8月23日
◆幻のエッグタルト...??
うさぎさんのマカオのもうひとつのオススメがエッグタルト。
美味しいから絶対食べて来てねと言われ、ネットで調べたら「カフェ・エ・ナタ」という有名店がホテルの近く
にあり、朝6時半からやってるらしい。というわけで、最終日の朝食はエッグタルトに決定!
のハズだったのですが、
最終日は日曜日だったんですねぇ。なんとなくイヤな感じがして、朝6時半すぎに散歩がてら見に行きました。
が、クローズ。日曜日は9時からになってるぅ〜!
がび〜ん。帰りのフェリーは9時だからアウト!キャ〜!最後のお楽しみ企画だったのにぃ〜
でも厨房からは甘い匂いが。9時オープンの準備中だ。
エッグタルト企画、朝が苦手なkobaちゃんも7時起きして付き合うことになってる。
なんとかせねば(焦るツアーガイド)
ココ以外でも、食べれるかもしれないとウロウロ。だけど7時前だからねぇ。中華は開いてる店もあるんだけど
まだ街はシーンと静か。
ガッカリしてホテルに戻り、フロントで確認したら日曜でも7時半すぎに開くハズだという。
えっ!ホント?
さっき甘い匂いがしてたし、可能性はあるかも?淡い期待で7時半すぎにkobaちゃんと3人でリトライ。
が、やはりダメでした。
他の店も探したけどダメ。帰り際、店の前を通ったらシャッターを開けるおじさん発見!
おぉ!こうした状況で、私のゴリ押しで道が開けたりすることがよくある。
「エッグタルトが食べたいんですけど...」
「店は9時からだよ」
「でも9時のフェリーで帰らなくちゃならないの」
「いや、売れる商品がまだないんだ」
「でも、さっき甘い匂いがしてましたよね」
「残念だけどNext Timeに」
ここまで粘ってダメなら諦めるしかないか。ぐすん
こうなったら最後の望みはフェリー乗り場だ!
◆エアポートじゃないってば!
ベルボーイにフェリーポートと告げ、タクシーを停めてもらった。
彼はドライバーに現地の言葉で、ホニャララと行き先を告げた。
フェリーポートは、ホテルから車で10分弱。
ほどなくフェリーポートが見えてきたが、タクシーはさらに進む。一通とかの関係で回り込むのかと思いきや
橋を渡り出した。
えええっ〜?!
英語が通じないドライバーに、身振りで「フェリーに乗るんだけど!」
今度はドライバーが、ええっ?そして、何度も、ハァと溜め息をつく。
橋を渡り向かおうとした先はエアポート。島と島をつなぐ長〜い橋だから途中で降りれない!
橋を降りてもなかなかUターンできず、戻りはカジノのホテル群を海から眺めながらフェリーポートへ。
当然メーターは高くなってHK$90。
「フェリーポートと言ったのに、この料金は高いから払わない。いくら払えばいい?」
でも英語通じず、ボディランゲージ。ドライバーが指で3を出した。どうやら30でいいと言ってるみたい。
結局HK$30払って降りました。
◆天は見捨てなかった
ようやくフェリーポートに辿り着き、エッグタルト探し。
でもまだ8時すぎだから開いてる店は少ない。カフェもない。
こりゃ、ほんとにダメだ。
すっかり諦め、お腹が空いたので、唯一開いてた中華屋へ。
kuriさんはワンタン、私は中華粥でもオーダーしようとレジへ。
するとなんとレジ脇に、ケースに並べられたエッグタルトを発見!!
ワ〜イ\(^o^)/\(^o^)/
飛び上がるほど、嬉しかった。店構えからして、およそエッグタルトがなさそうな店だけに、喜びはひとしお。
みんなでひとつずつ、いただきました。甘くて美味しいカスタード、タルト地はサクサクしたパイ。
旅の最後の最後に出会った美味しさでした。
天は我を見捨てなかった。むふ。(*^_^*)
こうして2泊3日のかなり密度の濃い「ちょこっと香港・マカオ」は幕を降ろしました。
おわり