アヤソフィア

旅の52日目 10/16
イスタンブールにて
『アヤソフィア』は「イスタンブール」が
「コンスタンティノープル」と呼ばれていた時代、
西暦540年頃に建造されたキリスト教寺院である。

ドームの直径は31m、高さ55m。
石造建築物として、世界最大、最高水準の建築物だった。

力学的な「石造建築の限界点」に近づき過ぎてしまった為、
構造的な歪みが発生し、何世代にも渡って、補強工事が施されたらしい。

内部に入ると、石組みの床が「微妙なゆがみ」で
「波打っている」のが衝撃的だった・・・。
(石なのに!!)

西暦1453年に「オスマン・トルコ帝国」に攻略された後は、
イスラム教寺院として改装され、四隅の尖塔が付け足された。


近年になって、漆喰で塗りつぶされた下から、
『ビザンチン様式のモザイク画』が見つかった。

惜しいかな、イタリア『ラヴェンナ』にある、
同時代、同様式のモザイクほど素晴らしくなかった・・・。
(美術史的には、こちらが本家なのだが)

西安からイスタンブールまでの走行距離:13632km


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