた。
時間になったので左脇の入り口から再びマーキーへ。実はTELEVISIONのことあまりよく知らないんだけど、
とりあえず音に身を委ねてみました。ギターサウンドがなかなか心地よかったよ。
ライブ途中で向井くんとベンジーを見かけた。ベンジーはファンに後付けられてたなあ。
そしてライブ終盤には聞き覚えのあるギターリフ。“Marquee Moon”のイントロが流れた瞬間、場内大盛り上がり。
私はナンバガのライブの出囃子でしか聴いたことなかったけど、ついにフルで聴けたよ〜。しかも生で〜。
まさかとっくに解散したはずのTELEVISIONが再結成して、フジロックで見られるなんて夢にも思わなかったさ。
“Marquee Moon”の余韻に浸りながら、一路Avaron Fieldへ。
小高い丘に登り、いつもと同じ場所にある蓮華堂で毎年恒例3日目のマッサージを予約する。
そのお隣ではフリーチベットのNGO団体がチベットの映画を上映してて、妹はそこにつかまる。
私はどうしてもManu Chaoが見たかったので、妹をそこに置き去りにして一人でホワイトステージに移動。
ちょうどステージが始まったところで、1曲目から弾けまくり!私もずーーっと踊りまくり。
ミクスチャーってどっちかというと苦手な部類に入るんだけど、Manu Chaoはいい!楽しい!!
自分でもびっくりするくらいひたすら踊ってた。だって楽しかったんだもん。
前夜祭のステージが良かったとの評判をBBS等で見聞きしてこれは絶対に見ようと決めてたんだけど、
いざ見てみると自分の想像していた以上にいいステージで、一躍今年のベストアクト候補に。
踊って一汗かいたところで再びAvaron Fieldのフリーチベットのブースへ。妹はまだ映画を見てた(笑)
その間に私はラッシーを飲んで一休み。おそらく長丁場になるであろう今日のトリ、P-FUNKに備える。
P-FUNKことGeorge Clinton&Parlament/Funcadelicは予想通り長かった。
いつ終わるともわからないままひたすら演奏し歌い続ける。しかしそれにしてもGeorgeおじいちゃんは元気だ。
60代とは思えないくらいジャンプしまくって観客を煽り、右手を振れば観客は皆それに合わせて手を振る。
彼が両手を広げると大きな歓声が沸いてくる。FUNKの神様と呼ばれる人間の存在感をまざまざと見せ付けられた感じだ。
午後11時半、ライブ開始から2時間経過。ステージ上はまだまだ終わる気配など全くなかったが、
こちらが疲れてきてしまったので残念ながらここでうちらはGive up。うーーっ、じいちゃんに負けたー(苦笑)
*後から聞いた話だと電源抜かれるまでやってたとか。その気力と体力に脱帽です。
やっぱ睡眠時間3時間で臨むと疲れるわ。夕方ホテルに戻った時に昼寝しとけば良かったって今さら思っても後の祭り。
レッドマーキー夜の部を堪能する気力もないくらい疲れ果てた私たちは、重たい足取りでホテルに戻り
着替えもせずベッドに倒れこむと泥のように寝たのでした。
(帰る途中ホテルのフットサルコートでThe Musicのメンバー3人がサッカーに興じてるのを見かけて、
「若いっていいなあ」と思ってしまったババくさい俺。あー嫌だねぇ・・・。)
<今日見たライブ> ★印は今日のベストアクト
東京スカパラダイスオーケストラ、KING BROTHERS、TELEVISION、★Manu Chao Radio Bemba Sound System、
George Clinton&Parlament/Funcadelic
<今日見かけたミュージシャン>
NUMBER GIRL(向井くん、ひさ子ちゃん、憲ちゃん)、HUSKING BEE(テッキンさん)、ベンジー、
Supercar(公大くん)、MO'SOME TONEBENDER(藤田さん)、倉持夫妻(YO-KING&YUKI)、The Music(全員)
7月22日(月)
バスの中で寝て起きたらもう新宿駅の手前まで来てた。予定より15分ぐらい早く着いてラッキー。
7時前に家に着き、荷物を片付けメールチェックをして8時過ぎには再び出勤のため家を出る。
(いやしかし我ながらハードでタフやねぇ。)
それにしても暑い!大阪も暑かったけど、東京も暑いのねん。会社に着くまでに汗滲んでたわよ。
おまけに風邪ひき始めてから2週間以上経ってるというのに一向に咳が止まらない。
今週末はフジロックがあるというのに困ったもんだ。行くまでに風邪だけは治しておかなければ。
前橋の女性連れ去り事件、無事保護された上に犯人も逮捕されてよかったね。
これだけの事件だったにもかかわらず、ケガ人が一人も出なかったのは不幸中の幸い。
二度とこのようなことがないように祈る限りですわ。
ミスチル桜井氏が小脳梗塞の疑いでしばらく静養するため、ツアー中止するそうな。
同年代の人間がこういう病気でお休みするのを聞くと、実はちょっとショックだったりする。
やっぱまだ気持ちは若いと思ってるから脳梗塞なんて起こり得ないとはなっから決めつけちゃうんだよね。
そうしてたかをくくってると今回の桜井氏のケースみたいに突然襲ってきたりするから怖いのよ。
まさに油断大敵。私も気をつけなきゃね。
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