なぜか中国では『カブタック』が根強い人気。このあたりはかつての香港での『ロボコン』人気に通じるところがあるのかもしれませんが、中国では定期的に『カブタック』が再放送され、同時に玩具も再販売されています。
そんな「カブタック大好き」な中国で売られていたのが今回紹介する2点です。
謎の怪獣が出現!
「シュワッ!」
「まぁ待て、落ち着け!」
「スーパーチェ〜ンジ!」
「やぁ!ボクですよ!」
「イヤ、ダレだよ?」
というわけで、まずは「鉄甲巨人」です。
縮小版のドデカブタックの頭部を、ウルトラマンと怪獣に変更したもの。
『ウルトラマン』と『カブタック』という中国で人気の2大特撮キャラをまとめてしまうあたり、中国らしいアイディアですが、ただスーパーモードの頭部をウルトラマンにするだけではなく、コミカルモードの頭部まで怪獣に変えてしまっているのは流石です。
英語名は「ARMOUR GIANT」。
微妙に「鎧甲勇士」の影響も感じられます。
お約束の「間違い日本語」もバッチリ。
附属するディフォルメ・ウルトラマンが搭乗可能。
オリジナルと同様にスコップが附属。
「土木作業はおまかせ!」
で、使わなかった「ドデカブタックの頭部」はどこに行ったかというと……。
STD版ビルドタイガーについてました〜。
こちらは驚くべきことに『カブタック』の商品として発売されたもの。
現在はオフィシャル商品のアジア出荷版が売られていますが、
中国のメーカーが商品展開していた時期のアイテムです。
もちろん分離も可能
ドリルボーイ抜きで合体すると「赤いビルドタイガー」にできます。
ただし、頭部パーツ(お面)取付け用の穴がオデコにあいていたり、
胸のトラが未塗装だったりしますが。
附属するカブタックは非変形(なぜかコミカルモードの頭パーツ付き)で、
ビルドタイガーに搭乗でき……ません。
パッケージ裏面の説明書は、頭部を描き直してありました。
オリジナル版との比較