VEVTOR MEN
WARRIOR OF THE EARTH |
「VEVTOR MEN(ベクターメン)」
韓国オリジナルの戦隊ヒーロー、日本風に言うと「地球戦隊ベクターマン」という感じか?
韓国の特撮物というと「ファイティングマン」等のどこかチープな感じのする映画作品が有名だが、どっこいこの「VEVTOR MEN」は、そのまま日本放送ができるのではないかというほど、デキの良いTVシリーズだ。
特撮はビデオ合成ながらCGをふんだんに使っており、低予算ながらもクオリティーの高い作品だと思う。
(CGシーンはロボの変形シーンや敵基地の全景など、ミニチュアの代わりに使われている場合が多い)
変身シーンや、ロボットの変形シーンなど、ひそかに日本以上のデキなのではと思うほどだ。
ヒーローや怪人の造形もデキが良く、昆虫等をモチーフにしたかなりカッコイイ敵怪人が毎回登場する。
また、話の作りも日本の戦隊シリーズの流れを踏んでおり、言葉が解らなくても何をやっているのかわかる程。
採石場や、遊園地のメリーゴーランド前での戦闘など「わかってるなぁ」と思わせるシーンも多い。
(余談だが1話の怪人はクモ怪人である。戦隊とは関係ないが、)
「ストーリー」
3000年前、悪のサタン帝国に故郷のビーナス星を滅ぼされたリディア姫は、地球へと逃れ3人の地球人に正義の心と強力な力を秘めた戦士のDNAを移植し眠りに付いた。
時が流れ、サタン帝国の魔の手が地球へと迫ったた時、かつて戦士のDNAを移植された地球人の子孫である3人の若者が、体に浮かんだ謎の紋章に導かれ眠りに付いたリディア姫と出会う。テコンドー、ボクシング、柔道の達人である3人の若者は、それぞれ「VEVTORMEN TIGER」「VEVTORMEN EAGLE」「VEVTORMEN BEAR」に変身、悪のサタン帝国と戦う。
正義側はヒーロー3人とリディア皇女とマスコットロボの「ポゥ」
敵側は女帝「メドゥーサ」とそのヘナチョコな小姓「ゲロ」、実働隊長の「コブラ」とオカマの副官「デビラ」、戦闘員(戦闘員には頭部のデザインの違う高官と科学者がいる)
「VEVTOR MEN」の必殺ワザは3人のエネルギー波を合わせて発射する技。(名前わかりません)
物語途中で怪人が巨大化可能になり、「VEVTOR MEN」もジェット機から変形する巨大ロボ「GIANT ROBO(ベクターメンジャイアント)」で対抗する。
「玩具」
玩具はプラモデルがで有名な「アカデミー」からジャイアントロボのトイやベクターメンのソフビフィギュア、変身ブレス型腕時計など各種が発売されている。
「ジャイアントロボ」
ベクターメンのロボット「ジャイアントロボ」(左側)とメガボイジャーの比較
「GIANT ROBO」は、3サイズ発売されており、どれも変形可能。
小サイズ2つはそれぞれ違った省略の仕方で変形する。
小サイズは足の回転が差し替え、中サイズは腰の回転で設定とは異なる変形を表現。
(画像はどれもシール未使用状態なので物足りないイメージ)
DX版はフィギュア3体付き
このフィギュアはロボに搭乗可能。
背中からフィギュアを搭乗。
搭乗したフィギュアは、腰の模様に連動して胸に移動する。 この時、頭部が腰模様と逆回転で変化 各ヒーローがメインパイロット時に顔が変化、違った特性を表すことが出来る。(作品中でも活用) オーレンジャーロボのヘッドチェンジに近い感じか? ちなみに「TIGER」状態が汎用、「EAGLE」が俊敏さと打撃(ヘルメットのおでこにフィン状の角が迫り出す)、「BEAR」時は怪力と火力(両脇の角が倒れてキャノンになる) |
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細かい部分だが、足の可動もうれしい。 |
車輪もきっちり再現。 |
「フィギュア他」
○左がソフビのセット
ロボ、怪人、ベクターメン・タイガー(赤)、ベクターメン・イーグル(緑)、
ベクターメン・ベア(黒)入り、真ん中のバッチはマスコットロボの「ポー」
○隣が変身ブレス(左)とキャラウォッチ(右)どちらにも時計機能が入っている。
ビデオは全6巻、1〜2巻のみ2話と半分ずつ、それ以外は2話入り。(全13話)