公式13:状態方程式

1.理想気体の状態方程式

状態方程式とは、物理的な量である圧力、体積などを、化学的な量であるモルに関連付けるという意味で、実は重要な方程式です。実際にこの式は物理、化学両方に出てきます。式の形は、p・V=n・R・T(p:気体の圧力、V:気体の体積、n:気体のモル数、R:気体定数、T:気体の温度)です。高校物理では気にすることはないですが、実際はこの方程式は現実とはわずかにずれています。理想化された気体にのみ使えるのです。