[1]次の問いに答えよ。ただし、吸着平衡定数をK、一酸化炭素圧はP、被覆率はθとする。
(1)一酸化炭素分子が分子状吸着するときの構造を全て記せ。
(2)これらの構造を区別するにはどのような方法があるか。一つ記せ。
(3)一酸化炭素分子が分子状吸着する場合、θとK、Pの関係を求めよ。
(4)一酸化炭素分子が金属表面に解離吸着する場合、θとK、Pの関係を求めよ。[2]NO分解の反応(2NO→N2+O2)に関して、次の問いに答えよ。必要であれば、この反応の圧平衡定数(Kp)がlogKp=9452/T −1.63であることを用いても良い。Tは絶対温度とする。
(1)自動車から空気中に排出される500ppmのNOは300℃では何ppmまで低減可能か。
(2)実際は上記反応を触媒的に行うのはきわめて困難である。理由を推定せよ。