大ぜいの前や、えらい人の前、面接など緊張する場面では、誰でもあがります。全くあがらなかったら、それは病気です。そういった場面では頭の回転が良くなるようにアドレナリンが出るので、本当は喜んでいいところです。
とはいっても、「あがってしまうと何を話したらいいのか、頭は真っ白、心臓は人に聞こえそうなくらいドキドキとなっているし、顔が赤くなるのがわかる・・・。こんな状態で話などできない。一度失敗したことがトラウマになってますますひどくなる」方が大勢いらっしゃいます。
私もそうでしたからその悩みはよくわかります。でもどんなにひどいあがり症の方でも、治らなかった方は一人もいらっしゃいません。
先ず、あがることの原因を考えてみますと、大きく分けて次の2つです。
・心理的なもの・・
恥をかきたくない、いいところを見せたい、また失敗したらどうしよう、
etc.と思うことが益々あがることに拍車をかけてしまうのです
・内容的なもの・・
準備していない、よく理解していない、話すことがない等の時など、
心理的要因とあいまってよけいあがってしまいます
教室では同じような悩みを持った仲間といっしょに、1回でも多く人前で話す訓練をします。皆さん我がことのように真剣に聞いてくださいますので、はじめは名前さえ言えなかった方でも、話す喜びを感じるようになります。それが自信になって知らないうちにあがっても、すぐ平常心近くに戻ります。
また、人にわかってもらうことを考えながら話すようになるので、話もまとまってきます。
水泳の本をいくら読んでもカナヅチは治りません。実際に泳ぐことが一番ですが、いいコーチにつけば早く泳げるようになります。
それと同じで、あがり症もいいコーチについて、仲間の前で話すことが、克服できる近道です。
「あがり症をなんとかしたくて、今まで何十万もかけて催眠療法などをやったが、すぐ後戻りばかりだった。この教室は一番安くて、一番効果があった」受講生の中でこんなことを言った方がいらっしゃいます。
是非お近くの話し方研究会「フィリア」の話し方教室で第一歩を踏み出してください。 |