鉄道模型コーナー(仮)


制作者 HOLYBELL 氏     


  さて、第1回目は、「ときメモ」コンテナNゲージ篇です。
 まず用意するモノですが、材料1,2の写真にあるカラーデカール(クリアー、白)、マークソフター、デザインナイフ、プラ棒、両面テープ、種車(今回はKATOのコキ104を使用)
写真にはありませんが、サーフェイサー、塗料、トップコート、エアーブラシなどです。
 また、機材としては、アルプスの熱転写プリンター(今回はMD−2000を使用しました)
画像取り込みにエプソンGT−8000、画像加工に、フォトショップとCorel DRAWを使用しました。


 ○材料1


 ○材料2






  細かい説明と使い方は順を追って説明したいと思います。

 さて、写真塗り1にありますよう、コンテナとプラ棒と両面テープで止めます。
 こうすることによってとっても塗りやすいと言う訳、ここまで準備できましたらサーフェイサー(下地剤)スプレーを吹き付けます。今回は田タミヤのFINE SURFACE PRIMER(L)800円を使用しました。これをコンテナが白くなるまで何度か重ね吹きします。
 JRと書いてある部分の段差がなくなる程度吹いて下さい。
 (けっして、1度でドバーっとやらないようにね、ムラになったり、モールドが消えてしまいますから。)
 ここまでできたら、塗り1,2の写真の様になってるはずです。


 ○塗り1


 ○塗り2







  さあ次は、コンテナの塗装です。

 地のピンクはプラカラーのピンクに発色を良くするために、蛍光ピンクを少量混ぜました。
 5個のコンテナが均一になるよう塗装して下さい。 (エアーブラシ、スプレーで塗装される場合は塗りにくいところからね)
 ここまでできたら、塗り3の様になってるはずです。 (写真は虹野バージョンを制作してるモノなのでブルーです)

 ○塗り3




 次は、デカールへの印刷です。

 まず、第一に印刷するプリンターは熱転写プリンタでなくてはなりません。インクジェットのプリンターではインクが耐水性でないため、デカールを張る際とんでもないことになってしまいます。
 ここで注意しなくてはならないことは、白とクリアーどちらを使用するかということで、プリンターの場合白い部分は紙の白を生かしていますので、キャラクターなどをクリアーデカールで刷ってしまうと、デカールを 張ったとき肌などは下のピンクが透けて怪しい色になってしまいます。 黒文字などは白を使ってしまいますと、下地が透けないので見苦しくなってしまうこともあります。
 この辺はよく考えて、デザインに注意しながら、印刷して下さい。
 印刷が終わりましたら、デカールを張る前にデカールに必ずトップコートを軽く吹いて下さい。この作業は、印刷面を仮保護する為の行程です。
今回はグンゼのTOPCOAT半光沢を使用しました。水性ですが、特に問題ないようです。
 ここまでできたら、デカール写真の様になっているはずです。


 ○デカール




 さて、デカールを張ります。

 まず、前行程で印刷したデカールをカット(カットの際は絵ぎりぎりのラインで)して下さい。
 次にマークソフターをコンテナに塗ります。マークソフターとはデカールを柔らかくして細かいモールドに沿って張るための溶液です。今回はMr.MARK SOFTERを使用しました。
デカールをぬるま湯、水につけスライドさせるようにコンテナに張り付けて下さい。
 この際、印刷面はまだそれほど強くありませんので、爪など立てないように気をつけて下さい。
 良い位置にしたら、布などを軽く当て水分を取り除いてください。このときコンテナのモールドに沿ってデカールが定着していない場合は、もう一度上からマークソフターを塗りましょう。
 ここまでできたら、最後にもう一度トップコートを厚めに吹いて出来上がりです。

  あとは、友達に見せて変態がられましょう!(笑)


 それでは次回、猫耳マヤ検でお会いいたしましょう。(ホントニヤルカ・・・



<完成品>


左側


右側



制作者・撮影 HOLYBELL 氏


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