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「レジ袋でロープを作り
8リットルの水を運ぶ方法」
up data : 21 Mar. 2011
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現在、避難所や物資の手に入りにくい環境でお過ごしの皆様に、何かできることはないだろうかと考えてみました。
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昨日の新聞に、被災地の方々が苦労されていることの中に、「水運びが大変だ」という声がありました。
そこで、レジ袋をロープに加工して、2000ccペットボトルを4本(重さ8kg)を運ぶ方法を考えました。
合わせて、知っていると便利なロープワークも解説します。
皆様の毎日が、ほんの少しでも快適になればと願っています。
(このデータは、どなたでもご自由にお使いいただけます。 サイト管理人
: KEIWA より)
完成写真: 「8リットルの水を運べます」
※ページの最後に「作り方プリント」のPDFファイルがあります。
******* 作り方: *******
必要な物:
1) 2000ccペットボトル×4個(四角いデザインで、中央にくぼみがあると良いです)
2) レジ袋(サイズは中)×6枚
3) ハサミ
レジ袋をハサミで切ります。
細長く丸めていきます。
6枚の袋なので、12本のロープになります。
次に、丸めたものを『電車結び』でつなげていきます。
8本つなぎ(約3m)
4本つなぎ(約1.5m)
の2本を作ります。
『電車結び』の方法です。
この結び方は、ロープ同士をつなげる時に使います。
引っ張るほどにきつく締まって、とても強い結び方です。
2本のロープが出来ました。
ペットボトル4個をまとめ、ボトル中央の凹みを利用して『丸太結び』で固定します。
『丸太結び』の方法です。
この結び方は、文字どおり丸太を結ぶ時に便利です。
いくつかのものをまとめて固定したい時に使います。
ワッカを二つ作って、その中に品物を差し込むようにすると楽に結べます。
結び目は、品物の「角(かど)」にくるようにします。
こうすることで、ゆるみにくくなります。
余ったロープはたるみを取りながら、対角で『本結び』にします。
『本結び』の方法。
本結びは良く知られた結び方ですね。
しっかり結べて、ゆるめる必要のある時は、簡単にゆるめられます。
上の写真のようにロープの端の片方を持ち、ツンツンと引っ張るとゆるんで来ます。
「4本つなぎのロープ」を持ち手にします。
ペットボトルの間を通すようにして、十文字に結んでいきます。
こうすることで『丸太結び』がゆるみにくくなります。
持ち手の長さを調節して、『本結び』で縛ります。
完成です。
持ち手にタオル等を巻くと手が痛くありません。
実際に作ってみると、レジ袋のロープはかなりしっかりしています。
もちろん、本当のロープが手に入ればその方が良いのですが、ロープワークは覚えておいても損は無いと思います。
作り方をプリントにまとめました。
こちらからPDFファイルを開いてプリントできます。
『 レジ袋でロープを作り、8リットルの水を運ぶ方法 』PDF
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