高慢と偏見 ーその2− |
Jane Austineの映画(まお) 9月15日(火)15時21分 いるいるさん、お久しぶりです。以前に書き込みさせて頂いていました。 このBBSに集まってこられる方々って、すごいです。 洞察力がすごすぎ・・・。 「高慢と偏見」と「イングリッシュペイシェント」をもう一度見直そうと思ってます。 ところで、皆さんは「いつか晴れた日に」におけるエマトンプソンのエレナ役をどう 思われますか? 私は、エマトンプソンが演じるとどうしても20代後半の結婚しなくちゃとあせってしまう 年齢(あくまでも、この映画の中ではという事です。)に見えてしまい、どうしても 映画の中に入り込めませんでした。原作では、彼女は10代後半の設定ですよね。 (実際、あの小説の中のエレナとエマ演ずるエレナは10歳以上の差があるように みえます。)エマとヒューグラントのカップルもどう見ても年下にしか見えないし・・。 私は、エマのオーバーアクト気味の演技が苦手ということもあるんですが、 アカデミー賞でオスカーを取ったほどの脚本なんだし、できれば自分で 出演せずに、他の女優さんでやってほしかったなと残念なんです。 ケイトウィンスレット演じるマリアンは素晴らしかったです。 もし、映画のみで原作を見てらっしゃらない方なら、一読されるのを お勧めいたします。 もちろん、エマトンプソンのファンの方もいらっしゃると思います。 こんな偉そうな書き込みを読んで、怒りを覚えられた方、申し訳ありません。 皆さんがどう思われたか是非感想お聞かせ下さい。(^_^) I shall conquer this! I shall!!(Tomoe) 9月16日(水)11時16分 ぷみこさんの解釈も当たりだと思います。<彼自身の強すぎる自負心と己惚れ むしろ、その方が正統な解釈というか。私のは邪道だと思います。 でも、好きな人のことが寝ても冷めても頭から離れなくて、運動で汗かいて なんとか抑えつけようとしているのが、なんだか高校生みたいで可愛いと 思ってしまったのですよ。 「ああ、ダーシーも生身の男性なのね」と。 その続きとして考えると、やっぱり熱くなる自分を冷まそうと池に飛びこんで しまうのが自然なプロセスに見えてきませんか。 私はここのシークエンスが大好きです。ビショビショのまま屋敷に 戻る途中で、 切望してやまないリジーにばったり出会ったときのダーシーのうろたえぶり! ダーシーの愛すべき一面を見た瞬間ですよね。 まおさん、 私も「いつか晴れた日に」のエマ・トンプソンのキャスティングには 違和感を持っていました。やっぱり、年齢的に無理があるような... とても上手い役者だし、私は好きなのですが、これは他の人に譲った方が よかったように思います。 ヒュー・グラントとの相性もなんだかピンとこないなあ、と感じました。 でも、作品全体はとてもすき。やはり、ケイト・ウィンスレットの存在感は 圧倒的ですよね。(別に体格のことを言っているのではありません) 実は原作を読んでいないのですが、近い内に読んでみようと思います。 コリン=ダーシー(Tomoko) 9月16日(水)21時32分 エマ・トンプソンはケイトのお母さん役でも違和感無いくらいです。 姉妹には見えませんでした。^^; かなり前に見たので印象も薄れてきていますが、こういう分別のある役 をエマが演じると私みたいなひねくれ者には反ってストレートにひびかない んですよね。 私はケイトを振った男の人(ウィリー?)が、ずるさとか弱さとかを 上手く演じていたようで印象に残っています。 Tomoeさん、コリンの未公開のUP拝見しました。 解説付で写真を見るとホントによくわかりますね。 役者なら当たり前のことですけど、色んな作品に出てるんだなあ・・ てつくづく思います。 「高慢・・」の後でも続々と色んな役に挑戦してるんですけど コリンにとってダーシーはどんな位置にあるのかなあ・・。 私の中では今のところやっぱりコリン=ダーシーなんですよね。 P&Pエロティシズム(エリエール) 9月16日(水)22時29分 フェンシングのシーンは、Tomoeさんと同じ意味で 「そうか、そうか、そんなに大変なのか 」と思って見ていました。 (でも本当はいろんな感情が入り交じっていたのでしょう。) こういうことは、一度思いこむと何でもそんな風に見えてしまうから 困ったものです。 とは言っても、濡れたシャツからはMr Darcyの上半身が透けて見えたり、 エリザベスの白いスカートが逆光になって足のラインがくっきり 見えたりと、かなり意識的に作られていますよね。 それに"じっと見つめ合う目と目"という古典的手法を エロティシズムと呼ばずして何と呼ぼうという感じです。 Tomokoさん、第一話のテープお借りしたいです。でも大切なテープでしょう。 何か事故でも起きたらと思うと、本当にお借りしてもいいのかしらと ためらっています。 英国映画祭があるんですか。"Fever Pitch"ぜひやって下さい。 それに"My Life So Far"も。お願いします。 A Thousand Acres他(ケロ) 9月17日(木)01時05分 Tomoeさん、Hostageのページ拝見しました。 Tomoeの知性とユーモアを兼ね備えた文章に感心している次第です。 Fever Pitchが出次第、色々なビデオを購入しようと思ってましたが、 アメリカの公開は来年の1,2月ということで、それからビデオが出るには 遥か先の話のようです。ということで、そろそろお財布と相談してって感じです。 シークレット、公開日に観てきました。(こんなにリキの入ったことは初めて) 内容については、観てない方もいらっしゃるので、書きませんが、 私にはコリンのアメリカ英語、そんなに違和感はありませんでした。 本当のところ、どうなんでしょう。今度アメリカのファンの方に聞いてみたい。 しかし、どんなにアメリカ英語をしゃべって、ジーンズをはいてアメリカ人に なってみても、明らかに違う。なんか、かもし出す雰囲気といい、 スタイルといい、何かが違う。 ただのジーンズ姿に、シャツなんだけど、かっこいいんだなぁ、これが。 ああ、こんな言い方しかできない自分の表現力のなさがうらめしい。 特に、引きのショットなんかだと、もう後ろ姿でもコリン、遠くに見えてもコリン て、感じで、目立つ、目立つ。(え? ただ私が目が離せないからだって?) コリンの笑顔て独特の感じがありますね。ただ、爽やかに笑ってるってんじゃ なくて、なんとも執り込まれそうというか、あの笑顔で迫られたらちょっと まずいでしょう、って感じですね。 ダーシーの時はあまり笑わなかったし、笑い方もまた全然違うから もちろん、どちらがいいとは言えません。 今度は是非、コリン主役の映画が見たいですね。 みなさんの、P&P_(って大袈裟かな?)とても楽しく、興味深く読んでます。 原作にはない、シーンが皆、エロティシズムに関係しているとなると、 やはり製作側の意図が感じられますね。 それも、これもやはりコリンのダーシーだからこそではないでしょうか 「いつか晴れた日に」(いるいる) 9月17日(木)01時39分 まおさん、いらっしゃい! また遊びに来て下さいね。実は私、まだ「いつか晴れた日に」観ていません。 オースティンも、エマ・トンプソンも好きなのに。私の感想はもう少し待っていて下さい。 でも、「高慢と偏見」。皆さんのお話を拝見するのがとても 楽しいです。自分の洞察力はまだまだ修行が足りませぬ。 また、見直してみようっと。 最近、好きでよく見るのは第3話です。 リジーと再会後、ペンバリーのお屋敷内を一人、蝋燭を持って 歩く(見回り?)シーンがとても好きなんです。とても幸せそうでしょ。 ここのダーシー、まさに恋する青年でとても可愛い! その後、ウィッカムの名前が出たときに リジーが妹ジョージアナを救ってくれたピアノを見つめ ここに彼女がいたことを思い出す。なんでもないシーンなんですが、 こういった演出がうまい。ダーシーがますます身近な存在に思えてくる。 ジョージアナを救った後でリジーと見つめ合いますよね。 ダーシーは、感謝の気持ちを持って、ますます彼女に惹かれ 彼女に対する気持ちは確実な物になったと思いますが 二人が見つめ合ったとき、お互いに秘密を共有しているんだなと ドキドキしました。 あらら、つい好きなシーンを聞いていただきたくて こんなに書いてしまった。 皆さんもP&Pノ限らず、素敵なColinの作品を語って下さい。 エマ・トンプソンなど(Kazuko) 9月17日(木)01時47分 私も「いつか晴れた日に」、キャスティングが謎だなと思っていました。 エマ・トンプソンとヒュー・グラントはどうもカップルには見えないし、 彼女が妙に浮いて見えるので、最後の見せ場?のシーン、 ヒュー・グラントの結婚が自分の誤解と分かって安堵のあまり 鳴咽するところも、彼女の妙な存在感が増した感じで ちょっと頂けなかったです。 ケイト・ウィンスレットはきれいでしたよね。頬紅の入れ方か、 とても血色よい感じで。 何度か観た映画ですが、「ストーリーは好きだけどなんか いまひとつ」と思っていたのはやはりキャスティングのせい だったのかしら。??? 「エマ」も最近観ました。P&P、ふくよかなヒロインを見たせいか、 がりがりで首や手足の長いグウィネス・パルトロウがあのコスチュームを 着ているのが新鮮でした。妖精のようでした。 とにかくおせっかいやきで、しかも毎回的のはずれたことばかり 言うエマが、最初はなんだか気に食わなかったのですが、 最後のあたりではしっかりエマに感情移入してしまいました。 かわいらしい映画でした。 ケロさん、「シークレット」、私はどうしてもコリンばかりを目で 追っていたので、コリンの「フェイドアウト」っぷりが気になって しまいました。どうでしょう?
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