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ペットボトルで 『石けん皿』
『楽に入れられるジョウゴ』の作り方
up data : 27 Mar. 2011
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現在、避難所や物資の手に入りにくい環境でお過ごしの皆様に、何かできることはないだろうかと考えてみました。
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公衆衛生上、被災地では「手洗い」はとても重要です。
でも、濡れたままの石けんは、あんまり気持ちのいいものではありません・・・。
そこで今回は、石けんの余分な水分を飛ばしてくれる『石けん皿』を考えました。
さらに、余った素材から、『楽に入れられるジョウゴ』も作ります。
皆様の毎日が、ほんの少しでも快適になればと願っています。
(このデータは、どなたでもご自由にお使いいただけます。 サイト管理人
: KEIWA より)
完成写真: 「石けん皿」「楽に入れられるジョウゴ」
「石けん皿」は、台所等の洗い場で使う『スポンジ置き』にしても快適です。
※ページの最後に「作り方プリント」のPDFファイルがあります。
******* 作り方: *******
必要な物:
1) 使い終わった1.5リットル・ペットボトル
(炭酸系のものが良いです。)
2) ハサミ
3) カッター
4) 千枚通し(キリでも大丈夫)
『石けん皿』の作り方
今回使用したペットボトルは、炭酸系飲料用です。
側面の凹凸が少なく、水用に比べて、少し厚みもあるようです。
底面の「5個の出っ張り」を基準に加工していきましょう。
水平に入った金型のライン上に千枚通しで穴を開けていきます。
その時、底面の「5個の出っ張り」を基準に、正五角形に穴を配置します。
その五個の穴の中点に穴、
さらにその中点に穴開け。合計20個の穴を開けます。
(なるべく均等に配置すれば、完成が綺麗になります。
20個の穴の位置からおよそ40ミリの位置をカットしていきます。
カッターで切った後、切り口をハサミで整えると良いでしょう。
20個の穴に向けて、ハサミで切れ込みを入れていきます。
次に切れ込みで出来た「ベロ」を互い違いに曲げていきます。
外側に出っ張った「ベロ」は、ハサミで角を落としておきます。
底面には、「水抜き」の穴を開けます。
完成!
なかなかクールなデザインになりました。
小さくなった石けんは、中に落ちます。量が貯まってきたら、合体させればなおGOOD!です。
『楽に入れられるジョウゴ』の作り方
余ったボトルを切っていきます。
側面の平らな場所から、「ベロの形」を切り出します。
長さ約70ミリ×幅50ミリ
角を落とします。
「ベロの形」を注ぎ口に差し込んで、完成!です。
ばかみたいに単純ですが、上の写真のように、ジョウゴから手を離しても安定しています。
注ぎ口の継ぎ目からも、ほとんど水漏れしません!
先日のテレビの映像で、ペットボトルを切って作ったジョウゴを使っていらっしゃる方の映像が流れました。
でも、ジョウゴの注ぎ口を押さえ、苦労して水を入れていました。
ぜひこれを教えてあげたいです!
作り方をプリントにまとめました。
こちらからPDFファイルを開いてプリントできます。
『 ペットボトルで「石けん皿」「楽に入れられるジョウゴ」の作り方 』PDF
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