ネット仲間の館長さんからお誘いを受け、2006年春、投扇興デビューしました。
扇で当てる的のことを蝶といい、蝶を乗せる台を枕と言います。
もちろん、こうしたお道具は買うことができるのですが、せっかくなので手作りしてみました。

蝶は厚紙を型紙とおりにカットするのがなかなか大変。
綿を薄く貼って、さらに布地をかぶせ、接着剤で貼ります。ウラとオモテの2枚作るの。
私は今回、着物地ではなく、コットンの和柄の布地を選びました。
裏芯を張って、飾り布や帯を作成。
  

枕は白木の箱を購入し、月と蓮の絵を描きました。
今回使用したのは、100均で買った「12色の絵の具」と「ラメ入り4色絵の具」
そして油絵のときに使っている金箔と銀箔。絵は4面あるのでストーリーを考えました。
      

まず弦月。そして蓮のつぼみです。
月が三日月になると月からキラキラ降ってきて開花します。
満月になるころには満開。
最後は月に花びらが吸い寄せられ、蓮の実になる。
って感じかな。

枕に蝶を乗せるとこんな感じ。