１．加速度があるとき、ないとき

"加速度"という言葉を聞くと、なんだか速くなっていくときしか加速度がないように感じますが、そんなことはないです。加速度の定義を見ればわかりますが、加速度はあくまで速度の変化率なので、速度が変化すれば加速度はあります。そして、速度が変化しないというのは、等速直線運動だけです。つまり、等速直線運動でないときは全て加速度が存在します。例えば減速するときにもマイナスの加速度がありますし、速さが同じでも向きが変われば速度は変わっている(速さと速度の違い参照)わけですから、等速円運動でも加速度が存在することになります。