鍛造Q&A         
FOJING Q & A
KONDO IRON WORKS

Q1 鍛造って何?

鍛造とは金属を叩いて形を整えながら強くすることです。
「鍛=きたえる」、「造=形を造る」
皆様は鍛冶屋という言葉を耳にしたことがあると思います。
特に刀鍛冶は有名で金属を炉で加熱し、真っ赤に焼いたものを叩いて刀の形を造っていく。これを近代化させた仕事が現在の自由鍛造業です。

最近では形を造るだけではなく、金属塊の泡、気孔を圧着させ結晶粒を微細化して金属組織を改善することを目的として行う場合もあります。

Q2 鍛造の歴史


紀元前4000年前よりエジプトやメソポタミアで自然産の金、銀、銅を叩き装飾品や武器等が造られたのが始まりと云われております。
その後、鍛冶の技術は主に武器の製造と共に発達し、日常生活の道具や農耕具が鍛造によって造られるようになりました。

Q3 自由鍛造にはどんな種類があるの?


自由鍛造には大きく分けて鍛造前に炉で焼いてから叩く熱間鍛造と加熱無しで常温で行う冷間鍛造があります。

「熱間鍛造の特徴」
○金属を鍛錬することにより高い強度を得ることが出来る。
○金属を熱して軟らかくしてから鍛造するので変形抵抗が少なく複雑形状部品の鍛造が可能。
○他の鍛造方法に比べ最も自由度が高く安価である。

「冷間鍛造の特徴」
○金属を鍛錬することにより高い強度を得ることが出来る。
○成形精度が高く後工程での加工を減らせる。

Q4 鍛造品はどんなところに使われているの?


鍛造品は主に一般産業プラント部品、電力部品、半導体部品、航空、船舶等様々な場所に使われています。
身近なものとしては刃物類、ゴルフクラブなどがあります。鍛造の特性を活かし、ひとつの貴重な製法として確立されています。

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