大きな木の下で
私たちは、今までに3回、ジャマイカを訪ねている。
こういうと現地の人や、友人たちは「えっ、3回も?レゲエが好きなの?」
と言う。確かに、ジャマイカ=レゲエのイメージありますよね。モンテゴベイ
の空港にも、ボブ・マーリーの大きな写真が飾られている。
我々はレゲエも好きだ。だが、そのためだけに3回もジャマイカを訪れたので
はない...。
初めてジャマイカを訪れた時、大きな木の下に座り込んでボッ〜とくつろいで
いる現地のおじさんが印象的だった。 コレだ!きっと、これこそが、我々を
惹きつけるジャマイカの魅力なのだ。
特徴
言葉は英語。パトワ語という現地の言葉もある。
イヤマン(Yeah Man):本来はYesの意味。会話の最後につけたり、挨拶
がわりにも使う。
アイリー(Irie):Thank You の代わりに使ったり、挨拶がわりに使う。
No Problem :これもよく耳にする。彼らが好んで使う言葉のようだ。
彼らの国民性を表している気がする。
現地のお金はジャマイカン・ドル(J$)。しかし、買い物などもUS$で
OK。たまにおつりにJ$が混じって渡されることもある。
出国税がJ$200がUS$10なので、レートは、J$20=US$1くら
いかな。
行き方
マイアミやニューヨーク、ロサンゼルスなどからエア・ジャマイカが飛んでい
ます。また、アメリカンもマイアミ、NYから飛んでます。マイアミからは
約1時間半、ニューヨークからは約3時間半です。
気候
午後は、よくスコール(激しいにわか雨)がある。だが、一日中降ることは
ない。結構、ムシムシする暑さかな。日本ほどではないけど。
夏は暑い!!
ホテル
グランド・リド(Grand Lido)*1992/09宿泊*
初めてジャマイカを訪れた時、宿泊したホテル。このホテルがとても良かった
ので、ジャマイカの印象がぐっと良くなった。
モンテゴベイの空港から、専用バスに揺られること2時間!!ネグリルという
ジャマイカの西の端に位置する。
ジャマイカのホテルは、オールインクルーシブといって、飲食が全て含まれて
いる。このスタイルはいい!なんとなく得した気分になる。我が家にとって、
アルコールがタダ(本当はタダなのではないが..)なのはうれしい。昼間か
ら、じゃんじゃん飲んでいた。レストランも多く、海外でも美味しものを食べ
ることができることを知った。広い敷地だが、しっかり警備されていて安心。
ゆったりとしたお薦めのホテルです。
サンダルス・ロイヤルカルビアン(Sandaks Royal Cariben)*1993/06宿泊*
ここは、モンテゴベイの空港に程近いホテル。アメリカンスタイルの楽しい雰
囲気のホテルだ。
ビーチから延びる桟橋の先には、ガゼボ(Gazebo)と呼ばれるトンガリ屋根の
東屋がある。中にブランコがあり、ここで読書などすると、かなりリッチな気
分になれる。
また、このホテルには、ココモ島という小さな島がある。ボートで渡るのだが
この島で行われたパーティは楽しかった。
サンスーシー・リド(Sans Souci Lido)*1995/05宿泊*
オーチョ・リオスというモンテゴベイからバスで1時間半ほどの街にある。
それまで2回ジャマイカを訪れていたが、あまり観光らしいことをしていない。
ということで、今回は滝のぼりをしようということで、このオーチョ・リオスに
あるホテルを選んだ。初めて泊ったグランド・リドとチェーンホテルのようだ。
雰囲気は、グランド・リドとサンダルスの中間くらいかな。シーズン的にGWだ
ったせいもあるが、結構、日本人が多かった。
あんな話・こんな話
グランド・リドに泊った時、ショッピングツアーというのがあってマイクロバス
で街へ連れってってくれる。クラフトマーケットはちょっと恐かった。
バラックがズラッと並んでいて、Tシャツだの民芸品だのを売っているのだが、
ちょっと裏に入ると、ラスタ兄さんが、ヌッ〜と出てきてビビりました。
ジャマイカのリゾートホテルでは従業員以外、現地の人とは交流できないが
ここでは、生身のジャマイカンと交流できた感じがした。
"ジャップ、ジャップ"と手招きされ、"ミスター・チン"と呼ばれた。
ジャマイカでお薦めの食べ物。それはジャーク・チキン。香辛料が効いて、と
っても美味しい。Jerk SauceとかJerk Seasoningと呼ばれる香辛料をまぶして
グリルする。実は、この香辛料、日本でも手に入ることがわかって、我が家の
チキン料理の定番となっている。いろいろ試したが、ジャマイカで買った
Island SpiceというメーカーのJerk Seasoningが、一番美味しい。残念ながら
コレは日本では売ってない。しかし、日本で買える香辛料でも、それなりの
ジャーク・チキンが出来上がる。ぜひ、お試しあれ。
おすすめスポット
ネグリルのサンセット
ネグリルはサンセットで有名な場所。ジャマイカの最西端で、水平線に沈む
サンセットが見れる。Rick's Cafe というレストランは、夕陽を見るベスト・
スポットと言われている。ホテルからタクシーで。帰りも迎えに来てくれる。
サンセットが始まる前から、場所取りで混んでいる。ビールを飲みながら、サ
ンセットを待つ。最後の方は雲にかかってしまったけど、眺めがよい。
また、グランド・リドには、無料のサンセットクルーズというのもある。クル
ーズしながらのサンセットとというのも、気持ちがよい。お薦めだ。
Sailing
サンフィッシュというヨットがある。グランド・リドでは、これに挑戦した。
ビーチにガイドがいて、簡単な説明を受けた。砂浜に絵を書いて、風の向きと
Sail(帆)の関係を説明してくれる。章が、なんとなくわかったというの
で、「OK!」と答えて海に出てしまった...
最初はヨカッタのよ。風にのってス〜イ、スイと。でも、スピードが出て、か
なり沖まで来てしまったのでUターンしようとしたら、ジャボン!!
ヨットが横転して、章が海に放り出されてしまった。焦りましたねぇ...
でも、私は、踏ん張って横転するヨットにしがみつき、海に落ちなかったの。
恐かった〜、誰も助けに来てくれないのよ。自分のリスクで、自分自身のこと
は、ちゃんと管理しろってことなのね。日本だったら、まず初心者だけでいき
なり海へ出す事も無いだろうし、うるさく監視されるだろう。
筏(いかだ)下り
筏くだりはラフティング(Rafting)と呼ばれる。2人で$55。
長〜い竹で組んだ筏に乗り、ジャングルの中を下って行く。
スピードはゆっくりだが、変わった植物や、鳥などが観察できて、楽しい。
ダンズリバーの滝のぼり
オーチョ・リオスの観光の目玉。全長200mの滝を、下から登っていく。
グループを作り、ガイドについてみんなで一緒に手をつないで登る。寿子の
前は、シュワルツネッガーのような大男で、彼のグローブのような大きな手
を握って登った。途中、滑りそうになったが、彼が持ち上げてくれた。たく
ましい奴だった。
水着とスニーカまたは、脱げないようなビーチサンダルは必携。
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