投稿者[ Juliette ] 発言日時 [7月13日(土)17時42分27秒]
皆様、今日は今までのお約束どーり、BS中、P中のPをお届けいたします。これを読まれた後、ご自宅で「うおおおおおおおおおお。」と吠えて(笑)、ご家族にアヤシマれても、当方責任もてまひぇん。また、BBCのP&Pをご覧になっている最中に、も〜、リジーとダーシィを直視なんてできない、こんなんだったら、いっそのことコリンズさんを見つめていたほーがなんぼかマシ、というおソロシー状態になられても、これまた当方責任もつ積もりはありまひぇん。私がひたすら今日までBS日記を綴ってきたのは、一重に!ええ一重にこのシーンを語りたいがためでございました。さあさあ、とうとうソノ日がやってきました。おまたせしました。題して、「You are my wife.」です。どうぞ、ごゆっくりとお楽しみくださいませ。Chapter20のお話です。
お風呂でばっちゃばっちゃお楽しみの後、気を取り直して、リジーちゃん、身支度を整えます。そう、今日は大事な大事なお披露目パーティ。ペンバリーの奥方の名にかけても、今日のリジーちゃんは美しくなければいけない。新しいドレスを着て、一生懸命におしゃれします。でもなかなか気に入らない。あれこれ色々、花を髪につけたり取ってみたり。う〜ん、なかなか決まらないのね〜。そこに、すっかりもう身支度を整えたダーシィ様がリジーちゃんのお部屋に現れます。そりゃあもう、粋な夜会服に身を固めたダーシィ様。まさに「背は高く映えある人」(ごめんなさい、syara様、お借りしましたこの表現)、妻であるリジーちゃんも、あらためて惚れ惚れせずにはいられない、その水際立った男ぶり。
「リジー、とっても綺麗だよ。」
いや〜ん、も〜。惚れ惚れぼ〜っとこっちが見とれてた相手から、すらっとこんな一言で自分を誉められちゃったら、あなた、腰砕けになっちゃいません?んも〜、ダーシィ様ったらニクイわ〜。いよっこのオンナ殺し〜。リジーちゃん、そりゃあ、天にも上る心持ち。くう〜、こっちまで顔が赤くなっちまいますわ。でも、リジーちゃんも負けちゃあ、いませんの。
「あなたこそ、今夜はなんてステキなの。」
そう、由緒ある名門家の当主夫妻であるとはいえ、二人はまだまだ若い恋人同士。
愛情あふるる眼差しで、お互いの今夜の装いを誉め称えあうのでした。
「これを、今夜、君に付けてもらいたいのだけど。」
ダーシィ様が差し出した手の上に乗っているのは、グリーンのベルベットの箱。そして、それにちょっと不器用に結ばれた青いサテンのリボン。その蝶結びを見て、リジーちゃんは思います。ああ、これはダーシィ様が自分で結んでくれたのね。いつも、召使に自分のネクタイを結ばせているこの人が、私へのプレゼントのため、一生懸命自分でリボンを蝶結びにしてくれたんだわ、と。
そんな風にリジーちゃんが深い女心で感動しているっていうのに、ダーシィ様ったら、早く中身をリジーちゃんに見せたくてうずうず。結局、自分でプレゼントを開けちゃいます。オトコって、やっぱりせっかちな生き物なのねん。
ダーシィ様が自ら開けたジュエリーボックスの中に鎮座ましましているのは、何カラットあろうかという豪華なダイアモンドのチョーカー。おお、その目も眩むばかりの輝き。
「これを、私に?」
「そう、これは君へのプレゼント。僕が君の首につけてもいいかな?どう、今夜これをつけてくれる?」
「これは、あなたのお母様のものだったのかしら?」
ダーシィ様、身をかがめて、リジーの耳に優しくささやいた。
「いいや、これは君だけのものだよ。」
リジーちゃん、嬉し〜(*^^*)。でも、豪華な豪華な首飾りをプレゼントされただけで、喜んでいるんじゃないんですね。だって、ダーシィ様は行き過ぎた華美を嫌うお方。ペンバリーの大領主様ですから、もちろん財力はあるけれど、これ見よがしなお金の使い方は大嫌いなんですな。そう、夫がこんなに豪華な首飾りを、わざわざ自分のポリシー曲げてでもプレゼントしてくれた、そんな心意気が妻としては嬉しかったのよ。
さてさて、思いもかけないプレゼントをもらって、テレに照れる妻、リジーちゃん。ダーシィ様の心遣いが涙が出ちゃうほど嬉しい。ほんとは言葉も出ないほど、感動しちゃっているんだけど、そこはリジーちゃん、一生懸命気お礼の言葉をダーシィ様に言います。
「まあ、こんな素晴らしい首飾りをつけていれば、かえって私がどんな無作法な振る舞いをしても、お客様は気になさらないわ。だって、この首飾りの前には、私の顔やドレス、それに振る舞いなんて、誰の目にも入らない。きっと皆パーティの後、この首飾りのことしか、覚えていないでしょうね。」
と、そんな言葉を聞いて、自分の妻を静かに見つめるダーシィ様。そうして突然、リジーの体を抱き上げて、そこにあったテーブルの上に座らせた。
「自分の妻に反対するなんて、愚かなことだと僕は思っているけれど、今の言葉だけには賛成しかねるな。」
え、どうしてダーシィ様は私をテーブルの上に座らせるの?一瞬浮かんだそんな疑問。ダーシィ様の次に取った行動がその答え。ダーシィ、自分の妻の足を優しくなで始め、首へキスし始めます。夫からの思いもかけない愛撫に恥じ入るリジー。ダーシィ様の胸に顔をうずめて黙ったまま。言葉が出てきやしない。
「リジー。」
ああ、この一言。ダーシィ様の低い低いハスキーな声で発せられた、このただ一言。自分の名前をたった一度呼ばれただけで、リジーはダーシィ様の愛撫にもろくも屈するのでありました。そうして、自分の頭が理解する前に、自分の体がダーシィの愛撫を受け入れてしまう。喉の奥から女の声が出てきてしまう。
一方リジーのソノ声は、今のダーシィには充分過ぎるほどの合図。自分の腰で跳ね上がる熱い情熱を、愛するリジーに注ぎ込まずにはいられない。自分の体の前で抱きしめた妻の体の中へ、激しく突き出すダーシィ。そんなダーシィに対して、ひたすら甘く、か弱く、無抵抗なリジー。夫の体から繰り出される激しい振動の中、ただただ相手の首に夢中でしがみつくので精一杯。
そうして、ため息と共にダーシィ、リジーの中で震えながら果てます。終わった後も息が荒いまま、しばらくリジーの体を抱きしめて、低い声でリジーの耳に語りかける。
「リジー、この後、入浴なんてしないで。ここを洗わないで。」
リジーは黙ってうなずくしかない。ダーシィ、リジーをまだ抱きしめたまま、熱い吐息まじりに、リジーの耳元にむかってさらに低く囁く。
「今夜、パーティで君の姿を見るたびに、僕の精液が君の中に注ぎ込まれたままなのを思い出したいんだ。それから、」ダーシィの唇は、リジーの髪を愛撫しながら、いよいよ低く囁き続ける。「その一滴、一滴が君の足をつたい、流れ落ちていくのを、リジー、君が感じているところを想像したいんだよ。」
数時間後、身支度を整え、お客様を笑顔で迎えながら、リジーは悟るのです。
ダイアモンドの首飾りは、
「This is my wife.彼女は私の妻です。」
世間にリジーへの所有権を高らかに知らしめるため。
そして、ドレスの下の絹のストッキングの上を、ゆっくりと流れ落ちていくダーシィの体液は、
「You are my wife.君はぼくのものだ。」
自分自身に深く捺された刻印なのだ、と。
はい、今日のBS日記はここまで、です。
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