「Barで女3人が語る怪しいストーリー」
お陰様で「Barで女3人が語る怪しいストーリー」、無事千秋楽を迎えることが
できました。
ご来場いただきました皆様、お忙しいなか、本当にありがとうございました。
初めて3人で企画して行った公演。稽古していくうちに、どんどん芝居っぽくなって
いきました。
演出も、音響も、照明操作も自分たち。3人寄れば文殊の知恵でなんとかやり
遂げました。
多くのお客様にお越しいただき、追加公演もやらせていただけました。ありがとう
ございます。
お客様からは「怪しい」「怖かった」「楽しかった」など、多くの感想をいただきました。
少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。
また松濤の素敵なBarという空間にも助けられました。
今回、私が作成したパネルをご紹介。
黄色いトカゲは紙粘土、目には銀のキラキラを埋め込みました。キャンバスではなく、
段ボールに油絵具で描きました。尻尾は金箔を使っています。
また人魚をイメージして作成したパネルは、ウレタンシートに100均で買ったキラキラ
折り紙を貼り、ウロコ型に切り並べました。
小道具作りは楽しい♪
BARの様子はこんな感じ。
最後に今回の公演でいただいた感想の一部をご紹介。
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私は大ホールでの本公演よりアトリエ公演のようなものが好きです。
観客と役者さんが近いと、息遣いや、汗と熱気、役の空気感が直に伝わるからです。
昨日のはまさにそれで、客席の中で演技しているようなロケーションでした。
加えて、そこにあるだけの照明と、小さな楽器のみの効果。この限られた
不自由な舞台装置で演ずるのですから、演技者の資質というか技量の程が
問われるわけです。
そして、3名とも素晴らしい役振りでした。本格の女優さんの、本格のお芝居を
見せて頂きました。
お見舞いへ行く郊外のバスに乗っていると同乗してる気分になり、物言わぬ人魚が
「離さない」と強烈なテレパシーを発すれば一緒にそれを感じ、お墓を目指して
草むらの小径を行けば草いきれの匂いまで嗅ぎ、亡き両親やご先祖の声を聞き
(この声のリレーの演出は素晴らしかったです)大団円は、トカゲの所有権すら
忘れてしまう新興宗教なみの狂気。
とても難しいと思われる脚本を見事に演じきり、観客をその異空間に取り込んで
しまいました。
長くてすみません。あまりに楽しかったのでつい、、
また次回も拝見したいと思います。お疲れ様でした。
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おもしろかったです。
本を持って読んでいるはずなのに、本を持っているのがちっとも気にならない、
もう普通にお芝居のようでした。
不思議な感覚です。
ものすご?く狭い空間のはずなのに、ちゃんと浜辺だったり林道だったり。
(波音や鳥の声などの効果音は入っていないのに、すごいです!)
カウンターの使い方も面白くて、あの場所ならでは!ですね