ニューカレドニア
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以下は、「気まぐれ日記」2006/08/22「南半球は冬だった」に一部加筆したものです。
今年の夏休み。「天国に一番近い島」と言われるニューカレドニアへ行ってきました。
日本から8時間半。オーストラリアの横あたりに位置し、ちょうどこの時期は冬。朝晩はかなり気温
が低いため、カーディガンや上着は必須とガイドブックに書かれてあったので、トレーナーと上着
など羽織るものを持っていきました。
しか〜し..
思った以上に寒かった。離島は特に風が強く、現地の人はフリースやセーターを着ている人も
いるほど。不覚にも風邪を引き、熱っぽい日もありました。
昼間はジリジリと焦げるように太陽が照りつけ、それなりに気温も上がります。1日のうちの気温差
が激しいところでした。
プチ・フランス
ニューカレドニアはフランス領。なので、なに気にお洒落。プチ・フランスとも呼ばれています。
通貨はフレンチ・パシフィック・フラン。飛行機はエアカランで8時間半。エアフランスと共同運航便で、
なんとシートもこんなにカワイイ。(熱帯魚だ!!)
隣は首都ヌーメアにある朝市の野菜市場の壁もこんなにアート。
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みやげ物店には仏プロバンスから直輸入の生地で作った小物扱う店も。あまりにステキだったので、
思わずテーブルクロスを買ってしまいました。
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ウベア島
ニューカレドニアは、首都ヌーメアがある本島のほかに、いくつか離島があります。
今回、最初にウベア島に渡りました。ヌーメアから飛行機で40分ほどのところにあります。
このウベア島こそが、「天国に一番近い島」と言われている島です。原田知世主演の映画「天国に
一番近い島」の舞台にもなったそうです。
今回、ウベア島を選んだ決め手は、ガイドブックに、「ホワイト・パウダー・サンドのビーチ」と書かれ
てあったから。真っ白な砂、エメラルドの海、青い空。ほんととてもステキなビーチでした。
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ウベアは実際にはウベア島と小さなムリ島に分かれています。上記の写真はホテルのあるムリビーチ。
ウベア島とムリ島を結ぶムリ橋からはこんな眺めです。あまりの海の美しさに息をのみました。
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パラディ・ド・ウベア
このウベア島にある唯一のリゾートホテルが「パラディ・ド・ウベア」。ムリビーチにあります。
ホテル前はプライベートビーチですが、パラソルやビーチサービスなどはなく、自然のそのままを満喫
するスタイルでした。ビーチベットはあったので、自分たちで木陰に移動してくつろぎました。木陰と
いっても、ヤシの木陰よりも、枝垂れ松の木陰が多い。
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いつかはビーチに植えられているこのヤシが大きくなって木陰を作ってくれることでしょう。またビーチ
からは見事なサンセットが見られます。
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ホテルのビーチにはこんなテントがあります。使用料を払えばこの下でお食事できます。
「ハウスバーモンドカレーだよ!」って感じですが、ここでランチをいただきました。
右はホテルの部屋のベランダでふんぞり返る私。
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天国にいちばん近い島
今回の旅行前、森村桂さんの「天国にいちばん近い島」を読もうと本屋へ行きました。
けれど既に絶版になっていて購入することができませんでした。1984年には原田知世主演で映画化
にもなっているそうです。
現地の旅行会社のサロンに、その映画の紹介資料がありました。
「海をね、丸木舟をこいで、ずうっとずうっと行くんだ。するとね、地球の、もう先っぽのところに、まっ白な
サンゴで出来た小さな島があるんだよ。それは、神様がいる天国から、いちばん近い島なんだ。」
「天国に近いからいつもお日さまを浴びて、明るくてあったかいんだよ。その島の人々が黒いのは、どこ
の国よりもお日さまをいっぱいもらっているからなんだよ。その島の人々は、神さまと好きなだけ逢える
から、みんなみんな幸せなんだ」
なんてステキなお話なんでしょう。亡くなったお父さんから、子供のころに聞かされたその話を確かめに
主人公がニューカレドニアへ渡るんです。
今度、TUTAYAでビデオを借りてこようっと。
これはその映画の撮影現場にもなったというムレの教会。右は島内観光のガイドさんです。
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でも、森村桂さん、2004年に亡くなられたんですよね。ご冥福をお祈りします。
長くなったので、つづきはこちら。