ここは『さまよえる都市』と呼ばれた『メルヴ』の最も古い遺構、 『エルク・カラ』である。 紀元前6世紀頃に造られた都市メルヴは、 交易の中継点としてシルクロードきっての繁栄を誇った。
また、仏教が西へ伝わった最西端でもある。
「さまよえる都市」とは、街が疫病や戦争で荒廃すると、 その場所を捨て、隣接する場所に再建されたからだという。
そのお陰で、都市遺構が重層的ではなく、 各時代ごとに調査する事が可能になるらしい。
西安からマリまでの走行距離:8025km