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「祖母が持っていた指輪を、孫への結婚祝いとして『リ・デザイン』してください。」 との依頼を受けました。 不思議な色をした石、蛍光灯と白熱灯の下では色が変化します。 ******************************************************** この指輪は、太平洋戦争中のビルマに出征していた兵隊さんが、ビルマから持ち帰ったものだそうです。 現地で親しくなった女性から帰国の際に手渡されたものだとか・・・・・。
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第２次世界大戦中、「ビルマ独立運動」を日本軍が支援していました。
悪名高い「インパール作戦」など、ビルマ方面から生還した日本兵はとても少なかったそうです。
今となっては、この指輪の辿って来た物語りも正確な事実はわかりませんが、『不思議な物語りを持った指輪』として再生してみたくなりました。
当初は石を外して、チタニウムのリングに作り直す予定でしたが、古いリング部はそのままに、チタニウムの指輪で覆うデザインを制作しました。
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