聖飢魔IIの教えについて
まず、この文章の中には
・普段からデーモン小暮氏が口にしていることと、実際の行動が違うのではないか
・デーモン小暮氏はインターネットという媒体に対して、何か誤解をしているのではないか
・インターネット上に掲載されているデータ(文章・画像等)の再配布について(著作権について)
・インターネット上の「常識」
等について、自分の意見を述べた文章が含まれています(というか、ほとんどそう)。
出来るだけ、何についての考えを述べているのかはわかりやすく書くつもりですが、
一部、どうしても混同されるような表現が出る可能性があります。
上記についての文章であることをふまえてお読みください。
先日、私の友人が自分の運営している聖飢魔IIサイトでの自分の掲示板で、最近のデーモン小暮氏
(蛇足ではあるが、友人はめちゃくちゃデーモン宗)について、自分の目から見て、
もっとどっしり構えて欲しい的なことを書いていた(詳細はこちら。経過が日記で紹介されています)。
それを無断で小暮氏にメールで送りつけたヤツがいるらしく(この時点でもう問題があるのでは?)、
「聖飢魔II公式サイト内の」小暮氏の日記で、それについて書かれていた。
わざわざ(かどうかは知らないが)ムカツク部分のみを抜粋して送られたその日記について、小暮氏は
「そんなの信者じゃない」と言い、ご注進した輩については「まだ捨てたもんじゃない」と「おっしゃって」いる。
はっきりいって「…は?」ってカンジなのだった。
ナゼかとゆーと、小暮氏は普段から「自分で物事を見極めるように、物事は鵜呑みにしないように」と
「仰せられて」いるのである。
では、ほんの「一部」を「他人が」とりだした文章だけを見て、それを書いた人の全人格を否定しているアナタは何?
前後の文章がなければ、確かに大変腹立たしく思うのも当然かと思うような文章なのだけれど、
本人から送られたのでもない文章のみを見て、何故アナタはそこまで言えるのか?
ここでひとつ誤解しないでいただきたいのだが、特に友人のサイトのことだから、こんなことを言っているわけではないと言う事。
彼女は確かにデーモン宗だし、それを私は知っているけれども、だからと言ってかばっているわけでは決して、ない。
あえていうならば、「インターネットという手段によって、不正に他人を槍玉にあげる」行為、また、
「普段、自らが公言していることとはあきらかに違う」行為に対しての、私からの「苦情」である。
「オマエに迷惑をかけたか?」という書き方を小暮氏はしているが、そういった行為を行っていることで、私、また、
インターネットを利用している人、発展に尽力している人に迷惑をかけている。
そのあたりも自覚をして欲しいところだと思う。
閑話休題。
また、自分でいろいろ考えて行くなかには当然、聖飢魔IIについてだってあるわけで、
小暮氏はご丁寧にも以前、ご自分から「聖飢魔IIに関しても同様、自分で見極めろ」と仰っている。
自分でいろいろ考える中には、当然聖飢魔IIからして面白くない、否定的な意見も出てくるだろう。
でもそれは基本的に信者であれば、聖飢魔IIによりよくなってもらいたいから出てくる「苦言」なのではないだろうか。
もちろん、その中には「自分の思っている枠に押し込めたい」という利己的な「文句」もあると思う。
それはその意見を聞いた人(もしくは本人達)がそれについていろいろ考えたり、
意見を言ったりすればいいことなのではないだろうか?
聖飢魔II、デーモン小暮、および悪魔教について「批判(と取られるような意見)」がすべて許されないとするならば、
聖飢魔II信者の中には、「信者」と名乗れるものが一人もいないことになる
(「聖飢魔II」の発信するものすべてを見境なく肯定する者は、自分のアタマで考えていないと言う点で既に信者ではない)。
おまけに、小暮氏の発言の場は「公式サイト」である。
私の友人の個人的日記の「一部を勝手に解釈した」メール送信者の意見のみを転載し、全人格を否定するような発言をするのならば
事前に友人に転載許可を求め、彼女の意見が書かれた全文にせめて「目を通し」てから掲載すべきではないだろうか?
転載許可をもとめるのは特に悪魔教の教えには関係ないが、インターネット上のルールとして常識である。
個人のWeb上のデータをメールで「個人的に」やりとりする分には、日本では大目に見られているようだが、
基本的にはそれも「違法」である(と私は解釈している)
(URL等は個人の著作物ではないので、メールで「ここにこんなムカツク意見があります」と書くのは、「法的には」問題はない)。
「全文に目を通す」のは、「公式サイト」である以上、自分の信者への影響力を考え、悪魔教の教えにのっとるならば、
それは「義務」である。
小暮氏はその義務を怠ったのだ。
信者信者と言っているが、私自身は最近は「信者」ではない。
一時期信者だった頃もあるが、今ではタダの「ファン」である。
それは「悪魔教の教え」に賛同できる部分もあるが、出来ない部分が出てきたから、という理由による。
曲自体は全体としては好きではあるし、ミサも面白かったりするのが大半である。
「全体的に支持する必要はない、根本的な教えに賛同し、実践するならば信者である」というならば
(昔はそうだったけれども)、多分、自分は信者であろうと思う。
でも、どうしても「デーモン小暮」氏自体に賛同出来かねる部分がある時期からあり、
そして「デーモン小暮」のすべてを肯定しなくてはならないらしいので、信者にはなれない。
別になりたくもないけれど。
また、小暮氏は「情報に振り回されるな、自分で取捨選択をしろ」ともよく「仰って」いる。
しかし、小暮氏の日記を読む限りでは、小暮氏自身が「情報」に振り回されているようだ。
確かに信者(やマスコミ等)の意見に耳を傾けるのは大事なことだとは思う。
ただし、その意見についてよく吟味せずに「惑わされている」「左右される」のはアナタの言う「情報に振り回される」ではないのか?
「吟味している」のならば、いちいち目くじらをたてることもなく、ふらふらと意見を変えることもないように思うが、如何なものか。
その日記のほかに、小暮氏に送られたメールには「個人サイトで年末ミサ情報がチャットで話されていた」ということも
報告されていた。
これに対する小暮氏の意見としては「けしからん」らしい。
これは、私設サイトを検閲していこうという意見の表明ではないだろうか。
また、報告者は何故「けしからん」の対象ではないのだろうか?
インターネットとは、そもそも情報の共有を目的の一部として持っている媒体である。
確かにオフィシャルサイトの掲示板やチャットルームで事務所側が発表していない(もしくは会員外には知らせない)
情報を書きこみするのは、インターネット云々以前に人間としての常識であると思う。
しかし、個人が開設しているサイトにおいて、自分が知っていることを書きこんではいけない、とするのはどうだろうか。
個人的には事務所が積極的に発表していない事柄については、掲示版やチャットであまり話す事柄ではないとは思う。
どうしても人の目にふれるものだから。
「見たくないなら入らなければいい」という意見については、「入るまでわからないでしょ」と言い返したい。
あらかじめ扉に「ネタバレあります」とでも書いていない限りは、見たくない情報をシャットダウンするのは、ほぼ不可能だ。
公表されていないことがら、タダの悪口にあたるような書きこみは、出来るだけ、しないでおいて欲しい。
それがマナーや思いやりにあたるのではないだろうか
(これは、自分の意見を言うな、ということではないので。念の為)。
しかし、自分がインターネット上をさまよっている以上は、見たくない情報も見てしまうことも覚悟(というほど大げさなものか!?)が
必要だとも思っている。
様々な情報を取り出すために、意にそぐわない情報も入ってくるのは仕方がない、そのうえでの「情報の選択」を
自分の責任において行う、というのがネット上での常識だと思っていたが、違うのだろうか?
なので、自分が見たくもない情報を知ってしまったからといって、文句を言うのは筋違いであり、
しかもそれを情報をさしとめている側に訴えるなんてのは問題外だと思うのだが…。
しかも付け加えるならば、チクった本人は、チャットで話されていた一部始終をROMっていたらしい。
その場にいたのならば、なぜ「ネタバレはまずいですよ」なり「知りたくないのでやめてください」なり発言しなかったのだろうか?
その前に、見たくないだけならば、自分が出て行くという選択肢も当然ある。
うがった見方をしてしまえば、チクって自分が正義の味方面していい気になりたいがために
ROMっていたのではないかとすら思われる。
更に、チクった本人に関してだが、上記でも触れたように、チャットで問題ある(とアナタが思う)発言、
話し合いがされていたのならばその場で一言言うべきだし、他人の日記を読んで「違うー」とか「むかつくー」とか思ったのならば、
掲示板が用意されているのだから、そこでその旨発言するべきである。
ヨソの土俵に勝負を持ち込むのは、これもまた、マナー以前というか、人間としての常識として問題あるとは思わないだろうか?
アナタが正義ヅラしたいがために、他の人に不快を覚えさせてもいいのだろうか?
しかもその「正義」はアナタの独り善がりなものだ。
他人に訴えるときには正しく、公正に情報を公開しなくてはならない。
自分の意見の押し付けは、ただの迷惑である。やめて欲しい。
ついでにあとひとつだけ。
小暮氏は「メール送信者の許可を得て」日記に転載したそうだが、もともとのソースの許可も得なくてはならないということに
思い到らなかったのだろうか。
メールの送信者が許可を取って、メールに転載しているわけではないことは一目瞭然だろうに。
追伸:
この文章に関しては、広くご意見求みます。
是非アナタの意見を聞かせてください。
発言は私へのメール、もしくは掲示板にてお願いいたします。